いつもお世話になっている、ドラマーのK君がジャズバーを卒業するらしい。と言っても、ホストミュージシャンを卒業するだけで、これからはちょくちょく普通のお客さんとして来るそうなのだが。ともあれ、皆で送迎会を開く事となった。実は僕、10日近くピアノに触れていない。取り敢えず練習をするも、やっぱり指が回らない。自宅に戻ってからも少し練習したけど、どうにもこうにも。
バイクでジャズバーへ向かう。店内は常連さんと一般のお客さんでごった返していた。既にセッションは始まっている。今日はちょっと長い夜になりそうだ。しばらくして僕も呼ばれ、『Alone Together』なんぞを弾いてみた。悲惨だった。最後の日くらいは多少マシな演奏を見せたかったんだけども、結局K君には迷惑をかけっぱなしになってしまった。情けない話だ。
K君にはかなり長い事(8年くらい?)、このお店でお世話になっていた。今でも十分に若いのだが、それ以前から非常にレベルの高いドラミングを披露してくれていて、何でも出来るしフォローも万全という素晴らしいドラマーなのだ。寡黙で真面目で、どんなリクエストにも答えてくれるその彼が、今月いっぱいで抜けてしまうというのは本当に寂しい。でも多分、またここですぐに会いそうな気がするけど。何はともあれ、ホントお世話になりました。有難う、また遊んでやって下さい。
この後、何故かミュージシャンにまみれた中でUNOをやった。いつ以来か思い出せないが、異様に白熱した。
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