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日常 Archive

ウエルカム僕の正月

昨年お世話になったので、とスイスのお茶人Mさん一家から鍋のお誘いを受けた。急いで店を片付けて、バスに飛び乗ってお邪魔すると、立派な正月飾りが施された玄関でMさん夫妻が和服で出迎えてくれた。おお、これぞお正月。

中に入ると、息子さんがちゃぶ台の前で待機していた。もう完全に鍋モード。豚肉をメインにしたあっさり目のお鍋に、何と七草粥が。実は今年、オカンが入院していて食べられなかったのだ。もうこれだけで感激。折角だから写真を撮らせて貰おう、とカメラを取り出したらSDカードが刺さってなかった。崩れ落ちる僕。携帯で失礼いたします。

鍋も七草粥も最高だ。更には日本酒やブランデーの樽で寝かせた焼酎(!)、スイスのプラムのような果物など、珍しいものもガンガン頂いてしまって、もう大変贅沢な事に。SDカードを借りて撮影させて頂くも、データはまだ持ち帰れていない。ええい歯痒い。

鍋を囲みながら、楽しく色んな話をさせて貰った。最近A君が苦労しているローカライゼーションの話(Mさんは6か国語、奥さんは英語が話せる)や、息子さんの早熟さの話、輸入食品の話、勿論お茶の話や文化の話など。いつも喫茶店などでバタバタしながらしか話が聞けなかったので、こうやってゆっくり話せたのは今回が初めてかもしれない。あと、Mさんがボブ・マーリーをリスペクトしていると聞いてギャップに噴いた。スイス人で、お茶人で、ボブ・マーリー。ドイツも近いという事で、ラヴパレードの話をしたら、ドゥーンドゥーンと4つ打ちに合わせて物凄い勢いで頭を振りながら「アレはダメ」と。全員爆笑。

お鍋を頂いた後は、何と初釜。夜のお茶というのも初めてだ。相変わらず、Mさんの手は恐ろしい速さでお茶を点てている。今日のお茶菓子は、珍しい金谷正廣菓舗の『真盛豆』。これ、随分前に一度食べた事がある。パッと見は普通の御団子なのだが、実は青のりでコーティングされているという、室町時代から伝わる由緒正しい茶菓子だ。後味がビックリするくらい青のり。美味しい。もう超贅沢。やっと僕のお正月が来た、という感じだ。

そのまま終バスが無くなっても話は尽きず、午前様となった所でお開き。結局30分ほど歩いて自宅まで戻ってきた。いやいや、本当に良い一日だった。

画力で人間性を否定される対決

漫画家・西原理恵子が数々の著名漫画家に『画力』でケンカを売るという、危険極まりない企画『西原理恵子の人生画力対決』。まさかこれが、Ustで生中継される日が来ようとは。西原理恵子と言えば、本当に美大出身かと疑わざるを得ないアナーキー画風で有名だが、今回は『うしおととら』の藤田先生、『炎の転校生』の島本先生、更に『テルマエ・ロマエ』のヤマザキ先生まで乱入してのハイレベルな殴り合いと聞いた。考えただけで恐ろしい(藤田先生と島本先生の濃い関係性はwikipediaを参照)。

で、蓋を開けてみたら案の定。途中からしか観られていなかったのだが、もう酷い殴り合い。ちょっとした弱点に付け込んで、これでもかと詰るサイバラと藤田先生。島本先生フルボッコ。人間性まで否定されると言う公開処刑、会場もUstも大盛り上がり。いやはや本当にエゲつない企画だ。上記サイトに過去の対戦ダイジェストも公開されているので、是非ご覧頂きたい。とんでもないビッグネームが軒を連ねている。

弱点は下半身

喉がおかしい。事務所ではいつもカーボンヒーターで暖を取っているのだが、喫茶店に置いていた同型機が壊れた為、貸し出してエアコンを使用した、その矢先。一気に喉に来た。これはいわゆる、喉風邪というヤツではないか。急ぎアメと喉の薬を買ってきたが、どちらも急場しのぎの感が否めない。今、風邪で倒れたら店が本気でヤバい。この冬は珍しく風邪を引かんなと喜んでいたのに。

と、ここでふと思い出した。僕、自室でエアコン(暖房)を付けた事が無い。冬はいつも電気ストーブ、あんか、ハロゲンヒーターなどで乗り切ってきたのだ。つまり僕、エアコン慣れしていない。もう少し言えば、下半身が冷える事に慣れていない。流石のパンイチも、冬の寒さには勝てない。

三度目の『あざらし』リリース

A君がiPhone向けにリリースしたゲーム。記念すべき、初めての独立販売ゲームだ。『あざらし』というゲーム自体は学生時代に作られたもので、その後リメイク、そして今回は三度目のリリースとなる。と言っても、初代のものから比べると相当練り込まれたものになっている。

今回、僕はリアルタイムにA君の苦悩を見る事が出来た。『どうやったら面白くなるか』『どうやったら長く遊んで貰えるか』を毎夜悩み、答えを見つけて作り上げられていく過程。毎度の事ながら、成程と何度も思わされた。「もっとサクッと出来ると思ってたのに、結局かなり時間かかっちゃったよ…」とボヤいてはいたが、待って貰った甲斐は十二分にある。

このゲームの面白さは、人の心の弱さにあると思う。こんなシンプルなゲームで何を…と思われるかもしれないが、ハイスコアを目指して10回も遊べば僕の言っている意味が解るだろう。きっとテストプレーヤーと同じく、画面を前に呻く筈だ。

怪しい修正作業

ネイリストのMさん来訪、素材写真の修整を二人して行う事に。40枚ちょっとの画像を一つずつPhotoshop上でチェックして、ゴミを消していくという単純かつ地味な作業だ。昼間と言うのにカーテンを閉め切り、二人してモニタを睨み続ける。通常こういう作業は僕一人で行うのだが、より精度を高めると言う事でMさんも付き合って下さった。結果、2時間ほどで完成するも二人して疲労困憊に。

改めてこうやって指先ばかり眺めていると、爪にも相当の個性がある事が解る。あ、これとこれは同じ人や、というのが一瞬で解るようになってきた。「ネイルは指先のケアにもなんねん」というMさんの話を聞いてると、だんだんネイルをしてみたくなってくる衝動に駆られる。実際ギタリストなんかは爪の保護としてネイルをする事があるそうだ。

どうやって珈琲淹れるんでしたっけ

短い正月休みを経て、今日より喫茶店オープン。今日からまた、しばらくは自分の時間が少なくなる。それを見越しての正月仕事だった訳だが、上手くスタートを切れたようだ。

が、頭の方が1週間ですっかりリセットされていたようで、喫茶店でオーダーを受けても何をすれば良いのかが思い出せない。たった1週間で、珈琲淹れる手順忘れるモンか。この所、輪をかけて記憶が飛んでる気がするけど、これはちょっとマズいんじゃないのか。週5でやってた事を、そう簡単に忘れるモンか。

4つ目のキーボード

ワイヤレスキーボードの調子が悪い。と言うより、レスポンスが悪い。理由あってシビアな入力タイミングが求められている状況下なのだが、このワイヤレスでは心もとないという事で、ヨドバシにて新しいキーボードを探す事に。ワイヤレス購入当時の日記を見返してみると、『当分の間、繋ぎとして使う』と書いてあるじゃないか。

色々悩んだ結果、BUFFALOのゲーミングキーボード BSKBC02BKを購入。有線で、キーはメンブレン、深さは普通。タッチはやや柔らかい。本当はパンダグラフで浅めの、いわゆるノートPCのようなキーボードが欲しかったのだが、部分的とはいえ複数キー同時入力が可能という点に心惹かれた。USBキーボードは、同時押しに極端に弱いものがほとんどだからだ。

しばらく触っていて気になったのは、スペースキーの短さ。というか、変換無変換のキーなんぞ要らん。右Windowsキーもメニューキーも要らん。それ以外は、まずまずといった感じだ。キーボード自体も少し重めで安定感がある。手持ちのゲームを幾つか試してみたら、レスポンスも同時押しも良好。かなり良い感じだ。これで2,000円切ってるんだから、かなり良いお買い物だったと。今日から当分はコイツで頑張る事にする。

耐久、新春限定ラーメン

(変態)デザイナーのKちゃんが「新春限定コラボラーメン食べに行きたい」と言ったので、二人して極寒の中行列に並ぶ事とする。バスが思いの外遅く、京都駅に着いた頃には待ち合わせ2分前。そこからダッシュで七条千本まで向かうも、道中でマジ酸欠になり目の前がグラグラした。ここまで弱ったか、僕。

雪がちらつくという最高のコンディションの中、どうにか目的地『拳ラーメン』へ。事前に地図をチェックした筈なのに、いつまで経っても辿り着かず本気で泣きそうになったのだが、ここまで来てしまえば後は待つだけだ。(変態)師弟コンビの我慢大会、今スタート。幸いな事に、行列は40人程度のようだ。

が、進まない。思った以上にスローペース。既に何度も足を運んでいるYちゃんによれば、店内はそれほど広い訳でも無いとの事。これは思った以上の長期戦になるやもしれぬ。ちなみに12月にも『極鶏』にてコラボラーメンイベントをやっていたそうなのだが、参加したYちゃん曰く2時間待ちだったらしい。おうわ。

1時間経過。確実に前へは進んでいるものの、あとどれくらいで店内に到達出来るのか解らない。解っているのは、死ぬほど寒いという事だけだ。雪もさる事ながら、一切の遮蔽物が無い七条通り、南側の公園から恐ろしい勢いの風が吹いてくる。何で正月からこんな荒行を、とみんな思っていたに違いない。というか、正月早々の平日にみんな何やってんだ。仕事始めじゃないのか。おのれ限定ラーメンめ。

と言うより、そもそも並んでラーメンなんか食べるの初めてだ。いや、限定メニューとかで並ぶ事すら初めてだ。寒さで頭がやられてきて、僕とYちゃんの会話もどんどんおかしくなってくる。「兄さん、はよパンイチになりいよ」と執拗にセクハラをしてくるYちゃん。誰かバイオリニストのYちゃん呼んで。誰か。と助けを求めていたら、お店のスタッフさんが僕らを呼んだ。開始から1時間40分、店内入店。

店内は恐ろしく湿度が高い。温度というより、湿度を感じる。カメラケースに除湿剤を放り込んできて正解だったが、迂闊に取り出す事もままならん状態だ。カウンター席でようやく落ち着けた我々。到達感だけでお腹いっぱいになってるのは気のせいだと思いたい。待つこと数分で、『拳ラーメン』と『麺屋 極鶏』のコラボラーメンである『極拳つけ麺2号』と『〆ご飯 塩釜みそ丼』が現れた。

美味い。これはとんでもない美味さだ。超々濃厚な鶏のつけダレ。言うならばカルボナーラのような濃度で、鶏が迫ってくる。今まで食った食べ物の中で、一番濃い鶏と断言出来る。更に後から入れる海鮮スープ。こちらは超濃厚なエビ。もうエビ丸出し。美味しいんだけど、これと鶏って合うのか…と思ったら死ぬ程マッチした。もう幼稚な表現しか思いつかないレベルの美味さ。食いながらずっと何これ、何これって戸惑ってた。横でYちゃんがニヤニヤしている。何これ。1杯1,000円となかなかに高額だが、これは納得する。参りました。塩釜みそ丼のほうもチャーシュー山盛りで、ここへ付けダレを入れると尚の事素晴らしい事に。

大満足してご馳走様。店主さん達にお礼を言って店を後に…これからまた、あの極寒の中に出るのか…少しだけ歩いて、僕とYちゃんはバスに飛び乗った。マジ無理です。今日もうこれ以上寒いの無理です。京都駅まで戻ってポルタでお茶。割と真面目なデザイン談義を2時間ほどやらかして、今日は解散。

奇跡の整列

未だコミケというものを体験した事が無いんだけれども、これを見ているだけでもハンパ無さが十二分に伝わってくる。訓練されたスタッフと、訓練されたお客さんによる奇跡の整列。1分半くらいからご覧ください。

テーブル組んで画像化して

何でこんな事に気付かなかった、というような事ってありますわな。6年振りくらいに同じものを組んだ時に、当時の僕がビックリする程馬鹿馬鹿しく、ビックリするほど回りくどい組み方をしていた事に気が付いた。一体何考えてたんだ僕。カレンダーの事なんですけどね。

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