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hxblog | 909

カラーマッチングツールとの出会い

FlexScan SX2762Wとセットで買った『EIZO EasyPIX』を使って、モニタのカラーマッチングを行ってみた。何ぞこれ、という方に簡単に説明すると、印刷物と液晶モニタの色を合わせる為のツールだ。

自作で年賀状を作って、プリントアウトしてみたら画面とエラい色が違う、なんて事は結構あると思う。これ、液晶の性能部分にも大きな要因があるんだけども、それと同時に正しく色を調整出来ているかという部分にも要因がある。それらを自動測定して調整してくれるのが、こちらの商品。印刷したい紙を計測し、続いてモニタを計測。後は全自動でかなり良い所までマッチングさせてくれる。EIZOの公式サイト説明を見る方が解り易いと思うので、宜しければそちらをご覧頂ければ。

で、実際にやってみた訳ですが、取り敢えず以前に作ったフライヤーとかと見比べてみる。多分合ってる。近日中に喫茶店用イベントフライヤーを作るので、そこで綺麗に合ってるかをチェックしてみたい。正直、初めてのカラーマッチングツールなので、期待と不安が入り混じっている。

これお見舞いじゃない

「お見舞いに行きたい」と以前から何度も申し出ていたA君。オカンは「化粧してない所見られるん恥ずかしいわ」と逃げていたのだが、もうすぐ退院という事もあってついにOKが出た。病院近くの駅で待ち合わせして、巡回バスに乗って病院へ…と思ったら、物凄い長蛇の列が出来ていたので諦めて徒歩。寒空の下、健康的に20分ほど歩いて、やってきました総合病院。未だインフルちゃんで警戒体制が敷かれていたので携帯で呼び出すも応答せず。仕方なくリハビリ病棟へ足を運んだ。

病室に入ると、ちょうどリハビリから帰ってきたオカンが鎮座していた。A君とオカン、3か月ぶりの再会。そこからオカンの怒涛の喋りが始まった。昔っから、僕が友達を連れてくると、勝手にオカンが部屋に入って来て友達と喋り出し、挙句僕の恥ずかしい話を暴露しまくった挙句「あんた邪魔」とあしらう鬼のような親なのだが、この日も例外無く僕の暴露話をガンガンやりだす。事故や入院生活の話はどうした。

さんざんぱら喋り倒して、リハビリ病棟を案内して回ってオカンと解散。「元気そうで良かったよ」とA君は笑っていた。そのまま駅前の喫茶店に入り込んで、ノートPC片手に開発談義。結局今日、何が主題だったのかさっぱり解らなかったが、充実していたので良しとする。

届いてしまったSX2762W

ついに来てしまった、EIZO FlexScan SX2762W。喫茶店の一日店長をやっている時に届いた。バカデカい。閉店後に、今まで使っていたFlexScan S1921と並べてみた。気持ち悪いくらいサイズに差が。そりゃそうよなあ、2560×1440の27インチと、1280x1024の19インチでは何もかもが違い過ぎる。喜び勇んでメインノートに繋いで起動。すると、画面には1920×1080のフルHDサイズで表示された。

実は購入前、最後の懸念になっていたのが、『ウチのノートPC(DELL vostro3700)から1440pの解像度で出力出来るのか』という部分だった。乗っかっているグラボ(NVIDIA GeForce GT 330M)はちゃんと対応しているし、HDMIも1.3から1440pに対応しているという記述を見かけたので、後は変換ケーブルを使ってHDMI(ノートPC側)→DVI(モニタ側)で万事OKだと思い、購入の決心がついた。

が、現実は厳しいものだった。フルHD以上の解像度を使おうと思うと、DVIはデュアルリンクケーブルで無いと表示が出来ない。が、HDMI→DVI変換ケーブルで、デュアルリンクに対応している製品が、未だ発売されていなかったのだ。ネット中を探し回り、諦めきれず閉店間際のヨドバシ京都に足を運ぶも、残酷な結果が待っているだけだった。つまり、現状僕のノートPCでは、この27インチのモニタをフルスペックで使用する事が出来ない…

ただ、出力部分さえ解決出来れば2560×1440の1440pワールドが待っている訳で、フルHDでも以前に比べれば相当画面は広く使えるし、何より27インチもあるから離れていても文字が読みやすい。取り敢えず、購入が失敗だったという事は無さそうだ。明日以降、モニタのセッティングをしていこうと思う。やれやれ。

奇跡のゲームミュージックライブ

ZUNTATAと[H.]が並んでライブをする。タイトーとセガが、お互いのメーカーの曲を演奏しあう。解る人にしか解らないだろうけども、例えるならばローソンがファミチキを売って、ファミマがからあげクンを売るような、そんな考えられないような、夢としか言いようの無いイベント。

正直、視聴する前までは不安の方が大きかった。僕は典型的な懐古ゲーマーで、2000年代以降のゲームはあまり遊んでいないし、新しめのものがバンバン出て来たら楽しめないなあ…と思った矢先に、TAITOの超名作『ニンジャウォーリアーズ(1987年)』の『DUDDY MULK』が。しかも、演奏してるの、SEGAのサウンドチーム[H.]じゃないか。発狂した。去年11月のイベントで知り合った千葉のデザイナーSさん、神奈川のゲーマー一家TさんもUST上で大興奮。直撃世代は涙モノのライブだ。

折角なので、ゲームプレイ動画も掲載してみる。最初の1面の曲が『DUDDY MULK』だ。上手過ぎて三味線まで入ってないんだけども。

一瞬で心を鷲掴みにされた僕、作業を放り投げてディスプレイに向かい合った。これ、とんでもないイベントだ。最初の3分で十分ヤバさが伝わった。もうそこからは出てくるタイトルに大騒ぎ。座談会形式で両者のビッグタイトルからバンバンBGMが流れてくる訳で。

個人的に一番グッと来たのが、『音源別対決』。両社ともにアーケードゲーム黎明期からの老舗なので、PSGから始まって、FM音源、FM音源+PCM、PCM、ストリームと全ての時代のゲームミュージックを順を追って語れる訳で。UST上のコメントでも驚きの声が上がっていたのだが、音質が良い。ネットストリームとは思えない位、しっかりした音が聴こえてくる。PSGの丸い音も、FM音源の金属音も大満足。解説のほうもノリノリで、当時の基盤やチップをバンバン持ち込みながら話をしてくれるのだが、これがまあ非常にマニアックで。「皆さんご存知この基盤」と言いながらSYSTEM16Bを取り出したり、EPROMが載っている事に不自然さを感じて言及したりとやりたい放題。どれだけの人が付いてこられるんかなと思ったら、かなりの数の視聴者が的確なコメントをしていて噴いた。演るほうもプロなら、観る方もプロだ。まさかエフェクター界の大御所ZOOMFXシステムの音源(ZOOM ZSG-2)作ってたとはなあ…

なんでZUNTATAの人がシステム16B音源の説明してるのw
@bigburn

[音源別対決(PSG)]という表記だけで今が2012年だと忘れられる勢い。
@ikapani

ニコ動に「SN76489」タグがあるので気になる人は(ry
@baddy

番組で紹介されたものの中より、PSGから『忍者プリンセス』、FM音源から『バブルボブル』、FM音源+PCMから『アフターバーナーII』のプレイ動画をご紹介。

2時間ほど経った頃だろうか、「そろそろ前半戦が終わりそうなんですが」というとんでもない話が飛び込んできた。そういやこの番組、終了時間とか書いてなかったけど、一体いつ終わるんだ。明日喫茶店に立たにゃならんのにと思ってたら、「次は中盤戦です」と。良し解った、今日はとことん付き合うぞ。

0時を過ぎた辺りからタイトー陣営セガ陣営、共に壊れ始めてくる。HIROさん「タイトーさんは社歌とか無いんですか?」光吉さん「無い?じゃあウチ(セガ)で勝手に作りますか?」とか、小塩さん「(タイトーステーションのテーマは一部の店でしか流れていない件について)流れてる店は良い店です!」石川さん「ブン殴るぞ!何言ってんだ!」土屋さん「左脳忘れてんな!取ってこいよ!」とか。USTで深夜だからこそ許される壊れ方。その他にも秘話が盛りだくさん過ぎて、拾いきれなかった。DVD化しませんかマジで。

【速報】土屋「超SEGAりたいもん」【TAITOに反旗】
@teide_kei

TLがアウアーアーアーで埋め尽くされる一体感。
@romanovh

それにしても、コメント欄を見ていると、心からゲームミュージックを愛してる人がこれだけ居るのか、とジワッと来る。会場間もなく急速な勢いで増え続けた視聴者数は4,000と5,000を行ったり来たり。どんなに遅い時間になっても、ガクンと減る兆しは一切無い。番組途中で『ジャパネットタイム』とユーザーに呼ばれている販促タイムが設けられており、そこでSEGAのサウンドチーム[H.]のアルバムが紹介されたら、Amazon瞬殺。素晴らしい。この様に一瞬たりとも目が離せない状況が延々と続き、トイレを我慢し続けていたのだが、限界が来たのでダッシュでトイレへ。こんな事ならノートPCを抱えたまま…

結局僕はどうやっても80年代後半の人なんだなぁ…だって曲聞いて自然と泣けるもんなぁ…。(;∀;)
@mizo_p

ゲームミュージックでこんな大勢の人と一緒に騒げる日が来るなんて、想像だにしなかった。CD屋の隅にあった、ひと気のないゲームミュージックコーナーに足繁く通ってた人、こんなに居たんか。嬉しい。言葉にならんくらい嬉しい。
@room_909

結局27時前まで、5時間弱というとんでもない放送を完走。最後のアレンジ対決は全身に鳥肌が立ったし、オチの『電車でGO!』コラボライブも最高だった。良くぞこんな凄い企画でこれだけ長時間放送してくれた、と。完全燃焼。こんな時間なのに興奮し過ぎて眠気が来ない。途中のアンケートでも視聴者は30代がメインで、みんなアーケード全盛期の直撃世代だ。この番組、公開録画とかになりませんかスタッフの皆さん。いい歳こいたオッサンばっかり集まって叫びたい。

その昔、学生時代に師匠と仰いでいたサウンド学科のI先生に、一度だけ刃向った事がある。「ゲーム音楽なんてジャンルは無いよ」と授業で話した事に対して、抗議しに行ったのだ。音色や同時発音数が極端に制限された中で、いかに楽曲を組み立てるかという職人的な美しさ。他のジャンルには無い『縛り』が生んだ、素晴らしい楽曲達を丸ごと否定されたように感じたからだ。結局次の週には「ゲーム音楽というジャンルは存在している」と訂正、結局それが縁で僕はI先生と仲良くなってテクノ道をひた走る事になるのだが、それはまた別の話。僕にとってゲームミュージックは最初に触れた音楽文化であり、全ての起源でもある。

どうやらこの放送、更に他社を巻き込んで第2弾を予定しているとの事。日程が決まり次第、その日は仕事を休む。何を置いてもこの放送を最優先すると誓った。最高に幸せな正月特番だった。

tweetに反応するゲーム

Twitterで「交通事故が起きた」とか「隕石を見た」とか誰かがつぶやくとゲーム内でそれが起こるTwitter連携レースゲーム http://IndieGames.com – The Weblog Trailer: Tweet Land
@abagames

色々凄いけど色々ヤバい気もするゲーム。どれくらいのtweetに反応するのか見てみたい。

三十路ナースの破壊力

既に多方面でも話題になってるけどご紹介。色々危険なので、職場や電車内では絶対に読まない事。久々に超ハイクオリティなテキストを書く人と出会えた気がする。声を上げて笑いたければ、是非こちらのブログを。

キャベツと液晶モニタの購買意欲

キャベツ一玉250円で暴れて購入を拒否する僕ですが、27インチ液晶モニタ11万はスンナリ購入致しました。どう考えても安い買い物では無いんだけども、今使ってるFlexScan S1921も6年近く持ってくれたし、十二分に元が取れると思ったので。後はドット抜けやら出力やらで問題が起こらない事を祈るのみ。キャベツは最低でも150円台にならんと買わん。

有用過ぎて泣ける技術書

朝っぱらから読書、それがどれだけ贅沢な事か。11月からの猛ラッシュもどうにかさばき切り、たまった技術書や小説に手を出し始めた。手始めは、『10倍ラクするIllustrator仕事術』。以前からちょこちょこ覗いていたIllustrator系のサイトで発見したこの本だが、読み始めて数ページで頭を机に叩きつけはじめた。使えるテクニック満載、というより、僕なんにもIllustratorの事解ってなかった。何だこの便利機能。何だこのお手軽テクニック。気合と感覚に頼ってここまでやって来た僕にとっては、あまりにも衝撃的な内容が延々続く。泣ける。次の仕事から、早速使わせて頂こう。

余談だが、デザイナーのYちゃんに掲載されてるビックリなテクニックを話したら、「それ、CS2の頃から出来るよ…」と生暖かいお返事を頂いた。し、知っとるよ!僕、ちょっと前までCS1やったんやもん!こちらのサポートサイトに、古いテクニックを使ってないかを調べるチェックリストが掲載されているので、古いIllustratorからバージョンアップした方は是非試していただきたい。ホントに使えるんで。

2つの警察、強制解散

染織のTさん来訪、おかしくなったというノートPCのメンテとサイト改造の打ち合わせ。「何か、メールの受信は出来るんやけど、送信が出来ないんよ…」との事で電源を入れてみたら、ウィルス対策ソフトが2つも入ってるんですけど何これ。相当古いXPなので、アホみたいに重い。「前のウイルス対策ソフトを消そうと思ったんやけど、消えなくて…」、ひょっとして、フォルダをゴミ箱に…と聞いてみたら、「アカンの?」と。大説教大会。メールのほうは、Avastの送信メールフィルタが原因だった。サイト改造の話は、すぐに済んでしまった。

猫林源三スーパーセーブ集



人間業では無い。あの距離、あの姿勢から、どうやってこれほどの好セーブを連発出来るのか。スロー再生が凄い事になっている。

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