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2012-11

着る毛布は85点

着る毛布、非常に具合が良いんだけども欠点が二つある。ただ、これ一般的じゃない気がするので話半分でどうぞ。

一つ、隙間が空いた場所が恐ろしく寒い。ガッチリくるまっていれば寒さは全然感じないんだけど、身体を動かしたりした時に隙間が空いて、そこから冷気が入ってピンポイントで凍える。上半身はボタンがついているのでしっかり包まれるんだけども、下半身は洗濯バサミなんかが大量に必要かと。特に、僕みたいなデカい人間には必須。170cmくらいまでの人なら、そうそう隙間は空かない、かな。

一つ、着脱に時間がかかる。適当に脱ぎ散らかした場合、次に着る時、どっちが上でどっちが下か、どっちが前でどっちが後ろか解らなくなる。いや、普通に着脱すればそんな事は無いんだろうけども、事務所から喫茶店へスクランブル発進する際には脱ぎ捨てるしかないのだ。で、帰ってきて着るのに時間がかかって、その間寒い寒い。地味に毛糸のモロモロが付くのもあって、脱いだり着たりを繰り返す人にはあんまり向いてない気がする。

しかし、これらの欠点を差し引いても着る毛布の実用性はガチである。足元が冷える件に関しては、レンジで湯たんぽ等の導入を検討している。今年は暖房無しで、何処まで行けるだろうか。

ムーって昔憧れましたよね

たまに飛んでくるムーのネタがいちいちツボに入る。良いわー、こういうの良いわー。

大阪であたふたする

ちょっと大阪の方へお出掛けに。

  • 久々にスーツ着たけど入った
  • 久々に京都バス乗って整理券取るの忘れた
  • 久々に人前で歌ったのが君が代
  • 経済学は意外と面白い
  • 『イメージ<理屈』の難しさ
  • 京都と大阪の違いは『緩さ』
  • 「上野にキャバクラ作ったんですよ」
  • 営業は向いてない
  • マンネリ化を自己反省

収穫があったのか無かったのか解らないまま、23時帰宅。たまにはスーツも悪くないなあと思ったけど、革靴だけは相変わらず慣れんな。

スコップ・シャベル論争

午前中からウチのTLでも大論争を巻き起こした、スコップ・シャベル話。小さいほうをスコップ、デカいほうをシャベルって言うんが普通ちゃうんか(サミエルさん「シャベルカーって言うやろ!」)と関西勢。関東勢でもこの辺りの認識はバラバラで、JIS規格では足をかける部分があるものをシャベル、無い物をスコップとか、小さいヤツは『移植ごて』って言う(でも説明を見に行ったら片手で持つ小型の『シャベル』って書いてある)とか大混乱。結局オチも何もついてないんだけど、これ実際どうなんだ。色んな人に聞いてみたい。

まさかのDF POPコン

千葉のデザイナーSさんのtweetを見て調べてみた。この太陽の党のフォント、DF POPコンそのまんまだ。そこらの電気屋でも売ってる、100個数千円のフォントセットに入ってるあれじゃないか。仕事で使う事はあるかもしれないけれど、おおよそベタで政党のロゴタイプなんかに使うシロモンじゃない『安い』フォントだ。中身を反映している、というのならば納得。誰がこのフォントを選んだのか気になる。ライセンスとかちゃんとクリアしてるんやろうな。

三度全自動引きこもり機


回を増すごとにどんどん技術が進歩していってる『全自動引きこもり機』。元は、スイッチを入れたら自分でスイッチを切るという機械だったのだが、ここまでパワーアップするか。ハード面だけでは飽き足らず、映像編集にまで凝りだしたぞこの人。映画化決定ってコメントもあるけど、これすでに映画だろ。技術部は変態揃いだ。

どうしてもこうなってしまう二人

A君来訪。お昼を一緒にとの事だったので、いつものつけ麺屋さんへ…と思ったら定休日。仕方なく、この辺りで一番行列の出来るラーメン屋へ行く事に。幸い12時前だったので行列も無く、帰る頃には行列が出来始めていた。

事務所に戻る。喫茶店のほうでは、オトンとオカンが明日から始まるギャラリーの準備をやっている。レイアウトやキャプション、ライトの位置で迷っているらしく、僕ではなくA君に助言を求め始めた。僕が指摘しても言う事を聞かないのに、A君が指摘するとササッと動くオカン。ええい。

事務所へ戻る。A君は最近家の外で作業場を確保して、そこで毎日かなりの時間仕事をしているようだ。環境的にもかなり集中出来るらしく、実際今までよりもずっと早く作業が進んでいる。やっぱ自宅やウチでは脱線しまくるからアカンよなあ。今日も相当沢山雑談したけど、合間に「さ、仕事仕事…」と真面目モードに入るA君が居た。こんなんA君じゃない。おのれ作業場。

ローカライズの話。最近のゲームは、ローカライズをするとなると『Score』の部分まで『スコア』に変える事があるらしい。えええ。そこはそのまんまじゃないと雰囲気出んやろ、と思うんだけども、「何で中途半端に英語残ってるんですか」って苦情もあるらしい。これ、ひょっとして年代によって認識の差があるんやろうか。僕らの時代なんか、当初ひらがなが出ただけでも斬新な気分になったのに。良くてローマ字表記。

トップページの絵、どないしたん?と聞いてみたら、「最近、理屈をすっとばしてフィーリングだけでモノづくりするようにしたんよ、そしたらすこぶる調子良くて」と。この絵は、そのスタイルの賜物らしい。「これでも結構色々考えてるんよ、配置とか背景とか、下書きもするし」「以前はこういうの躊躇してたんやけど、最近解って貰える事に気が付いて書き始めた」、なるほど。ついにブレーキを踏むのをやめたか。間違いなく絶好調で、喜ばしい。知らん人が見たらビックリするやろうけども。大半の人は知らんか。

ここで、そうそう、こんなんあるんよと『ゴールデンラッキー』を投入。A君の手が止まった。どうやら近しい何かを感じているようだ。しばらく黙って読んでいたのだが、小さく噴き出した。「面白いわ…」と白旗を上げたA君。えの素の作者さんよ、と言ったらちょっと喜んでた。『ゴールデンラッキー』と『えの素』、子供に読ませるのを躊躇うのはどっち?という質問には「えの素のほうがヤバい、子供でも理解出来るから」と返答。「ゴールデンラッキーは常識に染まった大人が読むからこそ違和感を感じて面白い訳で、常識に染まってない子供は違和感を感じず普通やと思ってしまう筈」、おおー。

【事前にご注意】下記の動画(トレーラー)、そこそこショッキングなのでご注意を。

その流れで話がどんどん明後日の方向へ。A君が「忘れられない映画」と称したお気に入りのカルト映画『ミート・ザ・フィーブル 怒りのヒポポタマス』の話になった。あれ、ホラー映画よね?と言ったら「赦さーん!」と怒られた。正しくは、超ブラックユーモアスプラッター人形劇(多分R指定)。でもこれが、良く出来てる。色々限界を超えたヤバいシーンはあれども、個性豊かすぎる登場人物が抱えるストーリーが(半ば強引に)一本になっていく行程が素晴らしい。ただのゲロ映画ではなく、深いテーマが存在する名作なのだ。ちなみに監督はピーター・ジャクソン、後の『ロード・オブ・ザ・リング』の監督である。

とまあ、いつもと比べたら少しだけ仕事してるような気がしたけども、大半はシュールな会話で終わった気がする本日。どうぶつの森DL販売フィーバーとか、ターゲット層の話とか真面目な話もしたけれどもね。思い出すのはロクでもない話ばっかりで。

3Dプリンタの新しい使い方

TLより。立体物を印刷出来る3Dプリンタを使って、こんな事が出来るというデモ。いやはや、その想像力と技術力に度肝を抜かれた。写真を取り込むだけで、こんなにも高精細の断面を取得出来るのか。3Dプリンタの精度も素晴らしい。

宝ヶ池で遭難しかけた

あんまり天気が良いもんで、原チャで宝ヶ池に行ってきた。実は長い事京都に住んでいながら、宝ヶ池を訪れた事が無い。ネットで調べたら紅葉が綺麗との事だったので、カメラを持っていった。道中の温度計が20度になってたけど、ホンマかいな。

入ってすぐの所で、けたたましい鳴き声を上げている物体発見。パンくずを持った方が現れて、直に餌をやっていた。いや、これちょっと怖いサイズですわ。何となく近寄るのを躊躇うレベルのデカさ。

池と名が付くだけあって、宝ヶ池はデカい池になっている。グルッと外周を歩けるようになっているのだが、まだあんまり紅葉している木が無いではないか。時期が早かったか。何とか紅葉しているカエデを見つけて撮影した。仕事用の写真なので、ここでは割愛。

それにしても、何かあちこちに無防備な動物が居るな。主に鳥が多いんだけども、猫もかなり無防備だ。初対面で近寄って触っても、特にこれといった反応が無かった。一見さんにはこれといったサービスも無いらしい。残念ながら僕、行きつけの店あるんで。

と、ここまで歩いてきて、ちょっと魔が差した。地図を見てみると、ショートカット出来そうな山がありそうじゃないですか。池の周りは小さな山に囲まれてるんだけども、それなりに斜面も緩やかで登りやすそうだ。ひょっとしたら頂上は見晴らしが凄く良いかもしれないし。いっちょ行ってみるか。

登り始めて5分と経たずに後悔した。緩やかなのは最初だけで、しばらくしたら木を掴まないと登る事もままならない勾配に。しかも獣道すら無く、ひたすら木を縫いながら斜面を登っていくしかない。ところどころに丸太の山や遭難防止用のカラーテープが存在している所を見ると、やはり誰かはここへ来ているようだが…

15分ほどで、恐らく頂上と思われる場所に到着。360度、どこを見回しても木だらけで景色が見える気配が無い。心が折れそうになるが、下山しなければどうにもならない。取り敢えず、当初考えていたショートカットを実現すべくその方面へ歩を進める。が、謎の植物が蔓延って真っ直ぐ進めない。必死に踏ん張りながら、出来る限り真っ直ぐなルートを探す僕。ここにも丸太の山やカラーテープがある。遭難はしていない。大丈夫だ。僕は何をやっているんだ。

10分ほどでようやく下山に成功。もし降りてきた場所が全く違う場所だったら…落石防止用の金網が張り巡らせられていたら…と気が気では無かった。収穫は全く無い。全身から色んな汗を拭きだし、倒れ込みそうになる。幸い、散歩している人とは遭遇しなかった。山の中からこんな大男が突然降りて来たらマタギを呼ばれたかもしれない。僕は、アホだ。

栗阿彌食べたい

TLで京都銘菓の話になって、一番好きなんって何かなあと思い出してたらこれが出てきた。栗阿彌(りつあみ)。出会ったのは学生時代、地方テレビ局のバイト中。ロケで若菜屋さんにお邪魔した時に試食させて貰ったのだが、まあこれが美味いの何の。渋皮が残ったまんまの栗を、蜜に漬け込んだというもので、渋皮がある事を忘れさせる上品な甘さ。和菓子に疎かった僕でも目からビームを出すレベル。一気食いなんて勿体無くて出来ない。価格的にも。高いだけの価値はあるので、興味のある方は是非お試しを。あとついでに僕にも1個分けて下さい。

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