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2009-03
心を込めた写経の話
祖母が亡くなって3ヶ月、納骨の時期が近づいたので写経せよとの指令が出た。折角なのでやってみようと思ったが、普通に書くと2時間くらいかかるらしい。その話を按摩師Nにしたら、以下の様な案を提示された。
- 『デジタル写経』と銘打って、原本をスキャナで取り込んで印刷してはどうか
- 新聞の文字を切り抜いて並べ、個性豊かな写経に仕上げてはどうか
「心を込めて作って、納骨時にバレんかったらアリやと思う」とはどういう了見だ貴様。大体新聞の案は余計に時間がかかる上に、文字サイズもバラバラではないか。
結局普通にやってみて、キッカリ2時間で終了。お手本をなぞるだけなので案外綺麗に書けたが、自分の名前は当然なぞる部分も無く、まるで別人のようなものになった。ちょっと本当に見せられない位の落差。そういう意味では、按摩師Nの案と同じ意味合いに仕上がってしまった。
ともあれ、写経は結構面白い(目がチカチカしたが)。機会があれば、皆様も是非。
6分の1
- 2009-03-01 (日)
- 日常
滋賀県は黒壁にある、海洋堂博物館に行ってきた。ガラス工芸の町に妙に馴染んでいて、入り口では等身大ケンシロウが出迎えてくれた。海洋堂はフィギュア制作の国内最大手で、恐竜や動物からアニメ、歴史モノなど何でもござれ。ギャラリーでは異常とも言えるレベルの作り込みを堪能出来る。
お土産コーナーではガチャガチャなんかもあった。その中で気に入ったものがあったのでチャレンジしようと思ったが、1回300円、欲しい物が当たる可能性は6分の1。あまり無駄金も使いたくないので一発勝負しか無いが、そう考えると相当分が悪い。やるか逃げるか。
かなり葛藤してから結局コイン投入。無心でハンドルを回すと大当たり。世間一般的には物凄く小さい当たりだが、上記の経緯があったので絶叫して走り回りたいくらいの喜びが体内を駆け巡った。この喜びを誰かと分かち合いたい。
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