- 2009-09-19 (土) 0:35
- 日常
早いもので、僕が専門学校を卒業してから、来年で10年になる。当時僕は『ゲーム学科サウンド専攻』に在籍しており、毎日シンセをイジって過ごしていたものだ。元々はプログラマ志望だったのだが、在学中にサウンド専攻へ移り、そして今はWebデザインをメインに活動しているのだから人生面白い。そう言えば、この日9年振りにあった友人は、僕がシンセを片付けてピアノを弾いている事を知らない筈だ。勿論、学生時代は自分でもそんな事想像もしなかった。
それにしても10年近く経つというのに、この日集まった面子の変わらない事変わらない事。唯一変化があるとしたら、四国のTぼんに子供が生まれた事くらいで、後は学生時代からホントに何も変わっていない。それがとても嬉しかった。ひょっとしたら、一番変わったのは僕なのか。涙が出る程バカバカしい話をしながら、ふとそんな事を考えた。
このメンバーの中で、一番無茶苦茶な生き方をしているのは、多分僕だ。学生時代から変わらないとは言え、それぞれ皆のバックボーンはどんどん大きくなっている。名刺の肩書きも立派になりつつある。正直、焦りが無い訳では無い。
僕に出来る事と言えば、手を動かす事だけだ。
酒の席でも話題になったのだが、ゲーム学科に居た割にはゲーム業界に携わっている人間がほとんど居ない(卒業時にはそこそこ居た)。僕の周りでは社長(あだ名)とA君ぐらいのものだ。懐かしい名前も沢山飛び出し、それぞれの現状も聞いた。一番驚いたのは、2回生の時の担任が、僕の前職場のすぐ近くでゲーム制作会社を興していたという事実だった。毎朝通勤時にその会社の看板を見ては、何の会社やろうと思っていたのだが、まさかまさかだ。
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