Home > Archives > 2014-05-21

2014-05-21

気持ち良く煽る

ジャズバーへ行く。しばらく間が空いていたので、思う存分修行するぞと意気込んでいたら、珍しくドラマーのKさんが来店されていた。雷のようなドラムを叩く事で有名なKさん、早速遊んで貰う事に。ベースはいつものベーシストA君、そしてギターは広島から旅行で遊びに来たというギタリストMさんだ。あれ、シロウト僕だけやん。

誰が言ったか、「音楽はリズム隊がキモ」ってのは本当だと思う。ファンク出身でリズム感抜群のA君に、人を煽るのが恐ろしく上手いKさん。ボサノバである筈の『イパネマの娘』、途中から倍テンポのサンバに変わった。普通だったら引いちゃうのに、Kさんの巧みな盛り上げに乗せられて、僕までサンバに合わせられたんだから驚いた。そもそもイパネマの娘、苦手な曲やのに。「楽しんで演奏する人と演った方が上達が早いよ」ってA君が言ってたけど、こういう事なんやろうな。

また、広島のギタリストMさんもハイレベルな演奏を見せてくれてた。マスターに「自分、ジョンスコ大好きやろ!」と言われる程に変態的なフレーズを奏で、初見だろうが歌伴だろうが一発で合わせていた。お見事です。てか、初対面の人に歌伴やらせるとは流石マスター。

A君もMさんも僕も、みんな歳が近いと言う事で話も合った。広島のジャズシーンってどんな感じですか?と尋ねたら、「それが…あんまりジャズ人口多くないんですよ」と苦笑するMさん。楽器屋さんでギターを教えているんだけれども、オールディーズやロックが中心なんだそうだ。そんな環境の中で、これだけしっかり演奏が出来るんだから素晴らしい。

この日は0時近くまで雑談とセッションを繰り返し、有意義な練習日となった。Mさんは3泊4日で京都に滞在しているそうで、明日もお店に遊びに来ますとの事だった。明日も色んな人と出会える事を願ってます、また是非遊んで下さい。

おかしな二人

お馬のHちんと声楽のYさんがお昼を食べにやって来た。解っているんだけども、この組み合わせが奇妙でついつい笑ってしまう。Hちんは昔いっしょに舞台をやった仲間で、Yさんは今やってる児童演劇の声楽を担当している仲間なんだけれども、実はこの二人、出身高校も同じならば所属事務所も同じという先輩後輩だったのだ。ホンマ、世間って狭いよね。

改めてHちん、Yさんとゆっくり雑談する。Yさんとは真面目な話ばっかりしていたもんで普段の姿を知らなかったんだけども、思ったよりずっとユニークで面白い人だった。色々あって『味噌』という称号を得る事になる。豆バカである僕にとっては理想的な職種ではないか味噌。

が、ここから急速に風向きが怪しくなる。「しゅうさんはさ、何で結婚せえへんの?」とHちんが仕掛けて来たのだ。ちなみにHちんは今年旦那さんをゲットして新婚生活真っ只中だ。Yさんには味噌がある。「普通にイケメンやのに、何でなん?」、そんなん言われた事ないわ。「目も二重やし」、これは疲れてると勝手になるんよ。「勿体ないと思います」、Yさんまで何を言い出すか。「お見合いとかしたらええねん」、いやあのですね。

小一時間くらい集中砲火を受け、ようやく本題に入る二人。てか何しに来たんよ自分ら。「いや、私ら声楽やってるやん?色々あって、ユニット立ち上げようと思って」「お願いします、プロデューサーさん」、いやちょっと待って何言うてんの。今日全体的に何言うてんの自分ら。

Home > Archives > 2014-05-21

Search
Feeds
Meta

Return to page top