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2009-03-22

和製パンチカード

同僚のTさんが伝統産業イベントに行こうと誘ってくれたので、みやこめっせに行ってきた。「京の名匠 春秋会展」と「京の伝統産業 わかば会作品展」という作家さんの作品展示会だったのだが、そこで思いがけないものを発見した。

立派な織機だった。

木製パンチカード。というより、織機専用のパンチカードだった。まさか伝統産業イベントでパンチカードに出会えるとは思わず大興奮。が、帰ってから調べてみたら、パンチカードは元々ジャカード織機で使われ始めたものだと知り更に驚いた。てっきり古いPCで使われ始めたものだと。

どうでも良いが、他の作品を見に行こうとする度に取材中の京都市長とバッティングしまくり、フレームから外れようと必死になっていた。

人に教えるという行為

マンツーマンのPC教室もどきを始めて1ヶ月程になるが、人に教えるという行為がこれほど勉強になるとは思わなかった。

ここ数年、僕はいつも独習して実践し、物事を身に着けてきた。断片化した知識を何となく持ち、たまに簡単なコツだけを人に教えるというスタンスで生きてきたのだと思う。だが本気で人に物事を教えるとなった時、全体の流れ、用語の意味、裏付け、テクニック、今まで自分が身に着けてきた事全てを復習し再確認する機会が生まれた。加えて、より良く理解してもらえるよう、順序を考えて物事を話すという事まで出来る様になってきた。人に教えるという行為は、そのまま全部自分に返ってくるのだ。本気で学びたい、という人と出会えれば、これほど自分の為になる勉強法も無い。

大きな発見をした時の、あの驚喜の表情。たまに一緒になって驚喜するが、快感だ。

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