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2012-11-19

ダンサーのMさんが帰ってきた

4年振りに、ダンサーのMさんが関西に帰ってきた。占い師の言葉を信じて大阪を飛び出し(!)、文字通り身体がボロボロになるまで役者の修行を続けてきた、ダンサーのMさん。お帰り。無事で良かったよ。

ウチの喫茶店に遊びに来て貰った。そのまま店内やギャラリーを紹介しつつ、ハワイのNさんに貰った焼き菓子などを振る舞いながら話をする。どうやらお互い、とんでもなく濃い4年間だったようだ。役者修行の厳しさは知っている。自分自身を忘れてしまうほどに役に打ち込む彼ら。聞けば、元の自分に戻るのに相当の時間を要したようだった。

何処かへ飲みに行こうかと話していたが、結局ウチで飲む事に。近所の酒屋で酒とツマミを買ってきて、庭の景色を見ながら色々話をした。意外だったのが、Mさんの脳が緩みまくっていた事。出会ってかれこれ8年になるけど、これほど緩んだMさんを見た事が無い。本人曰く、「背負ってるものがある時はビシッとするんですよ」と。言われてみれば、僕がMさんと会う時って大抵舞台稽古やダンスの本番なんかで、常に真面目で真剣な表情しか見た事が無かったんよなあ。オンとオフで、こんだけ変わるか。緩んでる時の発言が実に面白い。ちなみに写真は、バナナばっかり入ってる野菜チップ。

その後、僕のハラを触られ(セクハラ)、「ダンサーとしてはその体型が許せないので運動しましょう」と脅迫されたりして、4時間ぐらい色々話をした。ホントはダンサーのYちゃんも一緒に会う予定やったんやけど、僕らの都合が上手く付かず申し訳無し。今度大阪で、肉でも食いましょう。改めて、お帰りMさん。

試作品でウハウハ

ハワイのNさんのお店へ、PCのセットアップに伺う。PCのセットアップ、モバイルルータのセットアップ、プリンタのセットアップで大体2時間ちょっと。サクサクやったつもりが、モバイルルータの充電待ちなどで思わぬ時間を食った。待ち時間の間に、自作のステンシルやレトロな飾りについて色々話を聞かせて貰う。すっかりアメリカンになったなあ店内。

合間に初めて今の環境で試作したというスコーンを頂く。本来はこういう仕上がりになる筈なのだが、今日頂いたのは、どちらかというとクッキーに近いハードな出来上がりだった。「焼き過ぎになっちゃった」とNさん。オーブンには個体差があり、環境に寄っても温度が左右されるので、これから適切な温度や時間を探していくとの事。なるほど。でもこれはこれで、メチャクチャ美味いですよ?一緒にハワイで超有名な『ライオンコーヒー』を頂く。コーヒー自体にフレーバーが付いていて、独特の味わい。「普通のコーヒー好きの人には邪道って言われるんですけどね」との事だけども、これはこれで美味しいしスコーンにマッチしてる。面白い。

店の準備の方は一通り揃い、後はテストを繰り返していくだけの段階よとNさん。近日中にオープンとの事だ。どんな感じに仕上がるのか、楽しみだ。

まさかの二週連続遭難

先週に引き続き、またも宝ヶ池で紅葉を撮影する、筈だった。今日こそ無茶せず良い写真を撮ろうと歩いていたら、聞き覚えのある声が向こうから近づいてくるではないか。よく見たら、ご近所のTさんだった。お互いビックリ。これまた妙な所でお会いしましたねと笑ってたら、「私、体験乗馬に行っててん」とTさん。お、それそれ。それも撮影に行きたかったんですよ。

Tさんの話を聞くと、宝ヶ池の北のほうに乗馬センターがあるらしい。僕が事前に得ていた情報では、平安騎馬隊の厩舎があるというものだったのだが、それとはまた全くの別物らしい。へー、そっちでも撮影出来るんかなあと興味が湧いたけど、平安騎馬隊のほうは見学自由らしいのでこっち優先で。ただ、場所が何処にあるかあんまり解ってないんですよ…と話をしたら、お連れさんがスマホで調べてくれた。僕は宝ヶ池の西から歩いてきたんだけども、どうやら厩舎は池の東、それも山を越えた所にあるらしい。ぐえ。

Tさんたちにお礼を言って、東のほうへ向かい始めたその時、舗装された脇道を見つけた。どうやら山に続いているようなのだが、これ方角的にちょうど厩舎の方へ向いてないか。行けるんじゃないか。先日と違って、舗装された道だし。道中道案内くらいあるやろう。僕は勢い良く、道を逸れた。


大きな地図で見る

ご覧の有様である。矢印の地点は、僕が遭難しかかって引き返した地点だ。事務所に戻ってから航空写真を見てビックリした。山道でもこんな鮮明に表示されるのかと。こうやって上から見たら単純そうだが、実際の風景は以下の通り。

急な上り坂が続き、歩けど歩けど森が続く。写真をtweetしたら「トトロの森!」というレスを貰ったけども、歩いてる僕にとっては真昼のブレア・ウィッチ・プロジェクトだ。息を切らせながら歩いていたら、どういう訳か向こうからランニング中のオッチャンがやって来た。何だここは。

そこそこ歩いたところで、道が複数に分かれているポイントに出てきた。これアカン。ヤバい。遠くから街の音は聞こえるけど、これ以上進んだらマトモに帰れる気がせん。平安騎馬隊どころではない、半泣きで元来た道を引き返し始めた。既に汗と泥にまみれまくっている僕。少し戻った所で、帰り道が3つに分岐しているポイントに差し掛かった。何これ。僕、どっちから来た。

その後、何とか正解の道を見つけて生還。降りるだけでも相当な負担があった。時計を見ると、そろそろ次の約束の準備時間に差し掛かろうとしている。僕、一体何しに来たんだ。後程頂いたtweetで、ここが松ヶ崎の子供たちの遊び場と聞いて鍛え方の差を痛感した。恐ろしい。

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