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脳みそと裏技

  • 2009-02-24 (火) 0:30
  • 時事

なんということでしょう。このご時世に似つかわしくない裏技だと思う。笑った。

以下にザクッと説明してみる。間違っていたら申し訳無い。

最近のコンピュータの脳ミソ(CPU)は、スピードアップよりも数を増やして平行作業させる事に注力している。優秀な人間を1人雇うより、そこそこ出来る人間を4人集めたほうが効率が上がるという事。『デュアルコア』なんて単語を聞いた事があるかもしれないが、あれは脳ミソが2つあるという意味だ。

今回話題になった『Phenom II X3』は、X3の名の通り脳ミソ3つのトリプルコアで、市場で流行っている脳ミソ4つのクアッドコアからは見劣りする商品だった。だが実はこのX3の脳ミソ、販売ロットによっては脳ミソ4つの状態で出荷されており、意図的に1つだけ冬眠させて脳ミソ3つにしてある事が分かった上、手動で目を覚まさせて脳ミソ4つで動かせる裏技が見つかったのだ(ただし、1つだけ冬眠させてある脳ミソに何らかの問題がある事も考えられる)。

結果、3時間で1個しか売れなかった不人気商品(ITmedia)が、一瞬にして秋葉原中から姿を消した。

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