日常 Archive

11時より、前々職でお世話になった木工芸のGさんが来訪。会うのは前職での展示会以来だ。自社サイト立ち上げに関して相談しに来られたのだが、聞けば型染和紙職人のA理事が「サイト立ち上げなら」と僕の事を推薦して下さったらしい。本当に有難い話だ。レンタルサーバやドメインの料金について話をしたのだが、以前業者に提示されたというその額は、僕の想像を5倍ほど超えていた。高過ぎる。

一頻り仕事の話をした後、前職場の話も聞かせて貰った。やはりというか何というか。僕が飛び出たタイミングは、どうやら間違っていなかったようだ。

15時より、やはり前々職の同僚でもあった染織のAさんが来訪。無事に結婚式も終わったという事で、サイトのリニューアルについて相談にやってきた。雷おこしにキャラメルソースがかかったようなお菓子を貰う。堅いが美味しい。

Aさんのサイトは、僕が前々職の時に作ったものだ。当時はまだそれほど知識が無く、とにかく必死になって作ったものだが、今見てみればやはり未熟な部分も多い。こうやって自分の仕事をやり直させてもらえるというのも、有難い話だ。さてさて、今度はどう組んでいこうか。

「今回のはヤバイ」とか「直撃するらしい」という話を聞く度、京都市からコースが外れる台風。ここ数年、マトモに直撃した事って無いんじゃないのか。念の為にと戸締りやら何やらしっかりしているが、朝起きたら大体晴れる。誰かが京都市を守ってくれてるのか。

幼少の頃は台風と聞くとテンションが上がったもので、何を考えたか雨合羽を着てチャリで友人宅へ行ったりしたものだ。THE BLUE HEARTSを知ってからは、暴風雨に合わせてアコースティックギターで『台風』を歌ったりもした。典型的なアホだと思う。

• 『ブラインド・サッカー』世界選手権の名プレー（WIRED VISION）
  http://wiredvision.jp/news/201008/2010082621.html

音や声だけを頼りに、ここまでプレー出来るものなのか。キーパー以外は全員視覚障碍者という、ブラインド・サッカーの世界大会。ゴールの裏から距離や角度を伝えるゴーラーの声だけで、美しい弾道のシュートを放つ各選手。ディフェンスも素晴らしい。遠くから見ていれば、ブラインドとは気が付かない程だ。想像以上にアツいスポーツ、是非日本でもメジャーになって欲しい。

ちっとも嬉しくない話だが、スズムシとGの鳴き声が聞き分けられるようになった。

先日の一件以来、僕の脳にヤツの鳴き声がハッキリ刷り込まれてしまい、ふと耳にした鳴き声でも判別がつくようになってしまった。幸い、あれ以来家で聞く事は無くなったのだが、外で聞こえてしまうのだ。実は僕、かなり耳が良い。『聞こえる範囲の何処かにGが居る』という緊張感は尋常ではない。もし、もし出先のお宅でこの音を耳にしてしまった場合、即座に臨戦態勢に入る事をお許し願いたい。いっそゴキジェットを携帯するか。

モリサワから追加フォントがやってきた。念願の、ヒラギノが追加されている。今まででも十分便利だったが、今後はそれ以上にフォントに困らなくなる。ワクワクしながらインストール。途中Windows側で小さな警告（インストールが正しく出来ていない可能性が云々）が出たが、問題無く叩き込む事が出来た。

ヒラギノは、MacのOS Xに標準装備されているフォントなのだが、今回手に入ったものはそれより更にウェイト（太さ）が細かく設定出来るヤツで、細かい仕事をする時に大いに威力を発揮してくれると思う。ヒラギノ角ゴのStdNなんか9ウェイトもある。素晴らしい。後はモトヤ系フォントが手に入れば、僕としてはもう言う事が無い環境になる。購入検討中。

• 「新製品かそれ以上の効果がありそう」――“FF14ベンチ”に沸くアキバの事情（ITmedia +D PC USER）
  http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1006/21/news031.html

ウワサのFF14ベンチマークを試してみたら、恐ろしい程の低評価を叩き出した。『スコアが2500～2999なら標準的な動作が、3000～4499ならやや快適な動作が見込める』らしい。僕のPCもそれなりのパワーを持っている筈なのだが、一体FF14は何をやらかそうとしているのか。

余談だが、僕のFFは3でストップしている。5はちょっとやってみたいが、それ以外のシリーズは、渡されても多分やらないと思う。

法律のSちゃん来訪。先日Amazonで購入したMSI CR500を持っての参上だ。自分の分を含めて、これで5台目のCR500となる。そろそろMSIから表彰されても良いのではないか。

いつも通りWinDVDを救出しながらセットアップ、ウィルス対策や余計なエクスプローラ周りの設定を殺す。これだけでも随分使い勝手が変わる。次いでメモリの増設。何度やっても蓋の頑固さには参る。何はともあれ、これで3Gにパワーアップ。ハードディスクが僕のWestern Digitalと違ってHGSTになっていた。羨ましい。

ついでなので、自宅用のプロバイダ契約もやってもらう事にした。いつもお勧めのADSL Direct hotmailキャンペーンに申し込み、後はAmazonで無線ルータを購入。後は開通したら、現地でセットアップをするだけだ。部屋は直前に掃除するとの事。期待したい。

実はこの法律のSちゃん、面白い逸話を山のように所持しているのだが、色々な方面から怒られそうなのでここで書く事が出来ない。現在、若干真人間ゾーンに帰ってきているようなので、このまま一気に正気に戻って貰いたい。目を覚ますんだSちゃん。

アクセサリのOさんが発起人となり、ミニ異業種交流会が開催された。主にOさんの仕事仲間が招待されたのだが、商工会議所で出会った僕やネイリストのMさん、そして僕が引っ張ってきたヨガのHさんも参戦、合計8名が集まった。

テーブルの並びは、アクセサリのOさん、家具再生販売F社代表のYさん、ヨガのHさん、ネイルのMさん、僕、雑貨I社の営業Mさん、雑貨R社の営業Nさん、雑貨店勤務でありOさんの後輩のTさん。全員やる気満々。イタリアンなメシを囲んで、交流会がスタート。

お互い、僕の別方面の知り合いである2人が、酒を注ぎ合って一瞬で打ち解けている。こんな面白い事は無い。『繋ぐ楽しみ』とでも言うのだろうか、僕は今までずっと繋がれるほうばっかりだったので、こういうのは新鮮だ。ネイルのMさんにかぶりつくヨガのHさん、やはり面白い人だ。

色々話していた中で興味深かったのが、同じ雑貨というジャンルであるR社とI社のラインナップ。カタログを見せて貰ったのだが、どちらもロフトなど大手の店に卸しているだけあって、とてもユニーク。R社の商品はナチュラルかつスマートで、正直かなり好みだ。一方I社のほうはと言うと、「全力で悪ふざけをする会社」とアクセサリのOさんが言い放っただけあって非常に関西向き。中にはあまりにバカバカし過ぎて涙が出た商品もあった。面白い事に、両社の営業さんも好対照な性格で、会社のイメージそのまんま。そこへ納品して貰っている側の後輩のTさんが乱入し、実に良い具合に場が混乱した。

仕事の関係で遅れてこられた、家具再生のYさんは3つ年上の社長さん。かねがねアクセサリのOさんから話を聞かせて貰っていたのだが、静かで熱く話をして下さる方だった。「金儲けを念頭において仕事すると、ロクな結果にならんよね」という話に激しく同意する。経営者とは、といった話も聞かせて頂き、参考になった。僕はこの辺りが弱いのだ。

以下、色んな人のお話。

• ネイルのMさん、新幹線に乗って週一で東京のネイル専門学校へ
• ネイルのMさん、モニター期間価格で女性陣からモテモテ
• I社のMさん、ほぼ毎日営業車で本州中を駆け回る
• I社のMさん、休日も「うどん食べに行こか」と車で香川へ
• I社のMさん、大変なミッフィーマニアで僕と意気投合
• R社のNさん、商品サンプルで全員からモテモテ
• R社のNさん、車には無い電車移動のメリットを熱く語る
• R社のNさん、僕のminimoogTシャツに気付く
• 後輩Tさん、両社の営業さんに納品プレッシャーをかける
• 後輩Tさん、アクセサリーのOさんと疑似姉妹（クローン？）
• ヨガのHさん、いつも通り僕との掛け合い漫才を展開
• ヨガのHさん、突然僕のブログ記事を語りだす

そのまま3時間近く話し込み、四条河原町から順次流れ解散。期待通りの面白さだった。幹事のOさんお疲れ様、あんまり喋りに行けなくて申し訳無かったが、何故二度もセクハラを働きましたか。僕はもうお嫁にいけません。次は座敷席みたいな所で、更に自由な形で話し合えるのを希望してみたりする。

久々に土曜の四条河原町で待ち合わせなんかしている。普段、若者が多い所なんかに滅多に顔を出さないものだから、見るもの全てが新鮮に見える。歩いている人が全て若い。まるで別世界のようだ。

そう言えば、阪急河原町店も先日閉店してしまったんだっけか。正直、ここで買い物をする事はほとんど無かったのだが、高校時代に初めて女の人とデートしたのがここの食堂街だった。確か、京風らーめん『あかさたな』だったと思う。ここのラーメンが大好きだったのだが、現在は名古屋にしか店舗が無いそうで、これもまた寂しい限りだ。

• ぼくのなつやすみの８月３２日をついに解説（作者本人）（togetter）
  http://togetter.com/li/46554

田舎に親戚の家で、子供が夏休みを満喫するというゲーム『ぼくのなつやすみ』。毎日色んな場所で遊んだりして、日記を書いて夏休みを過ごすのだが、このゲームにはとても有名なバグがある。『8月32日』だ。

特定の操作をする事で、夏休みの最終日である8月31日から、存在し得ない次の日へ行けてしまう。ただそれだけだったら笑えるバグなのだが、更にゲームを進めると、徐々に世界が崩壊していくのだ。その様が『8月32日』という非現実的な世界を表しているようで、一時期かなりの話題なった。詳しくは動画を見て貰いたい。

このバグについて、何と製作者自らがTwitter上でバグの解説をしてくれたのだ。それも、8月32日（9月1日）にわざわざ。結論としては『単なる「就寝せずに翌日へ行けるバグ技」』なのだそうだが、症状を聞いた瞬間「なんてナイスなバグなんだ」と不覚にも思ってしまいましたｗ」という気持ちも頷ける。ゲームの歴史上、こういった『偶然の産物』が何かを残した例は少なくない。本当に面白いものだ。