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hxblog | 909

『しあわせの書』を読みました

200ページちょっと。

かなり短い本なのに、読み終わるのに2か月もかかってしまった。本書はマジシャンでもある泡坂妻夫氏によるミステリーで、『読み終わると衝撃を通り越して感動する』とまで評されたトリックが仕組まれている。案の定、僕はそれに引っかかってしまった。これは鮮やか過ぎる。本当に目の前でマジックを見せられた気分だ。かなり読み易いので、是非マジックを見るつもりで読んで頂きたい。きっと新鮮な驚きを感じる事が出来るだろう。

今年最初の仕事

しばらく呆然とした。

今年最初の仕事は、新年の挨拶を掲載する事だった。寝床からサクサクと更新し、即おやすみモードへ。延長した電気の紐を引っ張って、いざ初夢と思ったら、紐が音を立てて切れた。これは何かの暗示か。今日くらいは良い気持ちで寝たいんだけど。それでは、謹賀新年。

金色の初詣

飲んだくれ。

年をまたぎながら、ビール、日本酒、赤ワイン、スパークリングワインと飲み続ける按摩師のNと金庫番のH。僕は缶酎ハイ1本でべろんべろんだった。アルコール6%でここまで酔うか。だんだん思考もまとまらなくなってきた。テレビではジャニーズが飛んだり跳ねたりしている。何故かジャニーズ全般に詳しい按摩師のN。あと、何故か『ぷよぷよ』の話をしていた。僕とNは、一時期アホじゃないかと言われるくらい毎日『ぷよぷよ』で研鑽し合っていた。何でこんな話が出て来たのかは、思い出せない。

まっきんきん。

呑んで食ってが終わった25時、Hが初詣に行こうと言うので近場の神社へ行ってみた。その名も『御金神社(みかねじんじゃ)』、金色の鳥居がトレードマークの、読んで字の如しといった神社だ。こんなん初めて知った。中はいたって普通の神社だったが、昼間に見たら相当のインパクトであったろう。ここでHがおみくじを引き、大吉をゲット。ここ数年、引いても引いても凶だったそうで。良かったね。でも投資は見送れと書いてあったとか。大人しく地道に稼ぐが良い。

帰りの電車に乗る頃には26時を回っていたのだが、流石正月、朝までノンストップで運行しているらしい。いつも地元の神社にしか行かなかったので、こんなサービスをやっているとは全然知らなかった。大体元日に電車なんか乗った事が無い。「今年で34歳になるというのは、何か間違っている」とボヤきながら、Nと二人で帰路に着いた。

2010年備忘録

気が付いたら1,000件以上もポストしていた今年のブログ。書くのに時間はかかるが、もう既に生活の一部となっているのだから特に何も感じない。ちょこっと今年を振り返ってみる。去年に比べても、ちょっと膨大だ。ちなみに、ウチのブログで一番アクセスが多かった記事は、大変情けない話だが政治ネタだった。今年の政治は何処をどう切っても最低でしたね。

  • 事務所を作って独立した(1月~)
    人生最大の変化と言えばこれだが、今となってはもう当たり前の日常となってしまったので何とも。人と会って話す機会が爆発的に増えたのが一番の収穫だった、と言っても過言では無い。
  • 26年振りの恩師との再会(1月)
    結局夏に会いに行けなかったが、来年は僕の方から尋ねにいこうと思う。
  • テレビの無い生活(2月~)
    事務所にテレビが無く、実家に帰るのも遅い時間となる事が多いので、テレビを見る機会が激減した。1週間テレビを見ていない、なんてザラだが、それでも特に苦労無く生きていけている。ただ、『発見』の機会が失われた事と、野球中継が見られない事だけが残念だ。
  • 自動二輪の免許を取った(5月)
    ようやっと免許を取りに行ったのは良いが、その後も原チャに乗り続けて2回も捕まった。まだ手の感覚が残っている内に単車に手を出したいが、機能性から言えば90ccのスクーターが妥当だろう。この問題は来年へ棚上げ。

  • 新しいPCが来た(7月)
    地獄の5択にブチ当たり、結局マネーパワーで解決してしまったというお話。実際新しいPCは快適過ぎるくらい快適で、今では無くてはならない存在になっている。後はSSDに手を出すくらいか。
  • 読書をするようになった
    地味に文庫本を買い始め、コツコツ読むようになった。最初に読んだのは、『十角館の殺人』。一番衝撃を受けたのは、『秘密』だった。僕が今まで読んだ本の中では、最高の1冊と言える。
  • 真夏にエアコンが死んだ(7~9月)
    記録的な猛暑を冷房無しで凌ぎ切った自分を誉めてあげたい。現在新しいエアコンは手元にあるものの、まだ設置に至らず。
  • ぎっくり腰になった(9月)
    間違いなく今年一番の大事件。人間って腰をやっちゃうと、ホントにどうにもならなくなる。腰の大切さを、身を持って知った。
  • A君と仕事をする(10月)
    多分これは、来年くらいに面白い事になる。ホントに面白い事になる。
  • ちゃんとご飯が食べられた
    自分が想像していた以上に沢山仕事を頂き、自分が想定していた限界を軽々超えるような働きを見せられた。何より自分が一番驚いている。沢山の人の支えがあって、この1年を無事に乗り切れた。今年仕事やプライベートでお世話になった全ての人に、最大限の感謝を。本当に有難うございました。

年末最後のお出かけ

酷い状態。

金庫番のHが鍋をするから来いとの事で、烏丸御池まで出る事に。もう何年続いたか思い出せない、按摩師のN宅での年越し記録がついに途切れる時がやって来た。まあ、場所が変わるだけでメンツもやる事も変わらない訳だが。

約束の時間が迫ってきた。事務所から出る事が躊躇われるレベルの積雪だが、行かざるをえまい。バッキバキに凍った歩道を西へ向かう。最近、車に突っ込まれる事故のニュースばかり聞くので、不審人物かと思われるほどビクビクしながら歩いた。気を付けたところでかわせる訳は無いのだが。京都市内の人間は、僕も含めて雪に慣れてい人が多い。

三脚と良いカメラがあればなあ。

駅へ向かう途中、鴨川に差し掛かかり絶景を目にする。雪で埋まった鴨川を見たのは、これが初めてだ。根性で1秒解放にて撮影、まあこんなものだろう。夢中になって撮影していて、電車に乗り遅れそうになる。こんな理由で遅れたら、按摩師のNはともかく、金庫番のHに殴られる。

ビジネス街にかまくら。

烏丸御池にて下車、そのまま徒歩にてH宅へ向かう。京都は丸太町通を境目に南北で2度違う、なんてよく言うが、それをハッキリ目の当たりにした。地面がシャーベット状でグッチャグチャ。ビジネス街で人通りも多いという事もあるが、歩くのもやっとというコンディションだ。北大路と比べると、こちらのほうが圧倒的に不快感がデカい。スニーカーには辛過ぎる路面状態だ。特に横断歩道は少し凹んでいるので、小川みたいになっている。しばらく歩いていると、どういう訳か歩道の端っこにかまくらがあった。ここでビバークしろという事か。気が利いているが子供しか入れないサイズだ。

コラーゲンって食べてもあんまり効果が無いらしい。

その後、何とかH宅を発見して暖を取る。センサーで勝手に明かりがつく照明を見て盛り上がる僕とN。IHのコンロ側に灰皿が置いてあるのを見て、へーIHでも火ぃ付くんやと言ったらライターを提示された。これが今年最後の僕のボケである。あんこう鍋を食べながら、自演乙の衝撃的なKOで絶叫し、ジミー大西と石破茂の対談に涙する、いつもの年末。ようやく新年が近付いた感じがしてきた。

もう一つのリニューアル

結構満足。

何とか時間ギリギリに、喫茶店のサイトをリニューアル。移転先の案内なんかを作り忘れていて、慌てて作業をしたが何とかなった。懸念材料だった情報発信も、これで以前よりずっと楽に出来るだろう。これでカメラマンのSちゃんにも顔向けが出来るというもの。事務所ともども、来年もご贔屓の程宜しくお願い致します。

さあ、次こそ自分の番ですよ。

トンネルを抜けなくても雪国

何が起こった。

普通、ここからは中央分離帯の緑が見える。

朝起きたら、窓の外が白かった。何か前にも似たような事あったなあと思いつつ窓を開けると、そこはゲレンデだった。ちょっと待て、年末年始荒れるとは聞いてたけど、積雪は聞いてないぞ。

朝飯を食べてすぐにピアノへ向かったのだが、寒くて指が動かない。電気ストーブで暖めては叩くといった、まるで鉄の錬成みたいな作業を繰り返す事1時間、どうにか指が動くようになってきた。さてさて、昼もまわったしそろそろ雪もおさまった頃かな、と窓を開けた。さっきの倍くらい雪が積もっていた。

けしからん、責任者を呼べ。

普通、ここからは中央分離帯の緑が見える。

シャレになってない。サンダルで表に出たら、足がすっぽり埋まるこの積雪。こんなん京都では久々じゃないか。車もほとんど走っておらず、チェーンの音が鳴り響く北大路通り。ここは何処の雪国だ。あ、ひょっとして庭もヤバいんじゃないかと駆け寄ると、凄まじい事になっていた。

庭の木は枝が細いからかなりヤバい。

急いで枝葉に積もった雪を払いのける。指が壊死しそうなくらい冷たい。京都の底冷えは33年経験しているが、雪の冷たさはとんとご無沙汰で耐性が無い。ぐわー。どういう事や気象庁ー。幹を揺さぶって雪を振り払うと頭や背中にまで雪が飛散。一人呻き声を上げる京町家の昼下がり、皆様いかがお過ごしでしょうか。僕はもうダメです。

ニコニコのMSは化け物か


凄い所が多過ぎて、もう一体何が何なのか。妙に生々しい感覚がまた。全部一人で一から作ってるって、どういうレベルだ。

ギリギリから解放されると

うんうん。

得てして、出来上がってからアイディアが湧くものだが、今回のようにギリギリで納期が延びた場合、その傾向はさらに強くなる。そういう意味では今回は良かったのだろうが、スケジューリングをもっと上手くやれば、これが普通の納期でも出来る様になる筈だ。来年最初の課題としようと思う。

領収書の束を整理しました

まあこんな感じですわ。

少し余裕が出来たという事もあって、たまりにたまった領収書の束に手を伸ばした。時期的にもそろそろかからないとヤバいと思ったので。まずは日付順に並べ直す所から始めたのだが、事務所立ち上げの1月が圧倒的に多く、最近になればなるほど領収書の数は減っている。今月なんか数枚しかない。

また、通販で購入したものもリスト化していくようにした。領収書の有無でかなりややこしくなっている。今思えば、購入した時にメモを付けてりゃ良かったなと。また、VISAのWeb明細が過去6か月分しか表示されない事が発覚、これは来年にでも電話する事にしよう。MasterCardはちゃんと明細が来ていたので安心だ。そういやVISAも昔来てたような気がしたが、自分で切り替えたんだっけか。

何はともあれ、分別出来ただけでも結構安心する。後はちまちま入力していって、解らない所を商工会議所で聞くのがベストだろう。出来れば早いうちに済ませてしまいたいものだ。

どうでも良い話だが、春に買った『やよいの青色申告10』をほとんど使わないまま、『やよいの青色申告11』に無償アップデートしてしまった。何となしに、損をした気がする。気がするだけだが。

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