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日常 Archive

僕が一番薄いです

学生時代の同窓会があるんやけど、と技術屋のI君から連絡を貰った。主催は、当時お世話になっていたA先生とM先生。「今の学生が大人し過ぎるから、刺激が足りん」という事で集められたメンバーは、学祭の時にメチャクチャお世話になった旧友ばかり。行かいでか。途中twitterを見たら、I君が「みんなスッゲー胡散臭い! ニセブランドとか売ってそう!」とtweetしてて少し不安になる。

かくして大阪は福島駅から徒歩1分の会場へ。そこには卒業以来顔を合わせていない旧友と、恩師が居た。技術屋I君とは去年からちょくちょく会ってるけど、それ以外のメンバーは11年振り…の筈なのに、ほとんど何も変わっていない。技術屋のN君が太ったくらいで、ホントに11年経ったのかと錯覚するような変わらなさ。ビックリした。この喫煙率の高さも学生時代を思い出させる。9:12ですよ、75%。ちなみに既婚率は3:12、うち2人は先生。

で、3時間近くノンストップで話をしていたのだが、もう書けない。こんなん絶対書けない。改めて考えたら、何でこのメンバー、ゲーム学科に居たんだろうか。異色中の異色とも言える経歴の持ち主ばかりで、濃いどころの騒ぎではない。一番濃いのはI君だと思うけど、その『誰も経験した事の無いような話』に何故A先生が着いていけるのか。M先生曰く、「ここに居るヤツ、誰連れていっても、今の学生ドンビキやぞ」と。正直僕もそう思った。あれ、このメンツの中に僕も入ってるのか。自信を持って言えるけど、この中で一番つまらない人間だぞ。面白さの桁が違う。

何も書かないのもあれなので、危なく無さそうなのだけ少し書いてみる。2つしか書けない。

  • M先生、第2子が出来るまでロールバー入りのGT-R(R32/500馬力オーバー)にベビーシートを付けて頑張る
  • 技術屋のO君、データベースに打ち込まれた数千件のデータをNullにしてしまい『Null男』と呼ばれる

終電があるので僕は先に失礼させて貰ったのだが、後からI君のtweetを見ていると、その後も教師が率先して暴走していたらしい。つくづくとんでもない集いだったんだなと思わされたが、こんなずっと笑いっぱなしの飲み会は本当に久しぶりだ。顔が痛くて痛くて、電車の中で思い出し笑いして大変だった。

缶酎ハイは僕の敵

やっと解った。僕、缶酎ハイに物凄く弱い。それもコンビニで売ってるような、かなり安いヤツ。祭りの余韻を感じようと、適当に一つ買って部屋で飲んでみたら物凄い早さで酔い潰れた。それも気分が悪くなるタイプの酔い方。外で飲んだ時は絶対こんな潰れ方をしない。以前バーテンダーのKさんのお店で飲んだワインは、もっと度数が高かったのにとても気持ち良い酔い方で、意識もハッキリしていた。安い居酒屋で飲んでも、あまり気持ち悪くなることは無い(単に薄いだけかもしれないけども)。やはり缶酎ハイのせいだ。

と言う訳で、これからは飲むならお店で頂こうと思います。それくらい今日は懲りた。ホントに懲りた。

宵山フィーバー

仕事を早々に終わらせて、Nikon D7000片手に四条烏丸を目指す。目標300枚、使えるものが10枚撮れればOK。ドーピングと称してバナナを食べ、凍らせたリプトンティーとタオルも持って現地へ赴いたのだが、折角ならば北の方から回ろうと烏丸御池で降りたのがそもそもの間違いだった。何だこの人の数は。

烏丸通を歩いていたら、いつになっても四条通へ辿り着けないと判断、脇へそれたのだがここも酷い。モジャモジャだ。毎年こんな事になってたっけか、と思う位の人出で、かきわけるようにして移動。結局西洞院までそれて、ようやく四条通へ出たと思ったら、烏丸通より酷い事になっていた。

何とか月鉾までは辿り着いたものの、四条烏丸を越えられる気がしない。命の危険を感じたので、帰り際にもう一度チャレンジする事にして四条大宮の方へ向かう。毎年恒例のジャズバーのライブがあるのだ。堀川までくると随分人の数もマシにはなってくる。烏丸御池からここまで、約1時間。

ライブは20時半から22時まであるそうで、手当り次第にバッシャバッシャ撮った。途中、バナナの効果が切れて倒れそうになってきたので王将へ避難。皿うどんが僕の命を救う結果となる。復帰してからも撮りまくって、挨拶して再び四条烏丸へ。目指せ長刀鉾。

結論から言うと、長刀鉾はお囃子方が既に引き上げた後で、すっからかんだった。脱力。代わりに函谷鉾が頑張ってくれていたので、これを撮影。有難う函谷鉾。でもちまきは郭巨山で買いました。すまぬ。

久し振りにゴールデンタイムの祇園祭を堪能したけれども、烏丸御池から四条烏丸までの烏丸通には、ほとんど見るべきものが無い上に人だらけという事を理解した。この時間帯は二度と通るまい。中央分離帯に座るなっちゅうに。

灼熱の手作り市で彷徨う

アクセサリのOさんが手作り市で出店しているとの事で、バイクを飛ばして顔を出してきたのだが、まあ暑い。事務所も大概暑いのだが、まだ日差しが防げている分マシだという事をイヤというほど思い知った。あまりの好天に、いつもより若干お客さんが少ないようだ。どの店の人もグッタリしている。珈琲とか売ってる店は、今日は最悪だろうな。

境内を彷徨う事およそ10分、ようやくOさんの店舗発見。手作り市が行われる境内は、目印になるものが少ない上に毎回通路が変わる(出展位置が変わる)為、明確に位置を示せない。Oさんと対面を果たした頃には、汗だくになっていた。しばらく喋っていたら、Oさんの元同僚さんがご来店。その様子をバシャバシャ撮らせて貰って、倒れない内においとまさせて貰った。あの暑さ、倒れた人も居たんじゃなかろうか。

ある意味男らしいロゴ

地元にて打ち合わせ。按摩師のKさんと、絵描きのNさん。仕事の話自体は10分で済んだのだが、雑談中に見せて貰ったとあるお店のロゴマークがヤバかった。某国民的漫画をロゴをそのままそっくりトレースして、店舗の内容に合わせてほんの少しイジったというもので、社名は某国民的漫画と全く同じだった。こういうの、80年代とかにはよく見かけた気がするけど、まさか2011年にこんなチャレンジャーが居ようとは。言い訳のしようが無い。Nさんも噴いてた。

湿度を気にするお年頃

注文していた温湿度計が届いたので、カメラを保管しているタッパーに放り込んでみた。カメラを保管するのに適した湿度は30%~50%なのだそうだが、今測ってみたら30%切ってる。やはり小さいタッパーに6畳用ドライペットは強力過ぎたか。取り敢えず少しだけ蓋を開けて様子を見る事にする。あとウチの事務所、冷房を止めてると35度くらいになる。道理で朦朧とする訳だ。

それにしても、デジタルカメラを買ってからえらい温度や湿度を気にするようになった。というか、今までがあまりに無頓着過ぎただけの話なのだとは思うが。

ついにCS5.5の世界へ

シリアルがAdobeから届いたので、いよよAdobe Creative Suite 5.5 Design Standardを導入。これでWin7+CS1のバグからも開放される上、グラボの恩恵も受けられる。

で、ざっくり触ってみた所、インターフェースの違いに思いっきり戸惑っている。ファイルがタブ化されるわ、タブ外したらタスクバー占領するわ、メニューも全然違うわ。時間をかけて慣れていくしかない。あと全体的にエアロっぽく作られているので、Win7クラシックモードで見たら浮いて浮いて仕方無い。何か解決法はあるんだろうか。

幸せなのを忘れるな

僕は運が良い。たまに思い出さないと忘れてしまいがちなのだが、こんな好き勝手無茶苦茶やってても信頼して貰えて、仕事を貰えて、生活が出来ているのだ。公私共に仲間にも恵まれているし、これ以上幸せな事は無い。当たり前になり過ぎてはいけない。僕は運が良い。

台湾人の素朴な疑問

喫茶店へ台湾からの留学生さん4人がご来店。そのうちの一人、Rさんは既に3回目のご来店だ。今日は『日本人にインタビューをする』という学校の課題をこなす為に来られたのだが、これが思いの外面白い事になった。テーマは、『お見合い』『日本人と贈り物』。

まず、『お見合い』。そもそも僕らの世代では、お見合いをする事自体が珍しく、仲間内でもお見合いをした、という話を聞いた事が無い。お見合いパーティーなら聞いた事があるのだが、多分質問の趣旨から離れる事になると思うので、サクッと説明しておしまい。ここはやはり、オカンの出番であろう。何を隠そう、ウチの両親はお見合い結婚だ。

オカンによるマシンガントーク開始。幾ら日本語の勉強とはいえ、オカンのトークスピードは速過ぎると感じたのでちょくちょくブレーキを掛ける。飛び出した話題は、どれも僕の知らないものばかりだった。8人もお見合いしたなんて初めて聞いたぞ。あと、最盛期の体重が今の僕と同じってどういう事だ。台湾の皆さん、あまりの内容に爆笑したり引いたりしてる。僕も若干引いてる。お見合い中に2人で散歩がてら大文字山登ったってのもおかしい。何もかもがおかしい。

続いて『贈り物』。こちらの質問はかなり細かく、どういう時に贈り物をするのか、どういうものを贈るのか、贈る時にしてはいけない事は何か、贈られて困ったものはどうするか等、相当頭を使わされる質問ばかりだった。贈られて一番嬉しかったプレゼントって何だろうか…幼少の頃なら自転車だったけども、人生で一番となると…

ここでも途中からオカンが参戦。『のし紙』を持って来て、事細かに説明を始めたのだけども、これ日本人でも少しハードルが高いんじゃないのか。紅白と白黒くらいの違いは分かるけど、結び方とか粗供養とか、説明して解って貰えるのかどうか。そう言えば台湾では、結婚式の時は赤の袋、お葬式の時は白の袋にモノを入れて持って帰って貰うそうだ。白の袋って、日本じゃそこら中で普通に使ってるんだけども。文化の差って面白い。

あと、これとは全く別の話なのだが、台湾でも4という数字は忌み嫌われる事が多く、病室の番号や駐車場で使われないのは勿論、病院では『4F』自体が無いそうだ。1F、2F、3F、5F…これは本当に驚いた。台湾、徹底している。また、今日お越し頂いたSさん、台北でメディア関係の制作をやっていたそうで、Adobe PremiereやIllustratorなどを使って映像作成やデザインをやっていたそうだ。まさかの同業者。

そうそう、普段4人は同郷なので中国語で喋っているのだが、4人の知らない言語に囲まれて、久々にアウェー感を感じた。日本人特有の『知らない言葉怖い』症候群だ。英語ならまだしも、中国語は全くヒアリングすら出来ない。改めて言語って凄いなと思わされた。

ワインと上腕二頭筋

バーテンダーのKさんのお店で撮影会。事前に「撮影に使ったワイン、飲んでってください」と言われてたのに、バイクで出掛けた僕は何も考えていない馬鹿です。まあ、15時から飲んだら多分仕事にならんのですが。酒弱いし。

バッシャバッシャ撮影していると、折角なので、とノンアルコールカクテルとフードを出して下さった。もうこれだけで十二分に贅沢。チーズ盛り合わせを頬張りながらスイカのノンアルコールカクテル。撮影しては食い、撮影しては飲み、途中から目的が変わっていたような気がする。ここが天国か。何だかんだ雑談も含めて4時間も滞在してしまった。

そうそう、今日雑談をしていた時に気付いたのだが、Kさんの腕が太い。ずっと今まで長袖やタキシード姿だったので気が付かなかったのだが、体はスマートなのに二の腕がかなり太い。尋ねてみたら、4キロの鉄アレイで100回×3パターン+8キロの鉄アレイでカール50回を日課にしているそうだ。「遅筋と速筋をバランス良く…」と語るKさん。ホンモノだ。腕相撲したら、ちょっとヤバい気がする。

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