- 2009-11-27 (金) 0:40
- 日常
発表会で使う曲の編集をしたいと言う事で、バレエのAちゃん来訪。「ちょっと前までヘルニアで、一切座れへんかってん。しゃあないから東京のコンテスト行く為に、新幹線でもずっと立ってて」と半笑いのAちゃん。出会ってこの方、僕はAちゃんが五体満足な所を見た事が無い。
このAちゃん、恐るべき伝説を幾つも持っている。どれも大抵本番直前に起こった話なのだが、原チャで事故に巻き込まれるも無事本番をこなす、練習中に腰が外れるも本番をこなし、舞台袖で絶叫しながら倒れる(本気で怖かった)、足の甲を縦に骨折し、医者からバレエ生命事態が絶望的と言われる中、痛み止めを打たずに(打つと全身の感覚が狂うので氷水に漬けて対処した)一日8時間超の練習を行い無事本番を終える等、常人では考えられないような修羅場を潜り抜けてきた、真の武士(もののふ)だ。
この日は時間が無く、あまりゆっくり話を出来なかったのだが、帰り際に驚くような話をしてくれた。幾ら無茶が効くとはいえ、やはりAちゃんも人間だ。個人的には、もう少し自分を労わって欲しいと思う。また近々、ゆっくり話したい。