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時事 Archive

開き直ったうどん県

事ある毎に『うどん』『うどん』と詰られていた(誉められていた?)香川県が、想像を遥かに超える形で開き直った。何という完成度。解っていた事とはいえ、ここまで清々しく開き直られると参りましたとしか言い様が無い。次は『うどん国』だろう、もうダメだ。

大き過ぎる訃報

今日はジョブズをiPhoneの文脈とNeXTSTEPの文脈とAppleIIの文脈で語ってる人がいて、その人の代表的なプロダクトがこれだけの年代にまたがって3つ以上もあるのはすごいなと思った

さあ仕事すっか、とPCを立ち上げて最初に飛び込んできたのが、スティーブ・ジョブズの訃報だった。まさか、そんなバカな。幾らなんでも早過ぎるだろと絶句。twitterを見ていたら、みるみる内にタイムラインがジョブズの話で埋まっていった。Appleのトップページがジョブズの顔になっていた。Googleのトップページにも、『Steve Jobs, 1955 – 2011』と書かれている。こんなにも呆気なく、一つの時代は終わってしまうものなのか。

考えてみれば、僕の人生上でAppleとの接点はほとんど無い。僕のスタート地点はMSXで、9821からDOS/Vへと、嫌い嫌いと言い続けている筈のMicrosoft一本の人生を歩んできた。そんな僕でも、ジョブズの存在や影響力の大きさは、イヤという程解っている。時代時代の節目で、必ず目にしたジョブズの姿。ある時は羨望の、ある時は嫉妬の眼差しで見つめたものだ。己の人生のあらゆる期間で、世界中の『PC』に影響を与え続けた比類なき男、Steven Paul Jobs。どうか安らかに。

世界でただ一人のシューター

歴史的な1勝から1年、ついにその記念すべき人類初の勝利動画が掲載された。MON氏による、『怒首領蜂大往生』デスレーベルモードのクリア動画だ。いつかは見られると思っていたが、実際その惨状を目の当たりにすると、良くぞこんなとんでもないゲームを作ったなと。それを良くぞクリアしたなと。8分辺りから、もう何がどうなってるのか解らない。フルスクリーンモードにしたほうが弾速がハッキリ分かるのでお勧めだ。ちなみにデスレーベル2週目の仕様は大体以下の通り。3面がクリア出来たら人間卒業だそうだ。

  • 1週目と比べて鬼のように攻撃がキツくなる
  • 残機は常にゼロ
  • ボムはどの面でも4発まで使えるけど、使う度にボスの体力が著しく回復
  • 1週目で出ていた一瞬無敵になれるアイテム(ハイパー)が最初に出ない
  • 最終ボスが2機になる(単純に弾数が倍になる)

ちなみに、クリア当時は、念には念を入れて、PCキャプチャ・miniDVテープ・VHS・手元動画の4系統で録画していたんですよ。

本当に、とんでもない執念だ。MON氏の名は、後世まで長く語り継がれるだろう。攻撃によっては安地があるらしいけど、そのスペースが2ドットしか無いとか狂ってる。

嘉門達夫と大震災


知らなかったのだが、嘉門達夫氏が東日本大震災についても歌い上げていたそうだ。嘉門氏と言えば替え歌やギャグソングで一世を風靡したミュージシャンだが、実は阪神淡路大震災の義捐金を捻出するために、新築の自宅を売り払ったという本物の男でもある。同時にチャリティソング『怒りのグルーヴ ~震災篇~』もリリースしている。

この動画は、震災から8日後の3月19日に放送されたものだ。とにかく素晴らしい。自分の持っている技術や知識を、全て前向きにアウトプットしている。やはり生の地獄を見た事がある人は違う。小学校時代に見た嘉門氏はとても輝いていたが、今でもその輝きは褪せる事が無い。

電気の無駄とはよく言ったもので


タイトルのまんま、『外国人向け保安院・東電の会見がついに無人に』。凄いな、誰にも信用して貰えない組織って。こういうのは外国メディアの方が解り易くて良いやね。何処までズブズブなのか解らない日本のお偉いさんたちと違って。こんなとこで油売ってるヒマがあったら福島原発で放射性物質でも拾い集めてきたら良い。

こんな訃報は聞きたくなかった

どういう訳か、著名人の逝去や急逝ばかりが続く今月末。朝にニュースサイトを見て、全身が硬直した。まさか、あの伊良部が。

2003年、阪神18年振りのリーグ優勝。多数の優勝記念本が発刊され、僕も幾つかを手にしている。その中で描かれている伊良部は知的かつ繊細で、おおよそ『悪童』と呼ばれるものとはかけ離れていた。だが、まさかこんな形で世間一般にその事が知れ渡る事になろうとは。

出来る事なら日本球界に復帰して、コーチとしてピッチャーを育てる姿を見てみたかった。あれだけの経験、知識、能力を兼ね備えた人物は、そうはいない。『いやあ、甲子園は世界一ですよ』と言った彼の姿は、ずっと脳裏に残ったままだ。あまりにも惜しい人を亡くしてしまった。どうか、どうか安らかにお眠り下さい。

つばくろうvs橋本大地

つばくろうってこんなアグレッシブなマスコットだったのか…ドアラとはまた違った、妙な味を感じる。昔っからこんなキャラだったかな、つい最近まではほとんど目立たなかった気がするんだけども。

アマチュアプログラマとロマン

数年前に大興奮しながら読んだ記事。サイエンス好きのアマチュアプログラマが趣味で作った、国際宇宙ステーションの現在地を表示するアプリケーション『GoogleSatTrack』。出来が良くて評判が評判を呼び、何とCBS Newsのプロデューサーから直々に改善要望が。改善された『GoogleSatTrack』は更なる評判を呼び、気が付いたらNASAから手紙が来ました、というとんでもないお話。

そして先日、最後のスペースシャトルミッションにて、再びとんでもない事が起こった。

自分の作ったアプリケーションが、NASAのミッションコントロールセンター・メインモニタにデカデカと表示されている。こんな事になったら、自分だったら多分正気で居られない。

何百回、何千回と見慣れた画面、見間違えるはずもない。すぐにそれが自分の作品だと直感したものの、どうしても信じられなかった。いや、だって、一介のアマチュアプログラマが作ったWebアプリが、ミッションの中でも一番クリティカルな大気圏再突入前のミッションコントロールセンターの画面に映っている。これで信じろという方がおかしい。見慣れたアイコン、昼夜境界線、ISS/シャトルの軌道を示す赤いグラウンドトラック、うっすら見える左上の設定アイコン、全部同じだ。でも…

この後の話もとてもドラマチックなので、是非ご一読頂きたい。良いものを作っていれば、こんな夢の様な体験をする可能性もあるのだ。

何かを目指していたわけじゃない。ただ、こっちのほうかな?と思いながら歩き続けていただけだ。てくてく歩いていたら、いつのまにかこんなところに来てしまった。でも、ここはどこなんだろう?

アナログ放送とアナロ熊


すっかり忘れていたのだが、今日がアナログ放送最後の日(東北3県除く)だった訳で、各地で最後の瞬間を見届けた人が居たようだ。僕の部屋に転がっている昭和40年代のテレビも見られなくなるのかと思っていたのだが、共同アンテナがデジアナ変換されているようで普通に映っててビックリした。



アナロ熊なんてキャラクターまで誕生して、色んな騒動を巻き起こした地デジ化。あれからもう2年ちょっとになるのか。彼もまた、役目を果たして去っていく…と見せかけて『デジアナロ熊』としてもう3年頑張るようだ。

最後に、僕が大好きな原曲のアレンジを掲載しておこうと思う。歌詞が秀逸なのだ。


眞寫動活 ニオヂラ正大
ヤニオヰパの化開 ハ字ノ [イ]
熊ヽ 熊ロナア
來未ク輝
 
涙ノ戰 亂動ノ和昭
ハレガコア 年少眞純
熊ヽ 熊ロナア
ヤ夢キ儚
 
代時タツ走 イ追夢ガ皆
ト欒團 ノ家ガ我 ル帰
熊ヽ 熊ロナア
星ノ福幸
 
タツ走ニ共 ト代時ノ本日
タシニ共ヲ涙ト夢
熊ヽ 熊ロナア
デマ日ウ会タマ

もんじゅについて

昨晩床に就く前、ひょっとしたらこのまま目が覚めんかもなあと思った。2010年にもんじゅで起こった、装置の落下事故。ずっと放置されていた装置の、引き抜き作業が始まったからだ。

何故か僕の周りで、このニュースを知らない人が多かった。ウチのオカンですら知らなかったようで、翌朝話をしても「ホンマなん?」と半信半疑の様子だった。それだけこのニュースは、小さくしか取り上げられていないのだろうか。まあ、煽って騒いだところで、僕ら一般市民にはどうする事も出来ないレベルの事故だから、という事もあるのかもしれない。

  • 【山崎解説:高速増殖炉「もんじゅ」の事故とは?】(NHK「かぶん」ブログ)

    http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/600/86693.html

  • 福島原発に気を取られがちだけど、高速増殖炉もんじゅも相当ヤバい(ハムスター速報)

    http://hamusoku.com/archives/4379486.html

  • もんじゅ(Wikipedia)

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%85

2010年8月26日、炉内中継装置(直径46cm、長さ12m、重さ3.3トン)がつり上げ作業中に落下する事故が起きた
原子炉に鉄クズ(交換装置)3.3トンが落下し、回収が不能であることがわかった
燃料棒の交換方法断たれる
休止不能で制御棒なんとか突っ込んで冷やし続けている状態
燃料が高濃度のプルトニウムで福島よりずっと臨界しやすい
プルトニウムは臨界を防ぐ制御棒効きづらい上に温度にムラができやすい
プルトニウムの量は長崎原爆の100倍以上
本州のど真ん中福井県にあるが、地震プレートの真上にあることが建設後にわかった
高速増殖炉の構造上配管が複雑でクネクネしててペラペラ、地震に構造的に弱い
耐震性をどれだけ強化しても、地震のゆっさゆっさ自体は今の技術では防げない
ゆっさゆっさすると、炉内で巨大な鉄クズもゆっさゆっさ、燃料棒破損も
中を見るカメラが故障し、修理不能であることがわかった
冷却系が液化ナトリウムで、水や空気に触れると大爆発を起こす
福島でやっているほぼ全ての冷却方法が今のままでは通じない、逆に爆発的火災になる
2011年2月21日、装置を現場で担当する燃料環境課長が敦賀市の山中で自殺
今までに2兆4000億円以上つぎ込んで年間維持費だけで500億円掛かり、これまでの発電量は0
燃料の質と量から、チェリノブイリや広島長崎なんか目じゃない人類史上最強の事になる
半径300kmは…

ザッと読んだだけでも、暴動モノの問題点が何個もある。気になる方は項目ごとに検索して調べて貰えれば、これらが本当である事がすぐ解る。もんじゅで起こっていたのは、国を終わらせることが出来る程度の事故だったのだ。ただ単に、運が良かったから爆発しなかっただけの話で。

こんな欠陥だらけの役立たずが、本州のど真ん中にあるという事実。今回の事故で懲りてくれたとは思うが、これで廃炉に向かわんかったら、本気でキレるぞ。

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