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悪い大人たちが朝まで飲み続ける一日

  • 2013-04-16 (火) 0:30
  • 日常

始めに。今日の日記はグダグダです。Game*SparkのGokubutoさんが真っ当で素晴らしいイベントリポートを上げられているので、詳細な内容を知りたい方はまずそちらをお読みください。グダグダを楽しみたい方は、先にこちらをお読みください。

0時過ぎ、地下鉄御堂筋線の終電で本町へ。大阪一のビジネス街、流石にこの時間に降りる人は少ない。真夜中のビジネス街って興奮するよね、立派な建物に囲まれてるのに静かで誰も居なくて。Googleマップを頼りに歩く事数分、オフィスに入る前にA君こと天谷君と遭遇した。PANDAさん、ならむらさん、プレーイズムのスタッフさんもお揃いで。どうやらコンビニへ買い出しに行った帰りだそうだ、ナイスタイミング。

皆でプレーイズムさんのオフィスへ移動、立派な会議室に陣取る。1時間後には、ここから悪い大人たちによるニコ生配信が始まるのだ。平日月曜の25時~27時ですよ、無茶苦茶過ぎる。そもそも何でこんな時間に生放送をやるのかというと、ならむらさん達のチームNIGOROが作ったゲーム『La-Mulana』が世界最大のゲームプラットフォームである『STEAM』で配信(販売)されるのに合わせたという理由がありましてですね。要は向こうの現地時間の10時だかに配信が始まるから、それを皆で見守る名目でパーチーしようぜと。僕と天谷君は賑やかしです。今日の配信、パブリッシャーであるプレーイズムさんが一番緊張してるんじゃないかな。

配信前に色々と準備。背景が寂しいからと、お便りやFAXが届いた事にしようと皆で落書きを始めた。ならむらさん、左利きだったのか。知り合って3年近くになるのに初めて知った。ここで僕、事務所で作ってきた三角の名前の書いてあるアレを取り出しバカ受け。生放送中にも散々イジって貰えて何よりです、プレーイズムさんの分も作っておいて良かった良かった。ちなみにここからならむらさん分をダウンロードできます。お祝いはサミエルさん大好物の蕪村庵のおかきだったんだけど、サミエルさんは今日お留守番らしい。また渡しそびれてしまった。

25時、放送開始。こんな平日の夜中なのに、結構視聴者が居る事に驚いた。始まる寸前まで緩やかだった空気も少し張り詰める。が、早々にならむらさんがくだけ始める。名前の横に『他』と書かれていたのに笑った。元ネタはこの記事。6人中5人まで名前書いておいて、何でもう1人紹介せんのよと。大変根に持っておられました。お隣はプレーイズムの水谷さん、ハチャメチャ働くプレーイズムのリーダーだ。実は僕らよりかなり若かったりする。

さて、どんな感じの立ち上がりになるかなと思ったら、のっけから良い感じの殴り合い(ならむらさん「心中相手を探していた」水谷さん「実はウチも海外で死んでくれる人を」)で現場もニコ生もホットに。「昔、NIGOROさんのtwitterアカウントに無視された事が」という暴露話まで飛び出して、これ公式放送やんね?と確認したくなる位にぶっちゃけ始める。一応断っておきますが、NIGOROさんとプレーイズムさん仲良いですからね。開発室Pixelともお互い仲良いですからね。NIGOROさんが中心に居ると全部カオスになっていくんだけども、とても良い事だと思います。

途中から登場したのは、プレーイズムマン1号ことJoshua Weatherford氏、通称ジョシュさん。ガンダムとゲームにかけては社内一詳しいと噂される人で、日本語ペラペラの翻訳者さんだ。ゲーム系ニュースサイトGame*Sparkのほうに掲載されたGDCの記事でもその姿を確認出来る。ホントに気さくなナイスガイです。「ジョシュ来た!」とのコメントに驚いてたなあ。有名になってしまいましたね。

更なるゲスト、開発室Pixelの天谷君。「近所だったから呼んだ」というならむらさんの言葉通り、La-Mulanaとほとんど関係無いのに呼ばれたという素敵ゲストだ。とは言え、同じ国内を代表するインディーズゲームクリエイターだし、しょっちゅう会ってる友人だし。持ち前のフリーダムさで混迷を極めさせた、当放送の台風の目であります。背景の絵ドンドン描いて、ってけしかけたのは僕だけど、そこまでやれとは言ってない。この二人のフリートーク面白いわー。いずれ是非、公開対談をやって欲しい。

そして僕と一緒に登場したのは、Game*Sparkの記者さんであるGokubuto.Sさん。上記のGDC記事を書いたその人だったりする。実は朝まで高熱でうなされていたそうで、解熱剤で押さえ込みながらの参戦、にも関わらずノリノリだった。番組中にならむらさんから「じゃ、インタビューお願いします」という無茶振りをされるも気合で応え、何とその日のうちにこの放送の記事まで仕上げたというプロ根性。その後、また熱を出したそうで。そりゃそうなりますわ、お身体大事にして下さい。上の写真は、その無茶振りされた瞬間の表情です。ちなみに手持ちのカメラはNikon D300。仲間仲間。

生放送には顔を出さなかったけど配信を頑張っていたPANDAさん、今日の機材は全て自前のものだそうだ。キャリーバック一杯の機材運びとセッティング、お疲れ様でした。ホントに何でも出来るなあ。NIGOROで一番謎が多いのって、ひょっとしてPANDAさんなんじゃないだろうか。経理も法務も出来るスーパー社長だ。

そういや、ゲームクリエイターでも何でもないのに何で僕が居るんやと言われますと、PANDAさんが「記録係はよ」と呼んでくれたからです。この所すっかりNIGOROさんと天谷君の記録係になってる気が。ウラガワのイベント以来、ホント仲良くさせて貰ってます。一応La-Mulanaのテストプレーヤーでもあるので、天谷君よりはLa-Mulanaとの関連性が高い気がする。気持ち程度。

番組のほうは至ってノープラン(ならむらさん曰く「タイムテーブルだけは考えてた!」)で、話す内容すらマトモに決まっておらず、これほどに『やりたい放題』という言葉がシックリくる事は無いんじゃないかというフリーダムさだった。改装初日という会議室の壁にベタベタ貼り紙をし(「生放送を見てる社長に何を言われるか」と水谷さんガクブル)、生放送中に戸棚が外れてバーンと倒れ(倒したの多分僕ですスイマセン、元から壊れてたとの事)、時間通りにLa-Mulanaが配信されないどころか配信ページ自体にアクセス出来なくなり(Gokubutoさん曰く「大抵時間通りに配信されないという通称『Valve Time』というのがありまして」→数分遅れで配信開始)、酒やメシを食べながら配信を続け、絵を描き過ぎて紙までおかわりし、26時からの放送休憩時間にオフィスの電話が鳴り(「社長からのお叱り電話か」と水谷さんが再度ガクブル→営業課の社員さんからのお祝い電話だった)、放送終了10秒前になって初めてPANDAさんからカウントダウンが提示されたりと、よく無事に放送が終わったなと。それなりに起承転結が付いてるのも奇跡的だった。「このノリがウチららしくて良いよな」とならむらさん。全くです。夜中27時(3時)まで、想像以上に沢山の方に視聴頂き有難うございました。この放送の為に半休取ったという人が居たんですけど、大丈夫ですかtaigooooさん。

放送も終わり、STEAM配信も無事開始され万々歳。後は地下鉄の始発を待つばかり…2時間半ほど。外に出るにも店は無いし、結局会議室に残って座談会となった。GDCの話なんかはマジメな内容だったけど、だんだん皆おかしくなって「これまだ録音してるんですか!?止めて止めて!」と天谷君が悲鳴を上げたりと、とても書けない話連発になりましてね。あ、ならむらさんのスケッチブックは圧巻だったなあ。流石プロのイラストレーター。他にもLa-Mulanaの売り上げランキングで一喜一憂したりと、全員ハイテンションのまま日の出を迎えてしまった。毎回思うけど、このメンツやと時間が立つのが早い早い。

早朝5時半、朝日を浴びつつ解散。PANDAさんが「今から伏見稲荷へお詣りに行く」と言うと、「今から!?今から行くの!?」とならむらさん。何度かそのやり取りを繰り返して「あー解ったよ!真っ直ぐ家に帰ってやるよ!」と何故か逆ギレしたPANDAさん。NIGOROさんはホント面白いチームです。お疲れ様でした。

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