あちこちで『9÷0=0』の話題が飛び交っていて、心底ゾッとした。今の学校、どないなっとるんや。0で割ったらアカンって事を知らん教師が居るって事か。とても解りやすいtweetがあったので、紹介させて頂く。
#割算 小学校に限らず、大学の先生だって、おかしなことを言っている人は結構います。人数が多ければある程度は仕方がない。でも、「0で割ったら0になる」と教わった人が簡単に見付かるという驚愕の事実にびびりまくり。「え~!これマジかよ~」と声を出しながら情報をチェックしている。
— 黒木玄 Gen Kurokiさん (@genkuroki) 11月 25, 2012
#割算 小3教科書的には「9÷0」は「9個のみかんを0人に同じ個数配ったら1人あたり何個配れますか?」と「9個のみかんを0個ずつ配ったら何人にみかんを配れますか?」という話になります。「答がわかる!」という感覚の人っている?ぼくは「なにこの問題?」と思うのが普通だと思うのだが。
— 黒木玄 Gen Kurokiさん (@genkuroki) 11月 25, 2012
#割算 写真は啓林館『わくわく算数3上』のpp.20-21より。掛順こだわり教育のスタイルで割算が掛算の逆演算になっていることを教えていることの証拠および「0の割算」の教え方。 twitter.com/genkuroki/stat…
— 黒木玄 Gen Kurokiさん (@genkuroki) 11月 25, 2012
#割算 先のツイートの画像を見ればわかるように、小3算数教科書では「9÷0の答は□×0=9(もしくは0×□=9)の□に入る数」なわけです。まさに小3教科書レベルの話なので中学校以上の数学の話は関係ないとして問題ないです。
— 黒木玄 Gen Kurokiさん (@genkuroki) 11月 25, 2012
#割算 「どうして0で割れないことにするべきなのか?」という問いは高級で難しいです。それに対して「(算数の範囲内で) 0×□=9の□に入れられる数はありますか?」という問いは圧倒的に易しい。まさに小3の算数レベルの話。この2つの問いを混同するのはまずい。
— 黒木玄 Gen Kurokiさん (@genkuroki) 11月 25, 2012
#割算 しかし、0で割れないことにする理由を説明できない人であっても、「0×□=9の□に入れられる数がないこと」は理解できている場合が多いと思います。(もしもそうでなかったら、かなり怖いぞ。) そこまで理解していれば「9÷0=0」と教えることはありえないと思う。
— 黒木玄 Gen Kurokiさん (@genkuroki) 11月 25, 2012
- Newer: 足を鍛え直す
- Older: SG-1000の思い出