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2012-12-03

iPhoneとの戦いが始まる

iPhoneで、友人から送られてきたSMSに返信すると、何故か自分にも返信が帰って来るという謎の現象に悩まされていたのだが、上記のQ&Aで無事に解決。何じゃそら。他は今の所、それほどおかしな挙動も無いけど、直接USB経由で中身が覗けないのだけが不満。iTunesは可能な限り、入れたくない。

最前線で10年戦ったプロの実力

変態デザイナーのKちゃん(通称:姉さん)来たる。InDesignの手本を見せに。展覧会に出す作品の相談に。そして、近所のつけ麺屋さんへ行くために。

事務所に入るなり、「同棲する事になりましたグヘヘ」とのたまう姉さん。ちょ、ちょっと待って。つい先々月に顔合わせて、先月付き合いだして、もうか。楽器と動物OKの物件を探してるとは聞いてたけど、何もかもトントン拍子でラブラブか。しかもウチの近所とはどういう事か。お父さん赦しません。毎日手料理作ってるとかノロケられて、ええいもう勝手にせんか。

続いて、姉さんのお仕事公開コーナー。プロの、本気のInDesignデータ。職業デザイナーやからと謙遜してるけど、いやいや恐ろしいクオリティ。細部に目をやると、色んな苦労が見えてきて胸が締め付けられる。これ見開きで4時間とか狂ってる。おかしい。申し訳ないけど狂ってる。色々細かい解説をして貰うんだけども、ホンマにもうね。信じ難いわ。ちょっとした表現なんかも抜群に上手くて、非常に非常に参考になりました。

お次は展覧会の作品について。高校の先輩から「出すよね?」とサラッと言われて出す事になってしまったらしいのだが、人間国宝のお弟子さんから超有名な商品のパッケージデザイナーから、そうそうたる面子に囲まれて死にそうと姉さんは頭を抱えていた。僕だったら逃げる。色んなネタ出しに付き合うも、これといった決定打が出ず、後は姉さん頑張って下さい。

ちょうど晩飯の時間になったので、僕がよく行くつけ麺やさんにご招待。ラーメンバカでもある姉さんにお勧めをご馳走した。どうやった?と軽く聞いてみたら、恐ろしいくらいに分析された返事が返って来てビビる。この人、マジですわ。マジのラーメンバカですわ。

で、ここからが今日の本番だった。僕の作ったデータの、ダメ出し。元は何気なく、自分のデータを見せてみただけだったのが、ハイパーダメ出しタイムに突入。姉さんの顔が歪んだ。またと無い機会と感じた僕、赤ペンを渡して印刷物にガチで赤入れして貰う。もうどれもこれも、何で気付かなかったというポカばっかり。うわーとかギャーとか悲鳴を上げる僕。一瞬見ただけでこれか。文字通り、真っ赤になっていく僕の印刷物。また、レイアウトの常識的な部分が抜けているのも沢山指摘して貰え、ハンパ無く為になった。ずっと独学だった僕、何が正解で何が間違いか、今日までずっと手探り状態だった。それが一気に、眼前がスパーンと広がった感じ。ダメ出しされて、幸せ。

更には姉さん、僕の前でお手本を見せてくれた。Win版のInDesignという事もあって、「キーボードが慣れんのじゃー!」と何度も叫びながらの作業となったけど、それでも見事なまでに紙面を仕上げていく。ぐうの音も出ない程、整った、見易いデザイン。天と地、月とスッポンとはこの事だ。ただ、使っていたテクニックは僕でも十二分に理解・応用出来るものばかりだったので、積極的に盗ませて頂く事に。過去最高に姉さんを尊敬した一日だった。

でも、合間に僕を使って乳首当てゲームをするのはやめて下さい。セクハラです。

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