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PLAYISM3周年パーティーに行ってきました(記事)

  • 2014-05-11 (日) 0:30
  • 日常

PLAYISM3周年パーティが開催されるとの事で、昨年と同じく喫茶店を兄に任せてお邪魔しに行ってきた。開場は昨年と同じく、大阪・北浜のイタリアンレストラン エズ。いつ来てもゴージャスな雰囲気のあるお店だ。そんなお店を丸ごとゲームで埋め尽くすというんだから贅沢な話である。サブタイトルに「(特に何もしない会)」とついているんだけど、さてさてどうなりますか。

もうご存知かもしれないけども、少しだけPLAYISMさんの説明を。PLAYISMさんは、日本のインディーゲームを世界に向けて配信しているPCゲームプラットフォームだ。運営元の株式会社アクティブゲーミングメディアさんがローカライズ(翻訳)を本業としているため言語関係に恐ろしく強く、日本のゲームを海外へ、また海外のゲームを日本へ展開する事に尽力されているサービスである。最近では国内インディー界屈指の技術力を誇る『アスタブリード』や海外で名だたる賞を総なめにした『Papers, Please』などを配信して話題を呼んだ。

こう書くと堅そうな印象を受けるんだけども、中の人は実にフレンドリーで開発者・ファンとの距離も近く、皆で盛り上げようという姿勢を前面に打ち出している。今日のパーティーにしても、参加費さえ払えば開発者だろうがファンだろうが、誰でも参加が出来る緩いイベントなのだ。インディーならではのスタイルかもしれない。

さて、実は僕、開場の2時間前にPANDAさんに呼び出されて会場入りした。「昼飯にカレー食いに行こうぜ!」との事だったんだけども、わざわざそんな早くに呼び出すんだから何かあるな…と思ったら想像以上のネタを用意してましたよこの人。そのうち公開されると思うのでお楽しみに。と思ったら公開されてた。ヤバい。

PANDAさんの策略も無事完遂し、そろそろお客さんも入ってくる頃だ。さあ誰がやって来るかな、と思ったらしょっぱなから先日僕を異次元に飛ばした家主さん改めN師匠がやって来た。手にとんでもないものを抱えて。「CPUの無いゲーム機持って来たよ!」って、それ任天堂のテレビゲーム15じゃないですか。1977年、つまり僕が生まれた年に発売された、任天堂初のゲーム機。ファミコンの前。横にあるのはエポック社のテレビベーダーだ。「テレビに繋げる為に、念の為ビデオデッキも持って来た」、流石としか言い様がない。

備え付けてあったPS4を外し、テレビゲーム15をセットアップする我々。若いお客さんが多いためか「何ですかこれ?」と不思議そうに尋ねてくる人が多かった。そりゃ知らないですよね、僕もこれ幼稚園の時に1回遊んだっきりだし。チャンネルサーチ等に苦労しつつも、ようやく映し出されたゲーム画面に歓声が上がる。すぐに対戦会が始まった。外国人のお客さんも大喜びである。「テレビベーダーの解像度が低いのって、ほら、昔テレビってチャンネル変えたら右上にチャンネル数出たでしょ?あの仕組みを使ってるのよ、だからあの解像度」とN師匠。知らんかった!

メインのプロジェクタでは、先日PLAYISMさんとiOSで発売されたばかりの『ケロブラスター』が遊べるようになっている。開発室Pixelの天谷君( @amaya_pixel, @StudioPixelJP )最新作である。みんな長い事待っていただけあって、リリース直後にPLAYISMさんのサーバが落ちるという快挙(?)を達成した。写真はPANDAさん、先日ウチに遊びに来て頂いたOnion Gamesの木村 祥朗さん( @yoshiro_kimura )、天谷君。

写真を撮りそこなったんだけれども、PLAYISMマンのジョシュさん( @BudokaiMR2 )、ナイヤンさん( @thetrin )のコンビも元気だった。いや、ジョシュさんは「サーバがダウンして、怒られてね…」と凹んでたか。それでも先日産まれたばかりのジュニアの動画を見せてくれて、親バカっぷりをアピールしていた。おめでとうジョシュさん!

2階ではFullPowerSideAttack.comのなんもさん( @nanimosa )がTorqueLのパーティーバージョンを持ち込んでいた。全ステージクリア出来たら何とTシャツが貰えるとの事。コンティニューは無限に出来るので、時間をかければクリア出来る筈となんもさん。実際、何人ものプレーヤーがTシャツをゲットしていた。クリアした人が横からアドバイスを行い、かなり白熱したTorqueL大会。その中には、この人も。

ゲーム(足)パフォーマーのコッペリアさん( @doll_coppelia )である。昨年のPLAYISM2周年パーティーで華々しく足デビューし、今年のBitSummitでも足で対戦相手を蹂躙し続ける活躍を見せ、挙句フランスのゲームニュースサイトでデビュー(エンディングに注目!)してしまった石川県の星だ。様々な無茶振りをされるも、しばらくすると手と同じようにスイスイ操作してしまう。TorqueLは同時押しがあるから足じゃ厳しい筈だったのに、ちょっと目を離したらクリアしてるよこの人。どうなってんの。

そんなコッペリアさんの活躍を鋭い眼光で見つめる開発者が居た。NIGOROのボスことならむらさん( @naramura )である。「最近ちょっと調子に乗ってるから、こらしめてやろうと思って」と謎のソフトを起動。

プロジェクタにデカデカと映し出された『vs足』の文字。何だこれ。てか、事前に「3周年パーティー、特にネタなし」って言ってたじゃないですか。

爆発的な笑いが起こった。果敢に挑むも、成すすべなく踏みつぶされるコッペリアさん。上から、右から、左から足が飛んでくる。『vs足』ってコッペリアさんの事だけじゃなくて、ホントに足と戦わされるって意味なのか。後から聞いた話では、「あれ、どう頑張っても最初の部屋から出られないように調整した」とならむらさん。つまり、公開処刑じゃないですかこれ。安らかに眠れ、コッペリアさん。

こちら、必死にもがくコッペリアさんのプレイ動画。下は今日一番良い笑顔をしているならむらさん。嬉しそうで何よりです。

昨年と同じく、パーティーは何か特別なイベントがある訳でもなく自由に交流する事が出来た。飲んで食って遊んで話して、それぞれにパーティーを楽しんでいる。ソファ席のほうへ目を向けると、昨年と同じく関東からやって来た怪奇瘴忌譚のはしもとさん( @HashimotoRST )、ARTIFACTSの樹さん( @ARTIFACTS777 )、漫画描きのすぎむらさん( @tokiwa777 )が怪しげな会合を行っている。覗きに行くと「いま怖いフリーソフトを探してるんですよ」とはしもとさん。様々なイベントを通じて出会ったこの3人、とても仲が良いのでそのうちチームを組むんじゃないかとにらんでいる。

ゲームファンの人も沢山来場されている。いつもtwitterで遊んで貰っているオブルダさん( @ob_luda )、dekoさん( @ldekol )、関東から来られたまたの名をsuiheilibeさん( @Antouchable )。3人とも去年も参加しているという熱心なファンだ。オブルダさん、コッペリアさんのお守りお疲れ様でした。先日HOTLINE TOKYOのチャットでお世話になったブリックさん( @gr_brick )も居られて驚いた。

Unity組も元気で、JumpGunの久野裕介さん( @YusukeHisano )、くるくるさん( @mkd214 )、ラクガキ忍者の夜食さん( @iwatowake )もゲリラ展示していた。それを見守るはUnityやHSPでゲームを作りまくっているMaruchuさん( @Maruchu )。いろいろ悪い話をさせて貰った。

こちらは実況組、Yuryiさん( @Yuryi_jp )、SORUさん( @chirorian0154 )。SORUさんは助手のやまねさんと来られている。どちらも熱心な女性ニゴラー(NIGOROのファン)で、東京から遊びに来られている。BitSummitにも遊びに来られてましたよね、根性あるなあ。SORUさんとやまねさんは、先日ウチにお茶を飲みに来られている。あれ、ひょっとして3月、4月、5月と毎月関西に来られてません?

パーティーのDJは昨年と同じくJustin Pfeifferさん( @xanadujin )が、そしてG☆Eさん( @G_E_sfc )も参加されていた。MSX2のMETAL GEAR2のOPかけてましたよね、とJustinさんに話しかけたら「解ってくれた!?嬉しいよ!」とハグされて照れる。ザナドゥTシャツのJustinさん、翻訳者でもあってホントに日本語流暢です。長丁場お疲れ様でした。

他にもピグミースタジオの小清水さん( @PygmyStudio )、Nyamyamの東江さん( @nyamyamJP )やMighty No.9のコンセプトさん( @comcept_jp )、SilverSecondのSmokingWOLFさん( @WO_LF )、窓の杜編集長の中村友次郎さん( @finalbeta )、ライターの石田さん( @wis_Arle )、同じくライターの死に舞さん( @shinimai )ともお会いして話をさせて頂いた。「去年twitterで見てて、物凄く羨ましかったから今年は絶対行こうと思ってたんですよ」と中村さん。死に舞さんは、何と僕にまでインタビューを。

この辺りでパーティーはお開きとなり、二次会がスタート。去年は10数人だった参加者が、今年は30人近く居る。「えー、一次会で帰った人たちは薄情者です」というPLAYISM 水谷さん( @playismJP )の挨拶に大きな笑いが。酒を飲みながら皆ワーワーやり出した。

勿論二次会もゲームの話ばかり。はしもとさんのテーブルでは、何と『RPGツクール for mobile』で盛り上がっていた。iアプリ専用のRPGツクールで、僕は存在すら知らなかったんだけれども、このテーブル、何と制作経験者が3人も居る。Maruchuさんも思わず「レア過ぎる集団だ…」と震えていた。

更にお土産渡しや突発的サイン会が行われた。コッペリアさんが大量に持ち込んだ色紙が飛び交い、沢山の人にサインが届けられた。一番下の色紙。La-Mulanaファンならば衝撃の一枚ではないだろうか。

で、その配った張本人が貰ったサインを忘れて帰っちゃうんだから、もうね。取り敢えず僕が預かる事にしておいたので、欲しかったらまた京都まで遊びに来て下さい。2時間近く続いた二次会もそろそろお開き。来年は一体どんなパーティーになるだろうか。更にカオスな進化を期待しつつ、今日の所はお疲れ様でした。

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