- 2009-09-30 (水) 0:30
- 教習
6日目、間も無く第一段階が終わる。そこそこ慣れてきたので今日は気楽にやれるやろう、そう思って窓を開けたら雨が降っていた。
『雨男』と呼ばれ続けて十数年、原チャでの雨中走行経験は豊富だ。台風や雪でも出撃した事は数多くある。が、単車の、しかもまだ教習レベルとなるともはや別世界。何故神は容易くハードルを上げるのか。気楽に教習をさせようと言う気は起こらんのか。
今日の教習内容は先日までの復習。『発進→3速40kmからの急制動→坂道発進→一本橋→スラローム』というBコースと、『発進→3速40kmからの急制動→クランク→8の字』というCコースを交互に走る。ここに『雨』という未知の要素が加わる訳だ。ハラを決めてバイクを発進させた。
正直な話、具合が良い。原チャに比べて、晴れの時と雨の時の差が少ないように思う。ブレーキは効きづらくなっていると思うのだが、車重のせいかかなり安定感がある。気になっていた一本橋も、クランクも、特に何ら問題無く走れる。それどころか、今日はほとんどミスが無い。教官も指導する所が無いらしく、「何か疑問点あります?」と尋ねてきた。
単純で申し訳無いのだが、教習が終わる度『人間って短期間でこんな簡単に変わるんか』と感じている。この歳になって、ここまで肌で成長を感じられる事があるとは思わなかった。今日の出来は75点だ(浮かれすぎてギアチェンジでフカした為)。
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