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2009-06-29

数字と字体と僕

十数年振りのご対面。

先日の日記で話していた、魔方陣風のチョッキをアップしてみた。いつの間にか母が自分の喫茶店に持って行っていたようで、お客さんに見せびらかしていたらしい。また僕の変な個人情報が流出した。

もうちょっと文字端が太く丸かった気が。

思い出したのだが、この頃僕はやたらと数字の色と字体(フォント)に拘っていた。色は写真を参照してもらうとして、字体は阪急京都店のエレベータの階表示部分(ドアの上の表示板)が一番好きだったのだ。よく母親に、阪急のエレベータみたいに書いてと言って困らせていた記憶がある。今調べてみたら、Garamondというフォントがそれに近い。中学校で配布されたレタリングの教科書は、僕の宝物だった。

商工会議所へ

とにかく動き回ろうと思い、その足で京都商工会議所を尋ねた。選択肢の一つ、独立創業向けの相談を受ける為だ。飛び込みだったのに、商工会議所の方は丁寧に相談に乗ってくれた。本当に有難い話だ。

何だか妙に歩かされた。

やはりこのご時世、独立創業を考える人は増えているらしい。が、ちゃんとした計画も無しに創めて短命に終わる、という事も多いようだ。まずは数字面の計画をしっかり立てて、それを実現する為にはどうすれば良いかを考えていくべきだという事だった。僕のやろうとしている仕事はちょっと特殊で、かなりローリスクでもあるからじっくりやってはどうかと言って頂いた。思ったより手応えはありそうだ。

この日一番驚いたのは、担当して頂いた方が、僕の前職場の事を良く知っていた事だった。社長はもとより、営業課長の事まで良くご存知で冷や汗を掻いた。やはり京都は狭い、滅多な事は出来ないなと改めて感じさせられた。

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