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日常 Archive

10年前のマシン

従兄妹のAちゃんより入電。職場で使っているPCの性能を知りたいという事だったので、型番を教えてもらって調べてみた。『Dynabook SS N1/260CCME PXN1260CCME』…調べてみて驚愕した。これ、Windows Meじゃないか。CPUはCeleronの600Mhz、メモリは何と64M。光学ドライブはCD-ROM。どうやら10年前に発売されたもののようだ。動いている事自体が奇跡に近い。しかもこの環境で、Illustratorを動かしている、と。想像しただけでも恐ろしい。

聞けばpdfすら開けなくなったという事で、ようやく別のPCをあてがって貰えるようになったそうだが、「これより良いPCってどれくらいのスペック?」と。泣ける。多分、XPが入ってる環境なら、それだけでもこれより数倍良いPCなんじゃなかろうか。どうせならCore2Duoでメモリ2Gくらい入ってるマシンがあれば…あるかなあ…

生活リズムが戻ってきた

ここ最近、生活がまた健全化してきた。喫茶店が改装休業中という事もあって、思った以上に時間が出来て動き回り易い。仕事もかなり進んだし、運動も再開しつつあるし、何より25時台に寝られているというのが素晴らしい。先週くらいまでは毎日27時まで仕事をしていたりしたのだが、やはり早寝早起きこそが健康の元だ。これでもかなり早くなったほうなんだけども。

A君と悶える

A君来訪。自転車で来たそうだが、道中かなり暑かったようで着替えを持参したらしい。が、下の着替えは用意していなかったようで、結果パンイチに。僕の事務所で、僕以外の人がパンイチになるなんて想像だにしなかった。実にむさくるして宜しい。

二人で昼飯を食べながら、先日掲載されたインタビュー(ドキュメンタリー)を読ませて貰った。モジモジするA君。本人を目の前にして記事を読むのは、何だかエラい楽しい。「今日はなるだけ荷物を減らして来たんよ」と、DELLの12インチノートと雑誌だけを持参していたA君。今はMacでの開発環境をWinでもイジれるようなクロスプラットフォームを組んでいるらしい。あれ、新作ゲーム、夏にリリースって…

今日一番盛り上がったのは、新しいノートPCの購入についてだった。今、A君が使用しているノートは、6年ほど前のDELL Latitudeだ。型番を聞きそびれたが、12インチのXPマシン。HDDは80Gだそうだ。相当厳しい環境だけど、A君の開発環境が恐ろしく軽い(プロジェクト全体で1Mとか)なので、これでも何とかなってしまう。でも、いつまでもこの環境で頑張る訳にもいかないと。

ノートPCを買う時、PCに詳しければ詳しい程に悩む。スペック、バッテリー、重量、価格、評判。何を最重要視すべきなのか。何を犠牲にすべきなのか(全部良いマシンなんて存在しない)。A君は価格を犠牲にしてでもスペックと重量を取りたかったようなのだが、再びLatitudeに手を出すと、17万コースになる。机に頭を打ちつけるA君。僕のVostro 3700もそこそこの性能だが、重量が3kgもあり、17インチモニタには思わぬ副作用も。これで12万弱は妥当だと思うが、最近出た後継機のVostro 3750は10万でVostro 3700より更に高性能。1年という時間はPC業界にとっては残酷なものだ。

結局結論は出ないまま、悶えに悶えたA君は自転車で帰って行った。二人で必死になって『Google Puzzle』を解いたり、何か二人で悶えてばっかりの一日だった。

送り火もデジタル一眼で

今日は送り火という事で、琵琶湖花火大会の時と同じ装備(Nikon D7000、安物の三脚、シャッターリモコン、レンズ掃除用具一式、ビニール袋など。)で事務所を飛び出した。20時前という事で、すでにそこかしこに人が溢れている。この状況の中、どうにか三脚を立てて大文字を撮影出来るのか。またもや出たとこ勝負。

ただ、今回は事前にある程度ロケポイントを定めていたので多少気が楽だった。さあ急げ急げとポイントに向かったら、そこはブルーシートと人で埋め尽くされていた。うわあ、こらアカン。辺りを見渡して、代わりのポイントを探してみると、思いがけない隙間があった。木の枝の合間から、ハッキリ見えるのだ。手を合わせて、撮影開始。

取り敢えず10枚程度撮影して、更に良いポイントを探すべく移動。人ごみの中に突入するのは無謀なので、望遠にモノを言わせる形で撮影する事を考えていたら、同じくデジタル一眼を構える数人の人だかりを発見。もしやと思って近づいたら、バッチリ写るじゃないですか。

帰還してから写真をチェックしてみたら、人らしきものまで見えて驚いた。三脚とシャッターリモコンさまさまだ。この2つが無ければ、手ブレで撮影どころではなかっただろう。ISOが400になっていたのだけが少し残念だが、F5.3、露出2秒でバッチリだった。来年は違う山もチャレンジしたい。

何だこの肩は

アクセサリのOさん来訪。サイトのリニューアルについての打ち合わせを行う。同時に、臨時営業をしている喫茶店の手伝いにも駆り出されるという慌ただしい状況に。あわあわする。

打ち合わせの方は順調に進んだのだが、途中から肩こり談義にテーマがスライド。冷房のド正面で、ずっと細かい手作業を続けているOさん。肩と首のコリがハンパ無いとか。かくいう僕もピアノとマウスとキーボードで年中の付け根が重い。お互い対処法や効く薬について熱く論議する。僕は昔はバンテリン派だったが、今はアンメルシン派だ。しかもデカいヤツ

何だか見るからにコってそうなので、断ってから少し揉ませて貰う事に。按摩師のNから盗み取った技術で、僕の按摩はそこそこに評価を受けているのだ。どらどら…と肩に親指を当てた瞬間に悟った。岩。これは、岩。僕が今まで揉んだ人の中で、間違い無く最強の硬さ。まるでガチガチに鍛わった筋肉のよう。指が入らない。こんな肩は初めてだ。同様に、首。おかしい。指が押し返される。かなり力を込めて、初めてグッと入る感じ。ウチの親御さんなら悲鳴を上げてる強さだ。

とにかくこれは尋常では無い。頑張って10分ほど揉んで、ネットで自宅最寄りの整骨院を探した。「首から上に手が挙がんない時あるんですよ」とか、一日でも早く診て貰うべきだってば。女の人は我慢強いなんて言うけど、これはドクターストップものですよ。何かコリのインパクトが強過ぎて、今日何やってたのか忘れそうだ。

思い出せそうなのに出て来ない


初見はコメントを消してご覧頂けると、悶えられること間違い無し。半分以上判ったらオッサンらしいけど、8割解った。オッサンですこんにちは。しょっぱなのマスコットが、思い出せそうで思い出せなくて相当悶えた。そうそう、あれだったよな…

寂しい限り

喫茶店の手伝いをしていたら、前々職でお世話になった、陶作家のTさんがご来店。先日、メールを頂いていたので、ひょっとしたらそろそろ来店されるかな、と思っていた所へお越しだった。去年の陶器まつりで会った以来だから、ちょうど1年振りだろうか。懐かしい話にも花が咲いたのだが、その中で思わぬ訃報を聞いた。同じくお世話になった、版画のU先生が昨年亡くなられたそうだ。

前職を辞め、再就職か独立かを悩んで毎日過ごしていた頃、哲学の道にあるU先生の工房へお邪魔した事がある。染織のY先生と3人で、長い時間色々相談をさせてもらった。お世話になった方が亡くなられるというのは、本当に寂しいものだ。それと同時に、あれだけ大きな組合だったのに、解散してしまってからどんどん繋がりが弱くなっているという事実も、また寂しい。

あの組合は、本当に良い所だった。

陽炎が見えそうな事務所

なんだかんだ言いながら、今年も日中は冷房無しで過ごしている。去年に比べればずっとマシだし、窓に格子も入ったので若干暑さも軽減されているように思う。意外と暑さに慣れるもんだし、PCの温度も常に計測しているのでそこそこ安心だ。

ただ、一つだけ地獄を感じる事がある。一度冷房の効いた部屋へ移動した場合だ。あまりの快適さに動く事が出来ず、かといって冷房に馴染めば馴染むほど事務所とのギャップが激しくなる。階段を一段上がる度に1度温度が上昇するような感覚に陥り、部屋に入ればそこに陽炎が見えそうになる。

そこまでして冷房を拒む理由なんて、何も無い。ただ、何となくなのだ。

謎のテクニシャン

謎のテクニックで、次々カピバラを昇天させていく謎の人。死んだように動かない。こちらから物凄い量のカピバラ動画を閲覧出来るので、癒されたい人は是非。

解放的な一日に

帰りのバス、事務所のかなり手前で降りてみた。散歩をして帰ろうと思ったのだ。曇天の中、鴨川沿いをのんびり歩く。今日は朝から、ほとんどPCの画面を見ていない。今日はとにかく、PCから離れたくて離れたくて仕方が無かった。ネットや電話すら放り出してノンビリしたかったのだ(結局twitterやってたけども)。こういう気持ちになるのは、かなり珍しい。

何せPCで仕事して、そのまま気分転換にPCを触るような生活である。これが無ければ僕はただの人になってしまうし、一蓮托生だと思っている。それでも離れたい、情報を受け取りたくない、そう思える程にここしばらくはキツかった。乗り切れたのが不思議なくらいだ。

実際、PCから離れて過ごす時間は有意義だった。自分で能動的に探す情報と、偶然視界に飛び込んでくる情報とは全く違うもので、そのどちらもが大切だと思っている。ここしばらくは、後者の情報が極端に少なかったように感じる。実際外にはちょくちょく出ていたのだが、そういった情報が入ってこない、というより、感じられる余裕が無かった。よっぽど追いつめられていたのだろう。

来年こそは定休日を作ろうと思う。他にも、楽になる為に考えなければならない事は山ほどある。

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