Home > 日常 | 鍛錬 > 心を込めた写経の話

心を込めた写経の話

祖母が亡くなって3ヶ月、納骨の時期が近づいたので写経せよとの指令が出た。折角なのでやってみようと思ったが、普通に書くと2時間くらいかかるらしい。その話を按摩師Nにしたら、以下の様な案を提示された。

  • 『デジタル写経』と銘打って、原本をスキャナで取り込んで印刷してはどうか
  • 新聞の文字を切り抜いて並べ、個性豊かな写経に仕上げてはどうか

「心を込めて作って、納骨時にバレんかったらアリやと思う」とはどういう了見だ貴様。大体新聞の案は余計に時間がかかる上に、文字サイズもバラバラではないか。

良い緊張感。

結局普通にやってみて、キッカリ2時間で終了。お手本をなぞるだけなので案外綺麗に書けたが、自分の名前は当然なぞる部分も無く、まるで別人のようなものになった。ちょっと本当に見せられない位の落差。そういう意味では、按摩師Nの案と同じ意味合いに仕上がってしまった。

ともあれ、写経は結構面白い(目がチカチカしたが)。機会があれば、皆様も是非。

Home > 日常 | 鍛錬 > 心を込めた写経の話

Search
Feeds
Meta

Return to page top