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hxblog | 909

あと、1日

朝9時、府立文芸会館着。大道具を降ろし、一旦店へ車を置きに行って、再びホールへ戻る。10年前の舞台に比べれば小さいんだけども、それでもキャパ400人のホールはとてつもなく大きく見える。

何とも言えない気分になってきた。子どもたちがやってくるのは昼からなんだけれども、これを見てどう思うだろうか。流石にプレッシャーを感じるだろうか。

お昼過ぎ、子ども達がやって来たので本番と同じメイクを行う。衣装も着替えて、準備が出来たらホールの前で声出し練習。担当するのは、東京からわざわざ帰って来てくれた役者のNだ。今年の春に就職で上京、SEとして働いているんだけれども、今日明日の為に夜行バスで戻って来てくれたのだ。有難い。また、メイクや着替えのほうでも、10年前の実行委員長であるデザイナーのSちゃんが帰って来てくれた。お母さんも戻って来てくれて、まさにフルメンバー状態。懐かしいなあ、こういうの。

部隊の準備が出来たのでホールの中へ。普段、自由奔放過ぎて走り回っている子どもたちが、怯んだ。そうか、やっぱり自分らでも怯むか。大人でも緊張するわこんなん…と思っていたんだけれども、しばらくするといつもの元気さを取り戻して走り出した。委縮するよりはそのほうがずっとええわな。

さて、僕は僕で準備をしなければならない。観客席の最後部に設けられたPA卓には音響助手用の席があり、BEHRINGERのアナログ卓と業務用CDプレーヤーが3台あてがわれていた。プロの音響Wさんに挨拶をして、簡単な説明を受ける。構成はシンプルなので、ここで躓くような事は無いだろう。実際に音を出させて貰い、どんな感じかを掴んでいく。Wさんのほうでは子ども達の声を拾うマイクを担当、仕込みから調整まで流石の技術を見せて下さった。あの20chくらいあるの、全部一人で捌くのか…

本番の舞台を使っての稽古が始まる。照明などのチェックも入るので、少しずつ止まりながら進めていく。ここで音出しやフェーダー操作に慣れておかなければならない。舞監のHさんや脚本演出をやっている役者のMさんから、音の方にも細かいチェックが入る。僕の台本は、どんどん赤く染まっていった。

19時過ぎ、本日の練習終了。正直自分の事で手一杯で、子どもらの事を見る余裕が無かった。まあ舞台には沢山スタッフも居るし、僕は僕の持ち場を勤め上げるだけなんだけれども、それでもここまで余裕が無くなるとは思わなかった。しっかり反芻して臨まないと、明日痛い目にあいそうだ。

泣いても笑っても、明日が最後。

「間に合った」

児童演劇の本番まであと2日、レッスン場でのレッスンは今日が最後。明日からは本番となるホールでの通し稽古となる。長かった。去年の11月から始まり、数え切れないくらいの困難を乗り越え、ようやくここまで辿り着いた。いや、間に合った、というほうが正しいかもしれない。特にこの8月、ギリギリの状態で神経をすり減らし続け、どうにかこうにか全てのタスクを終える事が出来たのだ。ダンサーのN夫妻(AちゃんとR君)と役者のMさんの超人的な頑張りで、ようやく見えたゴール。明日明後日が本番なんだけれども、僕は既に感無量だ。

唯一の隙間日

今週唯一児童演劇レッスンの無い日、急ぎ仕事をこなす。新しい事をやらなければならんので、短時間インプットと短時間アウトプットを繰り返す。息抜き日になるかと思ったけど、逆に根を詰める日になった。特に書く事も無い位に真面目過ぎる一日。

ランニングが心の頼り

朝から晩まで作業漬けで、なかなか自分の時間を持てない8月。ランニングはストレス解消と体調回復に繋がるので、優先順位はピアノより少し高い。どっちも出来るのが理想なんやけど、1つ2時間近く時間を使っちゃうからなあ。

音と練習と印刷と

いつの時代も、子どもの声は揺れるもので。単純に練習時間が足らなかったってのもあるんだけども、それはもう豪快にハシったりモタったりする。ある程度は頑張ったけども、後は誤魔化し誤魔化しで。こういう作業をしてると、絵も音もテキストも似たようなモンよなあと思う。使う道具は変わっても、やってる事はみんな同じだ。

午後からレッスン場へ。部活を引退した高校生スタッフたちも顔を出してくれて、ようやくスタッフの手が足りてきた。当日もかつてのメンバー達が帰って来るとの事で心強い。

レッスン終了後、続けて西大路四条のグラフィックさんへパンフの受け取りに行く。ギリギリの納期でスケジューリングしていたので、まさかの配送事故を恐れて店舗受け取りにしておいたんだけども、予想より3日早く仕上がった。ホンマ助かります。事務所に戻って仕上がりを見て、特に問題も無さそうだった。安堵のため息。

まさか自分にスポットが当たるとは

8月初旬、Maruchuさんより突然の連絡があった。

「ミヤザワさん、生放送出てくれません?」

いやいや、貴方何をおっしゃってるんですか。『とりあえず生㊥』って、ゲーム開発者さん同士で雑談するラジオでしょ?僕、開発者じゃないですよ?「いや、音楽の話をして欲しいんですよ」、いやいやいや、僕そんな大した知識も経験も持ってないパンピーですよ?「洞窟物語とLa-Mulanaに関しては、今回はNGワードで」、いやいやいやいや。

「そうですか…乗り気でない人を無理強いしてまでやる事ではないですし…」

あ、何か変な火が付いた。そう言われると妙に悔しい。席を立ち、押し入れからCDの山を引っ張り出してきた。プロでも何でもないけれども、喋る事なら多少は慣れてる事だし受けて立とうじゃないですか。あ、でも音楽だけだと持たないかもしれないんで、他の話も混ぜ混ぜさせて貰っても良いですか。

怖い。すんげー怖い。ピアノの発表会とか演劇の本番とか、大人になってからも色々体験してきたんだけれども、それとはまた違った怖さが僕を襲う。過去何回かニコ生なんかに出させて貰った事があるけども、自分にスポットが当たるなんて事は無かった訳で。あろう事か、どセンターですよ僕。落ち着きのない動物園のクマみたいな動きを繰り返し、何度も何度も時計を見る。嗚呼情けなや。

で、リハーサルが始まると割と平常心に戻るのはいつものパターン。Maruchuさんも「ホントは毎回吐きそうなんですよ緊張で」って言ってるけど、ここまで来てしまえば緊張も何も無いですわね。はい、後は記録された動画をご覧下さい。おら頑張っただ。もっと沢山、交流やコミュニケーションの話が出来れば良かったんですけどね。あっという間の1時間で。

実は以前から、Webラジオには憧れがあった。2~3人でダラダラ話しながら、好きな曲かけたりして、ノンビリやってみたいと思っていた。それが今回、こういう形で叶うとは。いずれ余裕が出来たら、今度は僕が聞き手側に回って、色んな人と話をしてみたい。

で、何でならむらさんまで聞いてるんですが、素人の話を。

残りレッスン、あと4回

児童演劇の本番まであと6日、ラストの今週は平日もずっとレッスンだ。大人はみんな焦ってて必死になってるんだけども、当の子どもらはのほほんとしたもので、ホンマに自分ら解ってるんかと言わんばかりのリラックスぶりだった。まあ実際、本番の舞台でリハーサルやらん限りは解らんわな。

音源の整理やらも一通りは出来てるんだけども、本番当日の再生環境がどうなるかまだ決まっておらず悩んでいる。業務用CDデッキ1台は決まってるんだけども、出来ればここにサンプラーが欲しい。デッキ2台だと操作が煩雑になって、ミスする可能性があるのだ。クロスフェードさせる場面なんかは仕方ないとして、ワンショットの効果音なんかは絶対サンプラーの方が楽なので。iOS用の便利なサンプラーアプリを見つけたんだけども、流石に本番でこれ使ったら怒られるかな。機内モードにしてても、万が一落ちたりリセットがかかったりしたら詰むもんなあ。

ハワイ帰りの焼菓子職人さんデビュー

ハワイの焼菓子職人Nさんのサイト、ようやっと公開。創業セミナーで出会ってもう5年か。去年ようやく自分のお店を持って、今ではご近所の顔になりつつあるNさん。ここまで相当の紆余曲折があったのを知っているので、僅かながら協力してきた僕も感慨深い。が、現状僕が死にそうなくらい忙しく、落ち着いて振り返る暇すらない状態だ。落ち着いたら改めて店へお邪魔して、ゆっくり話を聞かせて貰おう。

猫成分の補充

昼過ぎまで寝てから、もそもそと鴨川へ行ってきた。しっかり寝られたので体調も回復したんだけども、今日はもう何も出来ないなこりゃ。

そのまま散歩して、久し振りに猫に会いに行った。一匹くらいは居るかな、と思ったら若頭が居たので撫でてみる。この時期、まだ暑いので膝の上には乗ってくれないんだけども、触る分にはそれほど嫌がらない。猫成分を存分に補充し、帰路についた。

帰ってからD7000で撮影した写真をチェックする。iPhoneの写真でも十分綺麗やんと思うけども、やっぱデジイチとは比べ物にはならんわな。手軽さ故にiPhoneで済ましてしまう機会が増えちゃってるんだけども。

トーマスたちに謝って下さい

僕の周りは、愉快な大人で一杯です。こんな事ばっかりやってますが、みんな凄い人らなんですよ。ホントにホントに。

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