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突然二人がやってきて

  • 2014-12-20 (土) 0:30
  • 阿呆

役者のMさんとM君が来訪。夏の子ども演劇以来の再会だ。あの練習の日々で見せた鋭い表情は無くなり、実に穏やかなMさんが帰ってきた。今日は僕に手伝ってほしい事があるそうで、何やんのと聞いたら服を脱がされた。

実は役者のMさんとM君は按摩師の卵でもある。何でも卒論を書く為に研究をしなければならないそうで、施術前と施術後で舌の色が変わるのを確認したいとの事。同じ条件で撮影をして、Photoshop上で見比べるというのだ。出来るんかな…と思いつつ問診開始。と、とあるツボを触って「あっ…」と小さく驚くMさん。「触ってみ」とM君にも促し、「あっ…」と反応するM君。いや、え、何すか、当たり?「いや、どっちかって言うと、はずれ」、ちょっと何なんよ、気になるやん!「これ○○かなあ…」「あれ、○○が無い」「こんなに○○離れてるけど、大丈夫かなあ…」、生きた心地がしないんですけど。

施術中に笑わせるのはやめて下さい覇王。鍼を打たれた後は舌を撮影されたり前屈の距離を測られたりといった辱めを受ける僕。僕、Photoshopで舌の色を比べて欲しいって言われただけなのに。弄ぶだけ弄んで、二人は帰って行った。僕は枕を濡らした。

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