Home > 日常 > 晴海への置き土産

晴海への置き土産

  • 2011-11-03 (木) 1:00
  • 日常

起床から数分後、僕はホテルの前をダッシュしていた。

嫌な予感がして目覚ましよりかなり早く目が覚めたのだが、しっかり的中、革靴が無い。今日のイベント本番で、ちょっとは小マシな格好をと持ってきた服と革靴。まだ2回くらいしか履いていない、あの革靴。新幹線に遅れそうになって、志津屋のサンドイッチ袋に無理やり詰め込んだ、あの黒のホーキンス。昨日晴海の夜景を撮影した時に、カメラの土台にして安定させた、僕の数少ないオシャレアイテム。

そう、そうなのだ。昨日あまりにも夜景が綺麗で、おかしなテンションで撮影し続けた時までは靴を持っていた筈なのだ。急いで撮影ポイントへ向かうも、そこにはゴミひとつ落ちてはいなかった。晴海の清掃優秀過ぎ。首をたれてホテルへ戻る。戻る際にコンビニでスーパーハードジェルを買う。これも持って来るのを忘れたのだ。

都合、僕は普段のカッコで出演する羽目に。まあそんなに変なカッコではないし良いか、と開き直った。あと、あの靴、やたら靴擦れしたしなあ。それにしても、橋の袂でビニール袋に入った革靴を見つけたりしたら、相当怖いやろうなあ。さようなら僕の革靴。元は全然取れなかったけど、東京で元気にやってくれ。

Home > 日常 > 晴海への置き土産

Search
Feeds
Meta

Return to page top