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2009-06

イノベーションを目の当たりにする

これは凄い。ショッキングな技術だ。理屈は簡単なのだが、効果が絶大過ぎる。技術が理解出来なくても、掲載されている写真を見ればその凄さが一発で解る。Flickrのような、様々な共有サイトが、とんでもないイノベーションを起こす好例だと思う。これが家でも使えるようになったら、仕事効率が劇的に変わるだろう。正直早く使いたくて仕方が無い。

古き良き時代・ゲーセン編

色んな理由はあるんだろうが、確かにあれだけの設備・筐体・開発となると、ワンプレイ100円ではペイが難しい。10円単位でクレジットが変えられる、というのは結構面白いと思う。

幼少の頃から10円玉を握り締めて駄菓子屋ゲーセンに足を運び、学生時代は大型アミューズメント施設(要はデカいゲーセン)でバイトし、ゲーセンで遊ばない日を見つけるほうが難しい、というような生活を送っていた僕だが、ネットワークゲームが全盛となった頃からゲーセンに全く行かなくなった。要求されるもの(時間・お金)が増え過ぎたからだ。聞けば、最近のゲームは5万くらい突っ込んでからが勝負、なんてものもあるらしい。

先日の部屋の掃除で、大量の『ゲーメスト』が出て来た。ちょっと寂しい気分になった。

数字と字体と僕

十数年振りのご対面。

先日の日記で話していた、魔方陣風のチョッキをアップしてみた。いつの間にか母が自分の喫茶店に持って行っていたようで、お客さんに見せびらかしていたらしい。また僕の変な個人情報が流出した。

もうちょっと文字端が太く丸かった気が。

思い出したのだが、この頃僕はやたらと数字の色と字体(フォント)に拘っていた。色は写真を参照してもらうとして、字体は阪急京都店のエレベータの階表示部分(ドアの上の表示板)が一番好きだったのだ。よく母親に、阪急のエレベータみたいに書いてと言って困らせていた記憶がある。今調べてみたら、Garamondというフォントがそれに近い。中学校で配布されたレタリングの教科書は、僕の宝物だった。

商工会議所へ

とにかく動き回ろうと思い、その足で京都商工会議所を尋ねた。選択肢の一つ、独立創業向けの相談を受ける為だ。飛び込みだったのに、商工会議所の方は丁寧に相談に乗ってくれた。本当に有難い話だ。

何だか妙に歩かされた。

やはりこのご時世、独立創業を考える人は増えているらしい。が、ちゃんとした計画も無しに創めて短命に終わる、という事も多いようだ。まずは数字面の計画をしっかり立てて、それを実現する為にはどうすれば良いかを考えていくべきだという事だった。僕のやろうとしている仕事はちょっと特殊で、かなりローリスクでもあるからじっくりやってはどうかと言って頂いた。思ったより手応えはありそうだ。

この日一番驚いたのは、担当して頂いた方が、僕の前職場の事を良く知っていた事だった。社長はもとより、営業課長の事まで良くご存知で冷や汗を掻いた。やはり京都は狭い、滅多な事は出来ないなと改めて感じさせられた。

IE6 sucks

読み手をほっぽり出した内容で申し訳無いが、あんまりにもあんまりな出来事だったのでそのまま書く。読み飛ばして頂いても結構。

依頼を受けているサイトの実装に取り掛かるも、妙な所でひっかかった。今までと同じ手法でやっているのに、IE6で確認すると一箇所どうしてもズレが生じる(LightBox系の表示)。CSSも、JSも、怪しそうな所は一通り確認したのだが直らない。サンプルで用意されているHTMLを改造すれば動く、でも自分のHTMLだとズレる。宣言や順番は全く同じように書いているし、class名やID名もそのまま使用、自分のCSSとダブってないかのチェックも問題無し。行き詰って自分のCSSを切ってみたのだが、それでもズレは直らない。もうこれ以上直す所なんか何処にも無い…

頭を抱えてうずくまった。今までにも何度か踏んだ轍だが、今日ほどIE6が憎いと思った事は無い。返せ僕の2時間半。

プロレスの形

現代プロレスの生々しさが、これでもかと伝わってくるインタビュー。こうやって改めて見てみると、プロレスって何やろうと思う。見る側も、やる側も、どこかでタガが外れてしまってるんだろうなあと。色んな想像力が失われたからこそ、こういう事故が起こったのかもしれない。『慣れ』というのは、本当に恐ろしいものだ。

感謝

なるようになる。

なるようにしかならんよ。

沢山笑って、気楽に生きよう。

従兄弟の子供とガチ遊び

もうちょっと飯を食わんといかん。

久しぶりに従兄弟の子供3人と遊んだ。予告無しで部屋に突撃し、出会い頭に投げ飛ばして掴みはOK。残念ならがこれから塾に行くというので少ししか遊べなかったが、「明日また来てな」と言われた。そりゃまあ遊びたいのは山々やけども。

長女は英語の勉強をやっていた。いきなり「教会って英語で何て言うん?」と聞かれて返事が出ない。必死に脳を回転させた結果、チャーチという単語を思い出すもスペルが出ない。charchかなあ…と言いながら電子手帳で調べてみたら、churchだった。この怒りを何処へぶつければいいというのか。

偶然伯母も居合わせていて、「塾頑張りやー」と子供たちに声をかけた所、次女がオッサンみたいな声色で「どうも」と返事した。そんな教育をした覚えは無いが、小さい頃の僕にソックリだ。ヘンな所ばっかり真似しおって。肩車を要求してきたので、肩に乗せてから足ツボマッサージを敢行。悲鳴を上げている所申し訳無いが、逃げ場は無い。

長男はこれからピアノのお稽古なのだが、全然練習をしていないとの事で、お手本を見せて練習の大事さを説く事にした。この日僕は全然練習が出来ていなかったので、見事に手が纏って酷い演奏に。これを反面教師とせよと叫びながら長男を大外刈り+電気あんまで撃破した。解ってくれて嬉しい。

ハッとさせられた。

そう言えば長女に教わったのだが、ピアノをやっている人は、指の間接部分が少し盛り上がるらしい。言われてみれば確かに…と指を見ていたら、「左手は盛り上がってないなあ」と言われた。英単語に続いて痛い所を…そう、僕は左手が弱い。コードばかり弾いているから、独立した動きが苦手なのだ。取り合えず阿呆のふりをしてお茶を濁す事にした。正直悔しい。

魔方陣風チョッキ

【追記】今日改めて現物を見てみたら、魔方陣ではなく、魔法陣風の柄だった事が判明。3×3マスの真ん中に数字が入っておらず、縦横一列の和は12だった。ずっと魔方陣だと思い込んでいたのだが記憶違いだったようで、大変申し訳ない。何故魔方陣ではなく、魔方陣もどきの柄を採用したのかについては謎のままだ。

父方の祖父母の遺品を引き取るに当たり、僕の部屋を模様替えする事になった。今までほとんど使っていなかった棚を外へ出し、ついでに要らないものをガンガン捨てる。今まで大事に取っていた機材の箱や梱包材を一気に捨てる事で、ちょっとビックリするくらいのスペースを確保出来た。逆に言うと、それだけ僕の部屋には無駄があったという事だ。

掃除をしている中、衝撃的なものを発掘した。僕が幼少の頃着ていたチョッキだ。母の手編みなのだが、縫ってある柄がちょっとというか、かなり変わっている。縦横斜、どの列の和も15となる『魔方陣』なのだ。

僕は幼少の頃から数字が大好きで、図書館へ連れて行ってもらっては算数の本を漁っていた。小学校に入る前から3桁の筆算に夢中になったりと妙な子供だったのだが、ある日見た図鑑でこの魔法陣を発見していたく興奮。来る日も来る日もチラシの裏に魔法陣を書いて、ついには母に魔法陣が入った服を作ってくれと懇願したのだ。こうして、恐らく世界でも類を見ない手編みの魔法陣チョッキが誕生した。

その後も僕は、延々と2の階乗を記憶したり(2,4,8,16,32,64…PC少年ならば誰もが通る道)、桁を記憶したり(一、十、百、千、万、億、兆、京、亥…学研の付録で覚えた)と、妙な事ばかりしていた事を思い出した。結局それの延長が今の仕事に繋がっている、というのも何だか面白い。

絶好調の中で

調子が上がってきたのでガンガン作業。西日がガンガン差す中、思った以上に作業は捗った。意地でも7月に入るまではクーラーを入れない。

たまに、自分自身に対して不安になる事がある。特にこういう仕事は、『計る』事が難しく、自分が今どの辺りのポジションに居るのかさっぱり解らない。キチンと仕事は出来ている筈なのだが、ふと辺りを見回した時に、漠然とした不安に駆られる事がある。これは何なんだろうか。数をこなせば、ピアノのように不安は無くなるのだろうか。

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