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hxblog | 909

月と山

ゾッとするくらい大きな月を見た。こんな写真も撮れるのか、と後からビックリした一枚。200mmズームをいっぱいいっぱい伸ばして、手持ちで撮影。

腐った縁と美味いメシと

按摩師のNとスーパーのKに呼び出されて、地元で飲む。一軒目は駅前のいつもの居酒屋、二軒目は按摩師のNがお姉ちゃんの居る店に行きたいと言ったのでそこへ、スーパーのKが帰ってから三軒目にスパニッシュ系のお店へ。計5杯。ホント危うく吐きそうになった。多分、最後のワインが余計やったんやと。

恐ろしい事に、スーパーのKと遊ぶようになって、今年で29年。按摩師のNと遊ぶようになって21年になる。そんなアホな。我々、今年で四捨五入すると四十路らしい。おかしい。何もかもが間違ってる。ホントにいつ会っても何の代わり映えもない我々(今日は欠席である鉄の羊毛含む)。いや、ホンマにこれでええんかと。まあ今さらどうにもならんのやけども。

三軒目に入ったスペインバルは、按摩師のNのイチ押し店だったのだが、まあこれが非常に具合の良いお店で。特にアヒージョ(オリーブオイルで煮込んだ野菜とか)が、恐ろしく美味かった。曰く、「自分をここへ連れて来たかってん」と。曰く、料理を楽しめる人間に食べさせたかったというのだが、いやいや、こんな雰囲気の良い店に、僕みたいなオッサン連れてきてどうするよ。若い女の子やろ、ここやったら。

RAW撮影、良いですよ

ようやっと、桜が五分咲きになる。神奈川の技術屋Tさんより、「RAWで撮影するの良いですよ」と勧められたので、購入して以来初めてRAWで撮影をする事にした。保険として、JPGでも保存する設定に。

「RGBのbit数が違うから、グラデーションのかかり具合が段違いですよ」とのTさんの言葉通り、物凄く綺麗に撮れる。その分逆に、自分の下手さもよく見えてしまう。加えて、桜は被写体としては結構難易度が高く、余計にアラが目立ってしまった。恥ずかしい話だが、今日になって初めてF値に気を配るようになった。また、RAWだと現像作業でホワイトバランスや色味を後から変えられるという強みもある。何で今まで、仕事で使って来なかったんやろう…

調子に乗ってバシャバシャ撮っていたのだが、RAWは写真のサイズも半端無い。1枚で20M少々。こりゃ、いつも以上にシャッターを気軽に切れない。16Gx2のSDカードがあれば、かなり枚数は撮れるけれども、後で整理が大変になってしまう。しっかり考えながら撮影するクセを付けていこう。あと、お遊び写真はJPGで十分かと。あと、折角AdobeRGBで撮影しても、観る人のモニタが対応してなけりゃ意味が…

ノーノーを見たいが為に

按摩師のKさんとの打ち合わせで、喫茶店待機。ボーっとしてるのも何なので、携帯で適当に野球情報でもとアクセスしたら、Yahoo!スポーツの野球ページが落ちている。あれ、何やろうと思って他所の速報を見に行ったら、広島vs横浜のスコアが目についた。マエケン、8回までノーノーやっとる。

打ち合わせも程なく終了し、急ぎ自宅へ戻る。こりゃニュースサイトをハシゴせにゃならんわ、と興奮しながらバイクから降りた所、カバンを地面に叩き落とした。カバンの中には、ノートPCが。

興奮と焦りが綯い交ぜになった状態で部屋に戻る。カバンを開ける。うわあ、液晶のカバーが外れとる。幸い、単純に外れただけやったから良かった…と思ったら、右サイドのExpressポート辺り、アルミフレームが歪んどる。ギャアアア。必死で指で整形し、端子類に異常がないか、HDDが死んでないかをチェック。もうノーノーの事なんてすっかり忘れている。電源ボタンを押した。無事起動、無事認識。脂汗がダラダラ出た。マエケン、ノーヒットノーランおめでとう。

安藤復活

ようやく、ようやく安藤が帰ってきた。以前にも書いてたけど、球団カレンダーで年々扱いが小さくなっていく安藤の写真を見るたび、切ない気持ちになっていったのだが、これでまた扱いが大きくなってくれるんじゃないかというくらいのナイスピッチング。オープン戦からかなり状態が良い事は知ってたけど、最初の登板で良い結果が出せて本当に良かった。あとは頑張って、1年間ローテを守ってほしい。全盛期を知っているだけに、余計に嬉しい復活劇だ。

オールドゲームのデザイン特集

千葉のデザイナーSさんから教えて貰った、デザイン雑誌の特集。即オーダーした。これは僕の中では永久保存版になると思う。ロゴマーク見てるだけで興奮するって凄い事やと。まあ、僕らの年代にしか琴線に触れないかもしれないけど。

サスティンペダルを外してみたら

自宅に転がっている、兄の電子ピアノで練習してみた。オカンの送り迎えで、自分の時間が取りづらい(事務所で自分の時間が作れない)からなのだが、意外と悪くなかった。Roland FP-3、今までにも何度か触ったことはあるのだが、弾きやすい。まあ、僕のYAMAHA P-80がエゲつなく重いだけなんだけども。

このピアノ、クロススタンドで足を入れにくいのだが、思い切ってサスティンペダルを外したまんま練習をしてみたら意外な発見があった。僕、かなりペダルに依存した弾き方をしている。指で音を伸ばすのではなく、足で伸ばしている。物凄く気軽にペダルを使い過ぎて、他の音を使った時に音が濁っている(誤魔化している)。いつの間にか、抜いていたのだ。嗚呼情けない。という訳で、これからはペダルの使い方をもう少し考えていこうと思う。

手帳スタンドを導入

せっかく買った手帳をあまり活かせていないので、ブックスタンドを買ってモニタの前に置くようにしてみた。かなり具合が良い。常に目に付くし、席を立つ時にも必ず手に取るので忘れることがない。閉じたままだったり、カバンの中に入れっぱなしになりがちな手帳がようやく陽の目を見るようになってきた。

2012年 車の旅

フラフラの状態で床に就くも、何か眠れない。昔っから、外泊すると何故か眠れなくなる事が度々あったのだが、どうやら今日もそれにハマったらしい。考え事をしている訳ではない。興奮している訳でもない。眠いのに、眠れない。それと同時に、腰が痛くなってきた。この所、慢性的に痛みがあったのだが、これは違う。これは、あの忌々しき、ギックリ系の…

そんなこんなで、30分おきに目が覚めるという、一体何しに来たのか解らないかのような夜を過ごす。朝、全身がこわばっていた。オカンが持って来ていた湿布を貰い、何とか動けるようにはなったものの、温泉宿に来て体調を崩した挙句腰をイワすなんて、聞いた事が無い。

午前10時、宿を後にする。とても良い温泉街だったが、今の僕には腰の事しか思い浮かばない。帰りは家族揃って車で帰る訳だが、時間もまだ早いので、天橋立や舟屋を観に行く事になった。大丈夫かね僕の腰は。

が、湿布が劇的に効いたようで、時間が経つにつれて楽になっていく。道の駅で昼飯のバイキングを食う頃には、随分体調も回復してきた。そのままどんどん走って伊根町の舟屋へ辿り着く。あ、ここ随分前に来たことがある。地方テレビ局でバイトした時、ここで撮影やったんだ。

舟屋はその名の通り、舟が入り込める家屋のようなもので、1階が船着き場、2階が居住区になっている独特の建物だ。オカンは生で観るのが初めてらしく、エラい感動していた。僕も10数年振りで、結構楽しんでいる。

と、波止場に大量のウミネコが居るのを発見。ちょっと戦ってくるから写真撮って、とオトンにカメラを渡した結果がこれだ。僕、浮いてる。全力疾走でウミネコに突撃していったのだが、思ったよりもかなり早い時点で逃げられてしまった。腰をいわしかかってるのに何やってんだ僕。

続けて天橋立へ。朝はかなり酷い暴風雨だったのだが、ここへ着く頃には天気は回復、見事にその姿を見せてくれた。ただ、風がとんでもない事になっている。ケーブルカーで頂上まで登って、そこから写真を撮ったのだが、思いっきり煽られて真っ直ぐ立つのもやっとの状態。オカンもオトンも飛ばされそうになっていた。

思う存分観光を楽しんで、亀岡でカツとじを食べて、長かった車の旅も終了。道中、運転を代わろうかと何度も申し出たのだが、「まだ死にたくない」と家族全員に拒否された。この程度の山道でしくじるかい。それはともかく、久し振りにしっかり遠出して発見も多く、良い旅行となった。オカンに感謝しておく。

温泉で茹で上がる

宿に入り、部屋に通されたらそこは宴会になっていた。オトンオカン、そして兄がひたすら貪り食っている。3人は先に家から車で来ており、既に1回温泉にも入ったとの事。すっかり出来上がっている。昼は粗食で、その後何も口に入れていなかった僕。一気に飯を頂き始めた。

うめえ。うめえよ城崎の地元料理。刺身も、蟹も、豆腐もしゃぶしゃぶも焼肉も天ぷらも。元々我が家は飯の時間が早いのだが、美味いものとなると更に加速する。ご飯を運んできた中居さんが仲居さんが、目をひん剥いて「早っ」と声を上げて爆笑が起こった。スイマセン、ウチいっつもこんなんなんです。

しこたま食った一家4人、少しの休憩を挟んでようやく温泉街に飛び出した。と言っても、オカンは足を痛めているので、近場のお風呂屋さんだけにするらしい。この温泉街、宿泊客にバーコードチケットを持たせてくれて、それでピッとやるだけで、城崎温泉内の全ての温泉がフリーパスになる『外湯めぐり』システムとなっている。素晴らしい。

で、兄は一番遠い温泉から全部制覇すると意気込んで消えていった。僕とオトンは、取り敢えず手近な温泉『一の湯』に入る事にした。なんか久しぶりに温泉なんか入るモンで、人前で裸になるのが妙に恥ずかしかった。流石にカメラは持ち込めないので写真は無いが、ここは露天風呂である『洞窟風呂』が名物だそうだ。ホンモノの洞窟ではなかったけど、やはり露天は気持ちが良い。ついつい長湯する。

続いて、「せっかくやから一番遠い所に行かんか?」というリクエストで、端にある『鴻の湯』へ。が、思ったよりもかなり遠い。10分以上歩いただろうか、外はまだ寒く、浴衣に一枚羽織ったくらいでは結構キツい。送迎バスみたいなものも出ているようだが、乗り場が分らない。二人でヒーヒー言いながら辿り着いた頃には、すっかり身体は冷え切っていた。ここの露天は屋根も無く開放的。しっかり浸かって身体を温め直した。そうそう、ここでは外国人の観光客に出会った。裸の付き合いだ。

「流石にまた身体が冷え切るのはたまらん」という事で、帰り道にあった『御所の湯』へ。京都の御所を模したという立派な建物だったが、やる事は同じだ。再度身体を温め直して、これにて外湯巡りは終了とする。外へ出て、歩き出したのだが、妙に身体がフラフラする。ロッカーのキーを握りしめたままだ。恐ろしく頭がボーッとする。これ、ひょっとして湯あたりか(実際には湯疲れというらしい)。

ほうほうの体で部屋に戻る。身動きが取れなくなってしまった。写真を撮る気力も無い。そのまま眠る事にした。何しに来たんだ僕。

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