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日常 Archive
長い一日(3) 振り返ればそこに
- 2010-10-08 (金)
- 日常
取り敢えず一息つけたので、最寄りのスーパーへ立ち寄る。耳栓がボロボロになっていたので購入し、ついでに事務所用のオヤツや食料を買い込む事にした。おかずが足りない時の逸品を探していた時、そういや最近、キムチとか食べてないなあと思い漬物コーナーへ。僕はビネガーに強い拒絶反応を示すので、それらが混入されていないものは無いかとじっくり品定めをしていた。そこへ後ろから「お兄さん、キムチやったらこれがお勧めよ」との声が。
振り返ると、全く知らないオバチャンが居た。久々に出会う、世話好きの知らん人だ。オバチャン曰く、「私、ここのコーナーの一通り全部食べたけど、これが一番やったわ」と自信満々、「って、私ここの回しもんとちゃうけどね」と笑いながら腕をポンポン叩いてきた。こういうオバチャン、嫌いじゃない。
成分を見ても、ビネガーらしき文字は見当たらない。先に見ていたキムチには全て入っていたのだ。ひょっとしてこれは、神の思し召しか。そこまで言わはるんやったら、信じてこれ買わせて貰いますわ、とお礼を言って別れた。良いオバチャンだ。
長い一日(2) 雨雲とのデッドヒート
- 2010-10-08 (金)
- 日常
会社案内のゲラ刷りで入稿をしなければならないのだが、先方からの最終チェックの返事がまだ来ない。入稿トラブルなども考えて、出来れば午前中に返事を貰いたかったのだが仕方無い。ひたすら待機。今回はデータ量が多いので、DVDにでも焼いて直接印刷所へ入稿しに行く予定だ。ついでにオカンのお使いにも行く。今日は夕方から雨なのだが、それまでに大丸へ行かねばならないのだ。
結局返事が来たのは15時。空がかなりヤバい事になっている。まずは印刷所だ。データチェックにはそこそこ時間がかかるので、出来れば1分でも早く入稿したい所。日付をまたぐ頃に「データが変です」とか言われたら、泣くしかない。原チャでゴー。
入稿は無事完了(何故かMacでDVDが読み込めず焦った)、そのまま四条烏丸の大丸へ。と、錦の商店街辺りでMKのワゴンタクシーが2台止まって荷下ろしをしていた。ロケだ。どうやらこの近くの店で取材があるらしい。巻き込まれたら動けなくなるので、急ぎ駐輪場へ入る。やれやれとヘルメットを片付けていたら、警備員さんが「あと1時間くらいで振り出しそうやねえ」と声をかけて来た。
10分で用事を済ませ、再び駐輪場へ。バイクに荷物を置こうとした瞬間、頬に嫌な感触が。雨だ。ヤバいシャレになってない。とにかく急いで戻らなければ。幸いこれから東へ戻るので、雲の流れに逆らわずに済む。急いで道路へ飛び出した僕を待ち構えていたのは、ロケのカメラだった。
その昔、地方テレビ局でカメラアシスタントのバイトをしていた僕。今でも大抵の事は覚えている。カメラ上部の赤いランプは、テープが回っていることを伝えるシグナルだ。そしてそのカメラは、二人の女性出演者の間から僕を真正面に捉えてしまっていた。勢い良く近づいてくる、バイクに跨った僕を。
カメラアシスタント時代、フレーム内に入り込む事は『死』を意味した。こういう時は、極力自然にフレームから離れていくのが最善なのだ。立ち止まらず(立ち止まるのは最悪)、無関心で離れる。音声のIさんが教えてくれた事を、知らず10年越しに実践していた。あのテイクがボツになったかどうかは解らないが、やれるだけの事はやった。申し訳無いが、今の僕には雨の方が心配なのだ。さらばロケ隊。
雨が僕に追いついたのと、僕が荷物を届け終わるのは全くの同時だった。命拾いしたとしか言い様が無い。
長い一日(1) 腰騒動再び
- 2010-10-08 (金)
- 日常
やらなければならない事が沢山あるのだが、腰があと一歩で決壊、という所まで来てしまったので整骨院へ。しばらく行かなかったものだから全快したと思っていた先生が驚いていた。僕もここまで悪くなるとはと驚いている。
先生は気さくな方で、結構強めの按摩をしながらでも普通に会話してくれる。こっちのほうが声が出なくなりそうだ。これだけ毎日揉んでたら疲れるでしょう、でも自分で自分を揉めないから辛いんじゃないですかと聞いてみたら、先生曰く「いや、そこまででも無いですよ、よっぽど疲れたら余所に揉んで貰いに行きますし…大抵実験台にされるんですけどね」と。先生でも先生にかかるものなのか。
また、ストレッチに関しても重要な話を聞かせて貰った。「ストレッチやる時は、ずっと呼吸出来てないと意味無いですよ」だそうだ。今までストレッチは、息が止まりそうな位しっかり伸ばす事ばかり意識していたが、そういうもんじゃ無いらしい。「ヨガと一緒でね、呼吸出来てる事が大事なんですよ」と。あ、その話ヨガのHさんに聞いたことがある。
30分ばかしの極楽タイムを経て、再び戦場(事務所)へ戻る僕。残る作業はあと少し。その、筈だった。
3本のタイトロープ
- 2010-10-07 (木)
- 日常
腰も体力も極限状態。朝の9時から夜中の26時までノンストップ作業、4日目。3つある仕事のうち、一番デカい会社案内のほうは終わりが見えて来たが、別の会社宣伝用チラシのアイディアが出ない。作っては消し、作っては消しを繰り返す。色々作ってはみるのだが、どれもしっくりこないのだ。転げまわりたい気分だ。
ずっと向かい合っていても仕方が無いので、違う作業に手を出しつつ考える。そんな中、今まで作ったものの中で、何がしっくりこないのかを少しずつ分析。消去法のような形で、ちょっとしたデザインが出来上がった。これだ。幾つかパターンを作り、テキストを流し込んでみると、見事に収まってくれたではないか。土壇場で何とかなった。
同時に、下旬にオープンするフランス料理店のサイトを作る。告知用にトップページだけ作って欲しいとの事だったので、本当に気合だけで作り上げてしまう。ある程度テンプレートは作っているとはいえ、恐ろしく短時間でカタチになった。
今日は何とか24時に仕事終了。後は明日の返事待ち。文字通り、崩れ落ちる様に眠った。
後で楽になる為に
- 2010-10-06 (水)
- 日常
4月から仕事を初めて振り返ると、想像以上に上手く行っている部分と、想像以上に無駄に苦労している部分がある。本当に両極端な結果なのだが、この『無駄に』が問題なのだ。
当初は気軽な気持ちで進めていたものが、後の後になってきてから強烈に響いてくる、そんな事が何度もあった。こと、メンテナンス性という部分には気を使ってきたつもりだが、場所によってはそれが仇となっている所もあったりする。また、選択肢を微妙に間違えたせいで、ずっと苦労するハメになったり。どれも読みが足りなかった、自分のせいだ。
楽になりたいから苦労をする。ただそれだけだ。小手先で解決をしてはいけない。
疲れが指に来た
- 2010-10-06 (水)
- 日常
何としても乗り越えなければならないハードルが3つ。どれも時間をかければ越えられるものなのだが、問題は時間がほとんど無くて、3つ同時に飛ばなければならない事。
睡眠、食事、風呂、トイレ以外の時間は全て仕事に費やして3日目。ニュースサイト巡りは食事と同時に。ずっとIllustratorとPhotoshopに向かい合って仕事をしている。数をこなせばクリア出来る仕事ならばまだ気が楽なのだが、この3つの仕事はいずれも頭を使う。常時頭をフル回転させるとこんなに疲れるとは思わなかった。腰もとうに限界を超えているが、立ち上がる事は出来ない。
疲れがレッドゾーンを振り切ると、恐ろしい症状が出始める。まず、キーボードがマトモに打てない。打鍵する場所は合っているのだが、叩く順番を間違えて、意味不明な文字の羅列が出来上がっていく。順番を間違えるなんて、普通じゃあり得ない。そして、マウスも微妙に定まらない。いつもなら1px単位でもサクサク操作している右手が、妙にズレて違うオブジェクトをクリックする。ここまで制御出来なくなったのは、今日が初めてだ。
それでもどうにか明日完成、というメドが立った。明後日に入稿なので、明日一日を無事乗り切れれば、取り敢えず後はもうどうでも良い。
12P×10,000部
- 2010-10-05 (火)
- 日常
会社案内の件で打ち合わせ。シャレにならん事に、納期が縮まった上に仕事が増えた。ここまで来たからには出来ないとは言えないが、これは間違い無く過去最高のタイトロープになる。谷底の深さが見えて、眩暈がした。恐らく事務所に戻ったら、当分席を立つことは出来まい。
帰り際、印刷部数について伺ったら10,000部という答えが返ってきて、更に眩暈がした。今までの最高は2,000部。今回は文字通り、桁が違う。まあ量が多いからといって、実際どうという事は無いのだが。インパクトが。
こんな所でG
- 2010-10-05 (火)
- 日常
駐輪場の受付窓上部にG発見。管轄外なので争う事はしなかったが、知らせるべきだったのだろうか。外で見るGにそこまで脅威を感じないのは、ずっと同じ空間に滞在する事が無いという安心感のせいだろうか。
ひたすら図を作るお仕事
- 2010-10-04 (月)
- 日常
会社案内の依頼がいよいよ大詰め。大きめの追加資料が来て頭を抱えたが、やっていくうちに案外何とかなるもんだから怖い。今日一番大変だったのが、組織図の制作。貰った資料を見ながらレイアウトを考えて、ラフを作っては直し、ラフを作っては直し。形が決まって組み上げていく最中に、違う案を思いつくのはいつも通りだ。時間的にキツいものが、やっぱり楽しい。
プロカメラマンの威力
- 2010-10-04 (月)
- 日常
カメラマンのSちゃんに撮影してもらった写真を受け取った。撮影中、ずっと後ろで見ていたのだが、素人なもんで出来上がりが全く想像出来ていなかったのだが、まあもう凄いとしか言い様が無い。これぞ、プロのカメラマン。僕のカメラや腕では絶対撮影出来ないものばかり。構図から何から人任せにしてしまって申し訳無かったが、どの写真も期待を大きく上回るものばかり。オカンも口をあんぐりさせていた。いやいや、本当に頼んで良かった。
さあ、早いとここの写真を活かせるサイトを作らねば。
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