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2013-11

使い果たした日曜の体力

演劇レッスンを昼で抜けさせて貰い、店に帰ってきたら大フィーバーしていた。慌ててエプロンを着用、臨戦態勢。つい先ほどまでバカの限りを尽くしていたとは思えない接客スタイルだ。子供たちが見たらひっくり返るだろう、この姿は当分見せられない。

市内的には昨日の方が混雑したんだろうけども、ウチの店は今日の方が昨日の倍忙しかった。この秋一番の来客数で、ほぼノンストップでオーダーをこなす。閉店後、オカンと倒れた。

10年振りのスタジオ

帰ってきた。10年振りに、このスタジオに。

2003年、夏。フリーターでフラフラしていた僕に、とある場所から声がかかった。曰く、「音楽やってるんやろ?子供らで劇やるから作曲編曲手伝ってくれん?」と。当時僕は作曲から離れ、ジャズピアノの事しか考えてない生活をしていた。ピアノ以外はちょっと…と難色を示したんだけども、他にアテもないという事で受けることに。

最初は裏方で、音楽だけ担当する筈だった僕。しかしレッスンに顔を出す度に子供に懐かれ、気が付けばロクすっぽ演劇経験も無いのにスタッフとして指導までやっていた。1年かけて作り上げた舞台は3回公演で900人弱の動員を記録、打ち上げでバカ騒ぎして、最後の別れの時には舌を噛んで涙を堪えた。この活動がキッカケで、僕は沢山の友人や教え子に恵まれ、更には就職までする事になる。文字通り、人生を変えた活動だった。

「10年経ったら、また演ろう」、それが合言葉。その10年目がついにやって来た。かつての教え子たちはスタッフとなって指導側に回り、また前回のスタッフも帰ってきた。彼らは20年前、子役だったのだ。つまり今の参加者である子供は3世代目になる。なかなか類を見ない活動ではないだろうか。今回も無事に完成する事を、心から願っている。

と、真面目な事を書いた所で、今日の初顔合わせでは徹底的にダメな大人モードで臨んだ。冗談を飛ばし、小ネタでイジり、屁理屈をこね、ちぎっては投げちぎっては投げ。お陰で顔と名前をしっかり憶えて貰えたようだ。腰は痛んだんだけども、今日も全力で遊ばせて貰った。まずは固さを取る意味でも、楽しんで貰わんとね。掴みはOK、徐々に真面目になっていくんで宜しく宜しく。

「ンナァァアーオーゥ」

先日から作っていた効果音はこちらの為のものだったんだけれども、いつの間にか効果音ではなく叫び声を作り始めて、それがボス的なキャラに採用されてしまったよというお話に。勿論ディストーションやらイコライジングやらしまくってるんで面影無いんだけども、結構頑張って叫んだんですよ。やってみると楽しいんで、皆さんも是非怪獣の叫び声にチャレンジして頂きたい。

ゲーム開発喫茶店

たびたびゲーム関係のイベントで遊んで貰っている樹さんが来訪。行楽シーズン真っ只中という事で、ひょっとしたらお店バタバタかなと思ったんだけども意外と普通の忙しさで助かった。カウンターから、時には席に座りながら樹さんとゲームの話をする。

今作っているゲーム『マジックポーション・ストーリーズ』は開発を初めて2年半が経ったとの事。間もなく公開出来るそうだ。楽しみ楽しみ。折角なんで次のBitSummitに参加したらどうです?と声をかけてみたら「いやいや、僕なんかが!」と腰を引いたのでみんなで引っ張りましょう。

他にもゲームの販売方法や開発環境の話をした。昔は何でも自分でこなさないとゲームなんて作れなかったけど、最近ではツールや素材も増えて随分ハードルが下がりましたよねと。コンテストや公開する場も増えて、個人制作ゲームが良い感じに盛り上がって来て。この流れでドンドン盛り上がって欲しいのと、関西でもロケテショウみたいなのが起こって欲しいなと。PLAYISMさんどうですかと。いや、人任せじゃダメなんですけどね。

折角なのでゆっくり作業もしてもらった。持ち込まれたvaioでウディタが唸りを上げる。どうやらかなり捗ったそうで、更に4度もオーダーを頂いて何か申し訳ないです。気に入って貰えてホント良かった。ちょっと遠いですが、また是非。悪い大人の集まりにも来て下さいね。

ほんの少しだけショートケーキ

バーテンダーのKさんのお店で撮影をした後、急いで出町柳へ。毎月22日はGranewton Picnicの日…って今日はまたエラい人が多いな。平日、かつ結構冷えるのにみんな元気だ。どうやらママ友で来て頂いたグループもあったようで大変に盛り上がっている。今日はかなり遅い時間の参加だったので、すぐに日暮れになって解散。この後お使いもあるので急いで帰らねば。今日は一日バタバタだ。

みんな立派に独り立ちを

バーテンダーのKさんのお店で撮影会、の前に近くの喫茶でランチを頂いた。六花というお店で、聞けばお父さんが家庭菜園で野菜を作り、お母さんと長女さんが店に立ち、次女さんが店内インテリアや器などを作っているのだとか。どっかで聞いたような構成だ。

ランチを頂きながら、Kさん夫妻と色んな話をした。早いもので、Kさんのお店もオープンから2年半、来年の春には3周年を迎える。かくいう僕も今年の正月で独立して丸4年。他の創業仲間もそれぞれ月日を重ねている訳で、みんな立派に独り立ちしている。僕は、まだまだだ。

お店に移動して撮影開始。Kさんが「こういうのを考えたんですよ」と面白い案を提供してくれた。角度を変え、ワインを変え、色々試した中で良いものが撮れた、んだけれどもこれは年賀状用なのでお見せする事が出来ない。時期が来たら、また公開させて貰おう。

4年で変わる世界

少し身体が空いたので、紅葉チェックがてら自転車にまたがる。最終目的地は御所近くのギャラリー。今週いっぱい、日本画のNさんが個展をやっているのだ。チャリチャリとノンビリ自転車を走らせるも、市内はこれといって綺麗な紅葉は見られない。まあ街中じゃそんなもんか。御所辺りも微妙な仕上がり具合になっている。

ギャラリー着。ハガキに地図が書いてあったのに迷うという僕らしさを発揮、GoogleMapが無ければ遭難していた。中には沢山のお客さんが居られ、その中にNさんの姿もあった。2年振りくらいだろうか。去年も個展のお誘いがあったのに僕が1週間勘違いをするといった大ポカで会えなかったのだ。久々に会ったNさんは全く変わり無さそうだった。良かった良かった。

しばらくしてお客さんが引いたので、Nさんとゆっくり話をさせて貰った。僕がNさんの仕事をさせて貰ったのが2009年の事。あれから世の中も技術も大きく変貌した。お互いiPadとiPhoneを持ちながら、まさかこんな時代が来るなんて思いもしなかったですよねと笑う。

作品を見ていて気が付いたんだけど、Nさんは染織のTさんと共通項が多い。沖縄へスケッチに行っては題材を探し、天然顔料を使って作品を作っている。何で今まで気が付かなかったんだろうか。事務所に戻ったら、すぐTさんに連絡してみよう。出来れば会って話をして欲しいな。異業種交流ならぬ、似業種交流だ。

アラフォーの恐怖

店に出ない日は髭をほったらかしにしてるんだけども、そういう日が続くとどんどんヒゲが伸びる訳で。それをジョリッとやるのが楽しみの一つなんだけども、今朝洗面で鏡を見たら、髭の中に白髪を見つけてしまった。あまりのショックに声が出ない。着実に聞こえるアラフォーの足音。アラフォーとは『Alert 40』の略ではないかと常々思ってるんだけれども、凄まじい恐怖感だ。ちなみに頭髪の方は白髪無し。

低級ジャムさん、活動休止


僕が愛してやまないチップチューンアーティストの低級ジャムさん、活動停止。最初から今日に至るまで、何者なのかさっぱり謎のままだったんだけれども、ホントに良い曲を書かれる方で。この曲がまた、明るいのにとても物悲しい。ボイスを良く聴けば、解って貰えると思う。復帰、待ってますよ。

着る毛布布教活動

今年も本格的な着る毛布シーズン到来という事で、ますます不精が進む今日この頃ですが如何お過ごしでしょうか。まだレンジでゆたぽんを装備していないので爪先は無防備なんだけども、快適過ぎてすぐ寝落ちする。贅沢な悩みである。未だこの装備の破壊力を知らぬ人が多いということで、今日はtwitter上でも大いにその威力を誇示してみた。いずれ出張布教でもしようかと。自宅作業の人は騙されたと思って買って下さいって。

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