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鍛錬 Archive
大失態
- 2009-06-22 (月)
- 鍛錬
予てからの希望で、元職場の同僚MさんとOさんをジャズバーへご招待した。時間に余裕があったので、しっかり練習をして恥をかかないようにとセッションに臨んだが、ドラマーさんの4バースを潰してしまうという大失態を犯した。
そもそも、自分がメインに立ってセッションをやっているのだから、自分がしっかり船頭を務めない事には船が迷う。以前は見習い船頭ともいうべきポジションで、皆がフォローをしてくれて何とかなっていたが、もうそういう時期は過ぎてしまっている(アドリブが出来る様になってきた為)。なのに、自分にその意識が全く無かった。引っ張っていく、という意志力が無かったのだ。
フレージングには、メロディを歌うのと、方向性を伝えるという二つの要素がある事に気がついた。好き勝手歌っていては、周りはどうついていけば判らず不安になる。回りに気持ち良くついて来てもらう構成力や気配りが必要なのだ。聴衆にだけではなく、プレーヤーにも発信をしていかねばならない。それを人に頼り続けているから、こんな事になる。嗚呼情けない。
「出来る事が増えれば増えるほど、悩みも増える」と、昔誰かが言った。全くその通りだと思う。
新しい腹筋
- ダイエット板を見てやって良かった方法・食事・運動(日刊スレッドガイド)
http://guideline.livedoor.biz/archives/51216208.html
仕事をしている時、運動の回数が週2回まで落ち込んで緩みまくったので、週3.5回まで戻して身体を鍛え直している。何を思ったか、母親も身体を鍛えたいと言い出したので、軽いジョギングにも付き合うようになった。
僕が普段行っている運動の内容は、ランニング30分、腹筋150回(90+40+20)、腕立て100回(50+25+25)。始めたのは25歳の頃で、今でこそマシな体型になったのだが、当初は90kg近くあるデブだった。腕立て伏せも10回がやっとという有様。
先日、上記のページでレス番5の「割れた腹筋を手に入れるトレーニング」というものを発見した。気になったのでやってみたら、驚いた事に普段の腹筋150回よりずっとキツい。しかも確実に腹筋に力が入っている。手応えがあったので、運動のメニューを変える事にした。これで今年の夏はいける。
二度目の名刺交換会
先月に引き続き、名刺交換会に行ってみた。予め目標を設定していた事と、ある程度の準備をしていた事で、前回よりはずっと上手く立ち回れたと思う。何より、自分が何者なのかという部分でブレなかったのが良かった。少しずつ自分の世界が広がるのが楽しい。
ところで、前回もお会いしていた陶器作家さんが、実は僕の従兄弟の同級生であり、母の実家と繋がりがある事が解った。本当に、本当に世間は狭い。特に京都は狭過ぎる。
何だかご機嫌だったので、そのままジャズバーへ行ってピアノを弾いてきた。今日はお客さんが多く、ちょっとプレッシャーもあって舞い上がったが楽しくやれた。ただ、そろそろ新しい曲や新しい事を始めなければならないと思う。SummerTimeは良かった。
浦島セッション
- 2009-06-09 (火)
- 鍛錬
退社後、初のセッションへ出向く。気が付いたら2ヶ月も間が空いていたそうで、お店のHPリニューアルを手伝った事もあり、お土産を渡そうとずっと待って貰っていたそうだ。仕事の事も含めて、心配してもらっていたようで申し訳無い。
もう何回書いたか解らないが、生のピアノは良い。本当に良い。タッチ、音の響き、ビジュアル。触っているだけで楽しい。ブランクがあったので、余計に気持ち良かった。肝心のセッションのほうは、(背負うものが無くなった)気楽さもあってか良いフレージングが頻発し、プロドラマーのNさんに「上達したな、カッコ良えわ…これはいかん」とまで言われた。有頂天。ベースのNさんが感情剥き出しで演奏してくれているのに釣られた、という部分もあったと思う。
が、それも長くは続かなかった。指は纏り、集中力は途切れ、後半数曲は自分でも何をやっているのか解らないプレイばかりになってしまった。所謂、弾かされてしまっている状態だ。単純に練習不足という部分もあり、今月中にガンガン直して行きたいと思う。ただ、総じて演奏はマシになってきている。
6年間の重み
- 2009-03-31 (火)
- 鍛錬
今日でギターのY君がジャズバーを卒業するという事で、常連さんや生徒さんの発表会があり、僕も参加させてもらった。
長く付き合ってもらったY君との最後のセッションという事で気負いもあり、練習時のコンディションは最悪に近い状態だったのだが、本番では周りの雰囲気に載せられてそれなりに演奏出来たと思う(左手のコードは酷かった)。演奏したのはSpeak Lowだったのだが、後半に差し掛かるに連れて得体の知れないものが沸きあがってきて、過去に無いくらい感情を剥き出しにして演奏をしていた。発表会後のセッションではそれが更に膨れ上がり、フルートのKさんを交えてSugerをやった時に最高潮に。勢いでやった事の無いRecorda-Meにもチャレンジした。今日一番良かったのは、裏に回ってのバッキング。
反省点も多い。やはりフレージングに幅が無く、苦し紛れでやり過ごす部分が多かった。また、コード進行を途中で忘れてしまい、何となく演奏する部分も多かった。この辺りは4月からじっくりやっていこうと思う。
ともかく、今出来ることの全てをぶつけたので悔いは無い。自分の良い部分、悪い部分が全面に出た、そんなセッションだったように思う。これからは『自立』をテーマに、セッションを続けていきたい。
Y君、まるまる6年間、本当にお世話になりました。僕がジャズを続けられたのは、貴方のお陰です。
顔だけ痩せる
先週から今週にかけて、やたら食べてばっかりだったので太ってきた。僕の場合、油断すると本当に一瞬で太る。その度懸命にランニングを行うのだが、最近顔ばかり痩せていっている気がする。そもそも顔だけ痩せるダイエットなんてのはあるんだろうか。ランニング、腹筋、腕立てで何故顔が痩せる。
主導する事の難しさ
- 2009-03-24 (火)
- 鍛錬
仕事後にセッション。全てを一度にどうにかしようとしても、大抵どうにもならない。落ち着いて一つずつ状態を良くしていくしかない。この日はとにかく弾き過ぎないように心掛けていた。
毎度の事だが、バックに回ると妙に演奏が安定する。先に誰かの演奏を聞く事で、時間的にも精神的にも余裕が出てくるからだとは思うが、そればかりではセッションはやっていけない。『一発勝負』を常に念頭に置いておかなければ成長は無い。自分で引っ張っていかなければ。自分にはまだその技術と知識が足りていない。
Y君とセッション出来るのは、残り1日。
猛省せよ
- 2009-03-17 (火)
- 鍛錬
僕が抱える悪い癖の一つに、『感覚だけで済ませてしまう』というものがある。いつの間にか基礎や理論を置き去りにし、気持ち良い事だけを求めて鍛錬を行ったりしてしまうのだ。今日、その強烈なしっぺ返しを喰らった。しばらく立ち直れなかった。本当に情けない。
手を抜いてはダメ。真正面に向き合わないとダメ。
バイオリズムと底上げの話
- 2009-03-15 (日)
- 鍛錬
昔はバイオリズムなんてものは迷信だと思っていたが、やはり周期的に良くなったり悪くなったりというものはある。ピアノをやるようになってから、それがハッキリ解るようになった。
今日は絶頂期だったようで、やる事成す事全て上手くハマる。こんな発想は昨日まで一切無かった、というようなアプローチがバンバン出てくる。何時間弾いても飽きないし、無茶が無茶で無くなったりもする。笑いが止まらない。
ただ、この良い時の感覚に溺れてしまうと、ドツボにハマった時に落差で自分を責め続ける事になってしまう。一番大事なのは、全体レベルの底上げだ。最悪の状態でも最低限これくらいは出来る、という部分の成長が大事なのだ。
今日は良かった。ただそれだけの話。
『音』を『楽』しむと書いて音楽
ギターのY君のライブがあったので、仕事後にお邪魔した。ちょうど1部が終わった所だったので、適当な席に座って堪能させてもらう事に。
2部が始まった途端に圧倒された。今まで6年間Y君の演奏を見て来たが、こんなに楽しそうで、こんなに激しいY君を見た事は無かった。感情を剥き出しにし、全身を使ってフレーズを歌い上げる姿を見て、これが『音』を『楽』しむという事かと思い知らされた。高い表現力を持つプレーヤーが、心から楽しんで演奏すると、一瞬で観客を巻き込んでしまう。プロ同士のセッションは、ここまでのクオリティになるのか。
僕もこういう事をやりたい。『音楽』をやりたい。
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