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hxblog | 909

僕ら社会不適合者

「僕らみんな、社会不適合者だからこんな事やってんじゃないですか」という一言に、随分救われた。

何でラジオが鳴っている

朝、布団の中でモゾモゾしていると、1階から大きな声が聞こえてきた。僕の嫌いな国会中継のラジオっぽい。これが鳴ってるって事はオトンかオカンが点けたんかなと寝ぼけた頭で考える。それにしたって僕が寝てるのに、何でこんなデカい音で鳴らすのよ。と、ここである事に気が付く。この時間帯、今日は1階には誰も居ない筈なのだ。オカンは昨日から桑名の方へ出掛けていて、オトンも席を外している。この時間にラジオを聞いている人間なんて、誰も居ないのだ。

しばらくして、眠い目をこすりながら1階へ降りる。辺りを見渡す。誰も居ない。誰も居ない居間で、災害用非常ラジオだけが鳴っている。何だこれは。早朝にラジオを点けっぱなしにしてオトンが出掛けて行ったというのは考えにくい。取り敢えず電源を落とし、顔を洗っていつもの生活に戻った。が、釈然としない。夜になり、一家が食卓に集まった所でこの話を切り出してみた。やはり今朝は誰も居なかったし、ラジオだって点けていない事が判明。じゃあ、一体、これはどういう。

嵐のようにやって来た教え子

突如ラクロスのKから連絡があり、ウチへ顔を出す事になった。実に1年半ぶりの事である。いつも突然連絡が来るので驚くのだが、今回はずっと行方不明になっていたのでメールを受け取った際にちょっとビビった。ホンマに本人かと。夜になって、バスに乗ってやってきたK。また少し、大人っぽくなっていた。

挨拶もそこそこに晩飯へ向かう事に。いつの間にか歳を取り、Kもこの春で大学4回生になるという。既に就活が始まっているそうで、「面接行かなアカンにゃけど緊張するわー」などと不安を口にした。へえ、あんだけ本番に強かったあんさんでも、そんな事言うんやねえと驚いたら「そら怖いわ、バイトの面接とは違うし、どんなんか全然解らへんし」と苦笑い。ちょうどカップヌードルのCMで圧迫面接を模したものをやっていて、「あれ見る度に憂鬱になんねん」とこぼす。いやいや、流石に今はあんなんは無いやろ、下手したら録音とかされて学生に反撃されるやろうし。

ここで何か、具体的なアドバイスの一つでもしてあげられれば良かったんだけども、残念ながら僕はマトモな就職活動をした事が無い。企業面接だって過去3回しか受けたこと無いし、そのうちの2回はほぼ内定を貰ってる状態で受けたものだったし。ちなみに最初に受けたのはカプコンだったりする。ペーパーテストはクリアしたんだけども、面接で落ちました。

飯を食い、酒を飲みながら、具体的な将来の話を聞かせて貰う。教え子ともこんな話が出来るようになったんやなという嬉しさと、何となく巣立った感じがあって寂しさを感じた。それでもチラホラと子どもっぽい部分が見えたりして、子供と大人がダブって見える。教え子ってのは、幾つになっても教え子なのかもしれない。でもそのうち、この子も僕を追い抜いて行くんやろうなと。

一頻り真面目な話やノロケ話を聞かされて、大笑いしながら店を後にする。まだ時間も早いので、近場のケーキ屋さんでケーキを買って事務所へ戻った。そこへ就職活動中の企業から電話が。まさかの就職活動inウチの事務所である。スケジュール帳とPCの画面(僕が検索係を務める)を見ながら手早くスケジューリングを済ませると、何とiPhoneのリクナビアプリでササッと面接・説明会予約を済ませてしまった。今、これだけで全部出来てしまうのか。いやはや驚いた、就活なんて普段全然目にせんから全く知らなんだわ。

その後、何故か「しゅうは早く結婚すべき」と詰られ、具体的な提案をされ、ダメ出しをされ、ボッコボコに心をへし折られて本日は終了。駅まで送って、ほな明日からまた就活頑張れよーと声をかけたら、最後の最後にですね。

こういう気遣いをやってくる、恐ろしい子なんですわ。「ちょっと早めのバレンタイン!」やそうで。どうも参ったね。

動かすのが楽しい

思い立って、久し振りにLa-Mulanaを遊び直した。KickStarter期間という事もあったけど、単純に遊びたくなったというのがキッカケで。ずっと動画でばっかり画面を見ていたので、60FPSでキャラが動くのを見てひどく新鮮な気分になった。そういや最近、ゲームの話はするけども遊んでなかったよな。

で、楽しいんですよこれが。上記tweetの通り、操作するのが楽しい楽しい。歩いて、跳んで、張り付いて、攻撃して。出来る事が少しずつ増えていくのが、こんなに面白いモンなんやなと再認識させられて。La-Mulanaは謎解きや罠にスポットを当てられる事が多いんだけども、アクション部分も物凄い丁寧に作られてるんですよ。『動かすのが楽しい』なんて当たり前の話かと思われがちだけど、これを実現するのにどれだけの調整が必要か…

3月の宿が残りわずかに

朝方、「来月京都に友達が来るんやけど、宿探してもなかなか見当たらんのよ…」とオカンに言われてハッとなった。同じタイミングで開催されるBitSummit、ひょっとしてもう宿が取れなくなってるんじゃ。急ぎリストアップした宿一覧をチェックしたら、満室か残りわずかばかりになっていた。これはマズい。BitSummitに参加するチームが多い場合、抽選になるという話があるのだ。その抽選日は2月中頃、とてもじゃないけど待っていたら間に合わない。急ぎ各方面へ連絡を入れるも、これといった対策が無い。どうにか発表を前倒し出来ないものか。

それを知ってどうする

あちこちで議論が起こっている、小保方さんの扱い方。先日の夜にチラッとニュースを見て、その取り上げ方(プライベートを暴く・周囲の人にインタビューしまくる)に反吐が出たんだけども、やっぱり支障をきたしてたのね。気の毒に。挙句、理研自体が『60秒で解るプレスリリース』なんてものを作らざるを得なくなる訳で。これ作るの、本来はメディアの仕事なんじゃ。

プツっと緊張の糸が切れて

軽音のMちゃんがジャズを聴きたいといったので、いつものジャズバーに招待した。同じ軽音部に在籍しているベースのSちゃんも急遽参戦、店内の平均年齢を大きく下げる。「店に制服の女の子が二人も居いる!」とママさん大笑い。当然二人ともジャズバーは初めてで、それどころかジャズも初めてだった。そりゃそうだわね、こんな機会でも無ければ普通入らんわ。オーダーは3人ともソフトドリンクである。

軽音部と言う事もあって、二人とも楽器が大好きなんだけれども、こういう雰囲気で、しかも全く知らないジャンルとあって興味津々だった。ジャズの流れを簡単に説明して、あとはほっておいても十分楽しめていたようだ。要所要所で説明を入れると、特に急遽参戦のベースのSちゃんが食いついてくる。お、これはひょっとしてジャズに脈有りですか。軽音部でもそうやと思うけども、ベーシストは貴重な戦力なんよね。ホントは今日、ホストミュージシャンであるベーシストのA君と会わせてあげたかったんだけども、残念ながら今日は代打の方が来られていてね。惜しいなあ、と思っていたら「お会いしたいんですけど、いつ来られますか?」とSちゃん。おおお。では次回もお呼びしよう。

今日は早い時間からプレーヤーが沢山居て、店内はかなり賑やかだった。もしベーシストのA君と僕だけみたいな事になってたら、どんな演奏をやらかしたか解ったもんじゃ無い。2人の前では、Fly Me to the MoonとThere Is No Greater Loveの2曲だけやらせて貰った。恥ずかしい所だけは見せられんとしっかり練習してきたんだけども、幸い大きなミスをする事なく逃げ切れた。良かった良かった。

良い時間になったので2人を送って、再び店へ戻る。そこへホテルでのライブを終えたばかりである兄弟子のKさんがやって来た。折角なんで一緒に2曲ほどやらせて貰ったんだけども、緊張の糸が切れたのかハチャメチャな演奏をやらかして大変に落ち込む。これが教え子の前じゃなくて良かったわホンマ。Kさんは誉めてくれたんだけども、一つ出来たら一つ出来なくなってる気がする。ただ、これからKさんがマンツーで相手をしてくれるとの事で持ち直した。頑張ります。

48時間耐久Maruchuさん

Mauchuさんがねとらぼデビューしてて噴いた。先日開催された、48時間まるまる使って初対面の人同士でゲームを作るイベント『Global Game Jam』で、Maruchuさんのチームが作ったゲームが大人気である。このイベント、世界中の様々な会場で同時に48時間耐久ゲーム開発をやっていてるんだけども、このゲームは発表された中でもかなり完成度の高い内容になっている。恐るべし、Maruchuさん。

久々に悪い大人が暴走しまして

僕が去年撮影した写真の中で、一番気に入っているものが公開された。和歌山の加太砲台跡で撮影した、ならむらさんの写真だ。ちなみにこの壁紙もキャッチコピーも僕が作っている。ちょっと綺麗過ぎるかな、でも一般の人も見るだろうしあんま無茶は出来んよな、という感じで作ったんだけれども、ここから悪い大人達が暴走を開始する。

流れと勢いで、大変な事になってしまった。画像は特に英語圏でバカ受けしたようで、あちこちから「しっくりくる」「最高」などという評判が返ってきた。脂汗が出る。確かにインタビューや生放送を見てる人ならば、このキャラでも十分通じると思うんだけども。変に一人歩きしない事だけを願いたい。首謀者の一人の祈りです。次は何を作りますか。

教え子テロリスト

教え子である英国帰りのRに、僕の偏食ぶりを知られ、詰られた。事の発端は、Rが回転寿司屋でバイトをするという話だった。ビネガーとは味どころかニオイすら相容れない僕にとっては地獄でしか無い場所なんだけども、Rは殊の外コレが好きなようで、「だからわざわざバイトもここにした」と豪語する。(物理的に)距離を置かせて下さいと懇願する僕、「寿司が食えないなんて日本人じゃない」という定型句で詰るR。もしバイト上がりなんかにウチに遊びに来たら、店の手前から放水するぞと半泣きで警告。今まで沢山の人と出会ってきたけども、寿司屋で働いている人と出会ったのはこれが初めてだったりする。まさか、僕の教え子が、テロリストに。

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