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2013-11-26

髪型とアートの狭間で

散髪の為、理美容師のNさんの所へお邪魔する。夕方からのバイク移動だったんだけれども、まあ寒い。革ジャンの防御力だけでは如何ともしがたい季節になってきた。揉み手をしながらお邪魔します。

今日の話題はもっぱら髪型の事。といっても、サロンワークではないクリエイティブなヘアスタイルの話だ。最高峰のヘアデザイナーが選出されるコンテストの作品を見せて貰ったんだけども、これがまあ何と言いますか、恐ろしい事になってまして。元はウィッグなんだけども、髪を編んで熱して板状にして、帽子みたいなものを作り上げてたり。メッシュの束を更に束にして、編んだアップルパイみたいになってたり。昇天ペガサス何とかではなくて、もっとアーティスティックな感じ。サイトの名前を聞いておけば良かったなあ。「世の中って、作品を出したら大体批判されるじゃないですか?でも、ここまで行ったら認めざるを得ない、みたいな説得力が産まれるんですよね…」とNさん。確かに、ここまで突き抜けると圧倒される。人間の想像力って凄まじいなと。

【追記】サイトを教えて貰いました、『2013 Avant Garde Hairdresser of the Year』です。衝撃の作品の数々を是非ご覧あれ。

で、実はNさん、年始に少し休みを取って海外へ渡り、その現場で撮影を行ってくるそうだ。制作中のウィッグを見せて貰ったんだけども、おお凄いのが出来上がってるじゃないですか!って驚いたら「ビデオ会議で見せたら、倍のボリュームにして下さい、って…」とNさん。これを!?倍に!?聞けば向こうの先生はかなり厳しい方だそうで、一体どうなる事やら…と苦笑いされていたNさん。それでも滅多にないチャンスとの事なので、是非頑張って来て下さい。

紅葉を探しに行ったんですよ

色んな人から「京都の紅葉どう?」と聞かれるんだけども、僕が見ている限りではあんまり綺麗じゃない気がする。通勤ルート以外ほとんど見てないんだけども。流石にそれでは無責任かという事で、京都一紅葉が綺麗と言われた清滝へバイクを走らせてみる。

広沢池を少し超えた辺り、真っ赤に燃える木が一本。この先に良い紅葉があるとは限らないので必死で撮影した。良い感じだ。

で、肝心の清滝なんですけども。お化けトンネル前、一番期待してた紅葉スポットは見頃を過ぎて寂しい事に。観光客は沢山居たんだけれども、これでは風情が無いよなあ。青い。悲しい。仕方なくトンネルをくぐって奥へ突き進む。

10年振りくらいに通ったけど、ホンマにアカンわこのトンネル。暗さ・狭さは言うに及ばず、反響音がメット内でもボォボォボォと恐ろしく鳴り響く。その上今日は歩行者まで居てねえ。こんなとこ歩くか。寿命縮むわ。気になる人は『清滝トンネル』で検索すると良いよ。昼間でも泣くから。

お化けトンネルを抜けてバスの停留場へ。ここが唯一綺麗に紅葉している場所だった。幾つか撮影してから更に奥へ進むも、色づきが微妙なものばかり。うーん、見頃は終わってしまったか。そのまま嵐山の方へ下っていこうかと思ったけども、観光客の多さにうんざりしたので素直に帰還。金閣寺辺りは意外と綺麗だったけど、中はどうやったんやろう。今年の紅葉は、一体何処を勧めれば良いのか。

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