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明日香村へ行った

  • 2009-06-15 (月) 0:30
  • 日常

駅前広場。レンタサイクルは1日900円。

奈良県は明日香村に行って来た。目的は観光だが、事前にほとんど何も調べていない。何があるのかすらもあまり解っていない。駅前でレンタサイクルを借り、貰った地図を見ながら取り敢えず飛鳥寺にでも行ってみようと漕ぎ出したものの、20分と経たず遭難。いつの間にか、貰った地図からはみ出した丘に立っていた。

向こう側に見える道路から下ってきた。木で隠れているが、坂はもっと長い。

仕方なく山を越えるショートカットを実行する事に。全身から汗が噴出すが、意外とそれも心地良かった。地図より方角とカンを頼りに峠を越えると、そこには絶景が。長い下り坂も相まって、最高に気持ち良かった。これだけでも明日香村に来て良かったと思ったが、まだ何も歴史的建造物を見ていない。

群生しまくり。

程無くして石舞台古墳という遺跡のある公園に到着。良い感じの木陰が沢山あったので、ここでお昼を頂く事にした。

母に感謝。

そう言えば、昔はしょっちゅう家族でサイクリングに出かけてはお弁当を食べていたなあと思い出した。マトン焼肉の缶詰とおにぎりに釣られて、琵琶湖一周させられた事もあったか。懐かしい気分に浸りながら遠くで馬飛びをやってはしゃいでいる子供を見て、心底良いなあと思った。

京都とはまた違った趣。

更にしばらく走ると、ようやく目的地である飛鳥寺に到着。お寺自体は然程大きい訳でもなく、中学生の社会見学と鉢合わせたりもしたが、思った以上に堪能させてもらえた。お庭も綺麗で静かだ(平日昼間という事もあるかとは思うが)。

距離が近いので余計に大きく感じた。

ここでは鐘も突かせて貰えるとの事で、喜び勇んで一発突いてみたのだが、音の響きがハンパ無い。30秒以上響きが残っていたのが印象に残った。寺から少し歩くと、蘇我入鹿の首塚もある。赤米アイスは本当にお米の味がした。結構美味しい。

昔はゴロゴロあった木の電柱。

飛鳥寺から明日香駅へは、地図を見ながら正規のルートで帰ってみた。それほど酷い起伏も無く、距離も圧倒的に短い。崩れ落ちそうになったが、良い景色を見て良い汗をかけたので、結果オーライとした。写真は今や珍しい、木の電柱。

駅名は『飛鳥駅』なのに地名が『明日香村』など、不思議な点も多かったが、人並みに体力があってのどかな風景と歴史建造物を楽しみたいというのならば、ここは打って付けの場所だと思う。この他にも見所が沢山あるようなので、レンタサイクルがあれば丸一日楽しむ事も出来る、良い観光地だと思った。一般の方は勿論、社会に疲れた方には激しくお勧めだ。

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