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子供と遊ぶときは全力で

  • 2013-11-02 (土) 0:30
  • 日常

子どもたちが主体になって1年かけて劇を作るプロジェクトが、本日より10年振りに再始動する。朝から参加者の子供たちを集めて1泊2日で合宿をやってるんだけれども、僕は喫茶店があるので夜からの参加となった。さてさて、今回はどんな子供たちが集まっているのか。

現場へ顔を出してみると、ちょうどこれからお風呂に入る所だったようだ。簡単に挨拶と自己紹介をして、お風呂行ってらっしゃいとお見送り。今回の子供はみんな積極的で元気そうだ。といっても、まだまだ人数少ないんだけどね。荷物を置きにスタッフの部屋へ顔を出すと、これでもかとスタッフが集まっていた。子供より多いやん。

現状の話などを聞きつつお風呂上がりを待つ。とにかくまずはお互いに顔と名前を把握せにゃならん。あわよくば一気に距離を詰めて、一緒にバカをやれれば満点なのだが。一頻りスタッフ間の打ち合わせも済んだ所で子供たちが上がってきたので、寝床のセッティングに伺いつつコミュニケーションを取ってみた。スタッフ長である講師のGちゃんが部屋を離れる。チャンスや、みんな悪い事しようや。一気に子供たちの目が輝く。勿論ホントに悪い事をする訳やないんやけどね。

子供は本気で遊んでくれる大人が大好きだ。逆に、誤魔化して適当にあしらうと離れていく。特にファーストコンタクトでの印象が長く残るので、最初は絶対全力で遊ぶ。これは僕の不文律だ。取り敢えず部屋にある布団をかき集めて巨大なクッションを作る。大体何をするのか子供でも想像出来るので、この時点でテンションはかなり高い。加えて、部屋中の座布団をうず高く積み重ねる。後は大体ご想像の通りだ。普段家や学校では(物理的に・倫理的に)出来ないような、いわゆるドリフ的な遊びを提供すると子供は狂喜乱舞する。ついでに言うと、僕も狂喜乱舞する。あ、破壊行為などはNGで。あくまで誰にも迷惑をかけず、楽しく悪い事をするのだ。

大変エキサイトしたのだが、あまり行き過ぎると怒られるし汗をかくので適当な所で打ち切り。目先をザッと変える事で子供のモードも変えてみる。次の面白い事に興味を向けて貰う訳だが、そろそろ就寝時間も近付いているので布団を敷く。普通に敷いても面白くないので、色々しょうもない事をしながら敷く。どうやら今日の子供たちとは仲良くなれたようだ。寝静まるまで傍で見てから事務所へとんぼ返りした。

それにしても『遊び』って面白いよなあと思う。ちょっとの工夫でこれだけ楽しめるんやから。小さい頃からの癖なのか、その場の環境だけで遊びを考える事が多いんやけども、こういう設定とかルーリングとか考えるのってみんな苦手なんやろうか。それとも単に慣れてるだけなんやろうか。

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