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音楽 Archive

素晴らしきchiptune

偶然見つけたのだが、素晴らしく出来の良いchiptuneを奏でていて一瞬で虜に。『VVVVVV』は、たった3つ(左右移動・重力反転)しかボタンを使わないアクションゲームだ。トゲや敵に触らないように、ステージをどんどん走破するというシンプルな内容だが、見ての通りボタン一つで主人公の重力が反転する。たったこれだけの操作が、思いもよらないくらい深いステージを作り上げてしまうのだから面白い。

こちらはシェアウェアなのだが、体験版もあるので是非試して貰いたい。正直、かなり難しいけど、音楽を聴くだけでも価値があるゲームだ。サントラも販売されているそうで、正直かなり欲しい。

パンイチ脳に侵される

日中に服を着ると、恐ろしく汗を噴き出す事に気が付いた。今月に入っても、来客の無い限りはエアコン無し生活を続けているのだが、これで耐えられているのはやはりパンイチ(ウルティメイトクールビズ)のお陰らしい。で、ずっとこの生活を続けている内に、身体が馴染んでしまって、服を着ている事に違和感を感じるようになってしまった。勿論エアコンの元では全く問題無いのだが、ひょっとして僕もうダメなんじゃないか。ちなみにTシャツは着ていることが多いです。七夕に何てこと書いてんだ。

Blue Skies – Theresa Andersson

これ、何て表現したら良いのか…サンプラー(録音した音を楽器として使えるシンセサイザー)でリアルタイムにループを作って、一人でオケを作ってしまうというミュージシャン。ゼロから音を作り始めるのを、生で観られるとは。これ、完璧なリズム感が無いと、各パートがズレて音楽にならないよな…ボリュームだってそうだし。可愛い外見とは裏腹に、やってる事は超絶技巧だ。普通なら、ここからパート毎にバランスやテンポを取った上で、ミキシングをして…

まさかの『謎の壁』


単純作業が辛くなってきたのでこちらを流してみた。3時間ぶっ続けのファミコンBGM集。お陰でノリノリで仕事が出来た。大体半分くらいは知っていたし、そのまま歌えたのだが、ほとんど幼少の頃に友人宅で聴いて覚えたものだ。そのうち一人イントロクイズみたいになったのだが、『謎の壁』が一瞬で解って、自分でビックリした。これ、1回しか遊んだ事無いのに。好きな曲って、ホントに忘れないものだ。

Keith Jarrett Trio – On Green Dolphin Street

キーキー唸りながらピアノを弾く世界屈指のピアニスト、Keith Jarrett。正直うるさい。映像で見た事がほとんど無かったんだけれども、自由過ぎる。クネクネ動くわ立つわ座るわ、左足大暴れ。音消して観てたら、ただの変なオッサンにしか見えない。でも超絶。恐ろしい人だ。

Erroll Garner – Caravan

久々にジャズを紹介してみる。Erroll Garner、左利きで生涯楽譜が読めなかったジャズピアニスト。なのに『Misty』なんて超名曲を作ってしまう、いかにもジャズ畑独特のミュージシャンだ。このエピソードがまた無茶苦茶で…僕もろくすっぽ楽譜が読めないが、木星とスッポンくらいレベルが違う。

Wikipediaで知ったのだが、氏は身長が158cmしか無かったそうだ。という事は、手もそれほど大きくない筈。それでいてこの力強さなんだからもう。僕が生まれた年に55歳の若さで亡くなった、リトル・ジャイアント。

超人二人の異種格闘技戦

その一報を聞いたのはtwitterだった。『上原ひろみがUSTREAMに生ライブで出る』、もうそれだけで仕事が手につかなくなった。昨年のグラミー賞に選ばれた、日本が世界に誇る、超超絶ジャズピアニスト。

急ぎUSTREAMへ。ストリーミングだから画質や音は大したことが無いだろうと思っていたら、開演前の観客の囁き声まで拾えているではないか。ひょっとして…と思ったら、とんでもない音質で演奏が開始された。今までストリーミングで、ここまでの音を聴いた記憶は無い。鳥肌が立った。

自由過ぎる。

演目はしょっぱなから右手で弦を押さえて左手で演奏というトリッキーなものからスタートして、超絶アレンジの『上を向いて歩こう』、亜光速『Donna Lee』、『Rhapsody in Blue』からレッチリの『Under The Bridge』などへの20分超の恐ろしいメドレーと盛り沢山。ヤバいヤバいヤバい。気が付いたら先日のライブでお世話になったピアノのUさんから「私も見てます!」というtweetが。大興奮。

演奏技術の方は…もう言葉にならない。右手で延々高速五本指トリルをしながら左手でアドリブとか、速過ぎて何やってんのかさっぱり解らないパッセージとか。立ち上がって、上体を反らして、暴れて、何故インテンポで32分フレーズが弾ける。こんなもん間近で見たら発狂するわ。でも一番ゾクッと来たのは、フレーズのブレイクと音の強弱、長さの調節。どんなに情熱的なプレイからでも、ゾッとするくらい切れ味鋭い休符を挟み込めるあの技術。以前にテレビで観た時より、演奏技術も表現力も格段にパワーアップしている。何処まで行く気だ。

凄い汗だった。

そして、そんな超人上原ひろみの相手を務めるのが、タップダンサー熊谷和徳。彼もまた、とんでもない超人だった。あの高速アドリブに、何故『タップ』で合いの手が入れられる。誰がどう見ても申し合わせ出来るような演奏ではないのに、完全に『会話』が成立している。タップって、極めたらこんな所にまで到達出来るのか。どんなに高速でも平気で二拍三連の裏とか踏みまくるし、アドリブもやるし、もう何なんだこの二人。

偉大なる超人二人。

ライブは1時間半ほどで終了したのだが、もう入り込み過ぎて、時間が経った事にも気がつかないくらいだった。超一流のアーティストたちの共演が、自宅で、無料で楽しめるとは。どんな時代だ。DVDが出たら絶対買う。折角なので2010年の映像もご紹介。

サイレンオルガン


自作楽器はニコニコ界隈でも色々見かけるが、これはかなり異色だと思う。しかも出来が良い。最初は以下の動画のような感じだった。こっちは理屈も簡単で、ああ上手い事作ったなあくらいで終わるのだが。


これがどうやってああなったのかが解らない。どう見ても素人の趣味レベルではない。またこの音が実にPSGライクで郷愁を誘う。ピッチベンドとか滑らか過ぎて笑う。シンセとしても秀逸だと思うのだが、確かにモーターへの負担が凄そうだ。

才能を発揮出来る場所

恐らく世界一ピアノが上手いニート、ピアニート侯爵。今はもうプロだけども。初めて見た時、本当に言葉が出なくなった。これでアマチュア、しかもニート。同じ人間で、同じ楽器で、こうも差が出るものかと。ちなみに原曲はこちら。

こういう人が、いきなり彗星の如く現れるのがニコ動の面白さだと思う。世の中には沢山、才能にあふれた人が居る。だが、その大半は日の目を見る事が無く、身近な友人達を驚かせる程度に終わってしまうものだ。今は本当に良い時代になったのだなと思う。ネットとPCと録画環境さえあれば、大勢の人に知って貰う事が出来るのだ。

一人多重音


2つまでは理解出来るけど、これ同時に3つ以上音が出てないか。鼻と口と、舌と、喉か?

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