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時限爆弾

一般的な話題では無く申し訳無い。

楽天のネット通販店舗では、商品紹介ページで外部CSSが使えないらしい。と言うより、html側のhead部分がイジれない模様。トップページ等は全部イジれるので普通に使えるが、同じスタイルが商品紹介ページで保てないというのが致命的。つまり、基本的にはtableレイアウトで何とかしろ、という事らしい。

調べてみたらこのシステム、根本は相当昔から変っていない。何故こんな惨状のままなのかと言えば、初期段階の設計が甘く、楽天自体の人気が出過ぎてシステム移行が困難になったから(ヘタにイジると何千何万のショップに影響が出て営業妨害になる)ではないかと。

幾つか有名な店舗を探してみたら、CSSが働いている所もあった。内部CSSで全部実現してるのか、力技やなと思ってソースを覗いてみたら、何とbody部分にlinkタグが置いてある。この他にも、無茶をやっている店は数え上げたら限がない。

今でこそ普通に閲覧出来ているが、今後はHTMLやCSS、それを扱うブラウザの厳格化がイヤでも進んでいく(IEはそこが甘いせいでシェアと信頼を失った)。結局、現状維持のままでも破綻する店舗が続出するのでは無いか。一ヶ月で数千万を売り上げているトップ店舗がストップしたら洒落にならない。

恐らく、この時限爆弾のリミットはそう長くない。どのタイミングで、どうやって犠牲者を最小限に抑えてシステム移行していくのか。目が離せない。

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