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2009-03-31

6年間の重み

全力。軽く息が切れた。

今日でギターのY君がジャズバーを卒業するという事で、常連さんや生徒さんの発表会があり、僕も参加させてもらった。

長く付き合ってもらったY君との最後のセッションという事で気負いもあり、練習時のコンディションは最悪に近い状態だったのだが、本番では周りの雰囲気に載せられてそれなりに演奏出来たと思う(左手のコードは酷かった)。演奏したのはSpeak Lowだったのだが、後半に差し掛かるに連れて得体の知れないものが沸きあがってきて、過去に無いくらい感情を剥き出しにして演奏をしていた。発表会後のセッションではそれが更に膨れ上がり、フルートのKさんを交えてSugerをやった時に最高潮に。勢いでやった事の無いRecorda-Meにもチャレンジした。今日一番良かったのは、裏に回ってのバッキング。

反省点も多い。やはりフレージングに幅が無く、苦し紛れでやり過ごす部分が多かった。また、コード進行を途中で忘れてしまい、何となく演奏する部分も多かった。この辺りは4月からじっくりやっていこうと思う。

良い記念写真。

ともかく、今出来ることの全てをぶつけたので悔いは無い。自分の良い部分、悪い部分が全面に出た、そんなセッションだったように思う。これからは『自立』をテーマに、セッションを続けていきたい。

Y君、まるまる6年間、本当にお世話になりました。僕がジャズを続けられたのは、貴方のお陰です。

技術屋と一般人のすれ違い

大多数のユーザはそれほど技術の未来に興味を持っているわけではない。
彼らは結果を享受することに興味があるのであって、それによってどんなことが実際に可能になるかは解らないのだ。また、解る必要もない。
だからケータイにインターネット接続機能が不要と答えたユーザを責めることはできない。
むしろそんな無意味なアンケートをとった調査会社をこそ責めるべきだったのだ。
しかしアンケートというのは有限な設問にしか答えさせることができない。
「携帯にインターネット接続機能が必要と思うか?」ではなく、「出先や電車の待ち時間などに映画情報を知りたいと思うか?」「出先で会社のグループウェアにアクセスしてスケジュールを確認したいと思うか?」と聞くべきだったのだ。
そういう設問を作るのは、設問の設計者、つまりデザイナーの領域であり、そのとき初めてユーザは自分が真に必要としていたものに気づくのである。

嗚呼、ここにズレがあったのか。あまりPC系に明るくない人に技術の話をしても、どうも上手く伝わらなかった原因はこれだ。技術畑の人間として深く反省すべきポイントだと思った。

後任が決まらない

近所の風景。

僕の後釜が決まらない。随分前から抜ける事は伝えてあるし、引継ぎの準備は出来ているので後は会社次第。何となくだが、僕が居る内には決まらないような気がする。だからと言って何か特別な事をする気は毛頭無い。

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