Home > 日常 > 洞窟物語のウラガワのウラガワ・本番檀上編

洞窟物語のウラガワのウラガワ・本番檀上編

  • 2011-11-03 (木) 0:45
  • 日常

始まってしまえばそれほど緊張も無い。僕の出番は第2部からなので、第1部はカメラマンとして徹する事にした。会場を見渡してみると、大体20代くらいのお客さんが多そうな感じだ。そして、思ったより静か。黄色い声も、ヴォーという雄叫びも無かった。みんな凄くマジメに話を聞きに来ている感じ。やや固い空気と言えるだろう。

イベントを見られた方なら何となく想像出来たとは思うのだが、今回のイベント、台本があるようでほとんど無い。三部構成で、最低限度の流れはあるのだが、事前の打ち合わせで「カッチリ決めるより遊びがあるほうが絶対面白いから、合間合間の部分はその場の流れで」とPANDAさん。なので、とにかく天谷君と二人で過去のデータを大量にサルベージし、毎夜GmailやSkypeでネタ出しを行っていたのだ。年表なんかも作ったりしたが、これはまたいずれ。

最初に場が和んだのは、ニコ生が表示された時だった。突発的なコール&レスポンスが生まれて、会場が笑いに包まれる。これも全く打ち合わせ無し。どのタイミングでニコ生が来るか、しっかり決まっていなかったのだ。ちなみに、ニコ生だとお客さんの声はかなり小さく聞こえたが、マイクバランスの加減で小さく聞こえるだけで、実際はかなり大きな笑い声が響いていた。

さて重大発表…という所で、天谷君がやらかした。ジョブスばりに尻ポケットにしまっていたDSが、ひっかかって出てこない。会場大爆笑。数少ない台本部分なのに、ここで天然炸裂かと関係者全員、肩を震わせた。PANDAさんのナイスフォローで事なきを得たが、今度はそのPANDAさんがタイロンのビデオメッセージ再生でやらかして、もうしっちゃかめっちゃか。場は完全に暖まった。ここで第1部終了。休憩中にお互いのやらかしを称えあう出演者たち。今さっき気付いたのだが、ひょっとして、台本のある部分ばっかりやらかしてないか。実に天谷君のイベントらしい。

そして、第2部。まさかのホワイトボードスタート。いつの間にか楽屋から運び出されていたようだ。後程ならむらさんが、「ホワイトボードは写メられるのに、その横に居る俺らは写メられないのが凄いシュール」と語っていた。確かに、新しいタイプの晒し者みたいだ。

ともあれカオスな幕開けとなった。この辺りから、段取りがどうとかよく解らなくなっきている。程無くカメラマンとして潜んでいた僕に壇上から声がかかって、ついに登壇。驚いた。物凄い大きさの拍手を頂いたのだ。

僕は開発者でもなければ、ゲーム業界関係者でもない。天谷君と長い付き合いの腐れ縁というだけで、他はこの檀上の皆さんに遠く及ばない、ただのWebデザイナーだ。それをこれだけ受け入れて頂いたというのは、皆さんの優しさと、天谷君の作品への愛があったからこそだろう。心より、お礼申し上げます。

それにしても僕、最初滅茶苦茶テンパってたな…皆さん本当に申し訳ないです。

ところで、後からガジェット通信のスタッフさんから聞いたのだが、ニコ生の方で『黒くないぞ!』『黒いのに白い』『しろいひと』『765社長を見習え!』等というコメントを大量に頂いたようで。お詫びに、僕の文字通りの黒歴史である『全身真っ黒時代』の写真を掲載しておく事にする。イヤァー見ないでー。映像作品を作る授業の一コマなのだが、右手小指を骨折していて、そこだけ包帯で白い。天谷君は犬の役という事で散歩紐を付けて撮影に臨み、後程出てくるBA2氏はもっとヤバい恰好をしていた。書けない。挙句、その恰好のまま近所の公園まで歩いて行った。怖いもの知らず。

『事前にあまり内容を決めない』というPANDAさんの案は見事にハマった。要所要所に天谷君の天然が炸裂し、僕らも良い感じに緊張感を持ってアドリブ対応をする。特にならむらさんのツッコミはキレキレだ。今回は洞窟物語のイベントなので控え目にしているとの事だったが、是非新たな場を設けてもらって、天谷君とガチでタイマンをして欲しい。「4つ下さい」の反応の速さ。素晴らしい。


地上から送られてきたロボット by ならむら on pixiv

そうそう、噴くと言えば、タイロンのビデオメッセージとキラーロボット絵、僕は事前に見せて貰っていなかった。「事前に知ると新鮮さが無くなるから」とのPANDAさんの意向なのだが、こんなん絶対噴くわ。勝てるか。逆に、僕と天谷君の打ち合わせ内容に関しても「教えないで!新鮮に笑いたいから!」と制止されたのだ。なるほど。あれ、じゃあ打ち合わせの意味合いは…

一つ失敗をしたな、とみんなで反省をしたのが、早い段階でお客さんに年齢等をアンケートしておけば良かったという事。そうすればもう少しだけマニアックな話も出来たんじゃないかと。何せ『フロッピーディスク』で一瞬躊躇するくらいにジェネレーションギャップを恐れていたので。逆に、『コモドール64』やら『D4(四面ダイス)』やらに反応している方が居てビックリした。ホントに客層が広いなあ。

気が付けばあっという間の3時間。どんどん場が盛り上がって行って、ちょっとしたネタでも笑いが起こる。お客さんも楽しんで貰えたようだが、それと同じくらいに僕らも楽しんでいた。それにしても、ここまで盛り上がって貰えるとはなあ。僕は脇役だが、心底嬉しかった。

最後に謝罪を。イベントの公式バナーを作ったのは僕で、『(木・祝)』を『(水・祝)』とやらかしたのも僕です。天谷君もPANDAさんも気付かず、1週間後に有志の方にご指摘頂きまして…祝日だったので影響が少なかったのと、意外に『木』と『水』の区別がつき辛い事が幸いでした。ホント申し訳ありませんでした。

で、こっそり修正したほうではキャラの入れ替えや追加も行っていたんですが、それをイベントの最後にクイズとして出すあたりが流石PANDAさん。ナイスフォロー有難うございました。さあ違いを全部発見出来るかな。

さて、長くなったのでここで一旦切ってみる。次は、イベントで話した内容の補足を書こうと思う。その次は二次会、そして三次会だ。いつ書き終えられるのか。

Home > 日常 > 洞窟物語のウラガワのウラガワ・本番檀上編

Search
Feeds
Meta

Return to page top