僕の後任を探すべくハローワークに求人募集をかけた結果、1週間と経たずに5人の応募があった。これもご時世なのだろうか。僕のやっている業務内容は、社内では僕にしか解らないので、面接には全て立ち会うことになった。
よくよく思い出してみると、去年のこの日、僕は面接をされる側としてこの応接室に居た。まさか自分が、しかもこういう形で面接をする側に回るとは思いもよらなかったが、これはこれで面白いなと思った。
面接というのは面白い。ごく短時間で、受ける側は自分の全てをぶつけに来て、行う側はその中から色んな事を汲み取ろうとする。普段接しているだけでは気付かない、その人の『個性』というものがハッキリ見えてくる。履歴書一つ取っても、それが伝わってくるのだ。
願わくば、僕の後任となる人が良い経験を出来るよう望んでいる。
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