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変質し続ける『好み』
- 2011-10-17 (月)
- 日常

この仕事をするようになってから、『自分の好み』というものが自体が変質したように思う。間違い無く好みはあるんだけども、昔はもっと『黒地に白』とか、ハッキリした解り易い好みだった。今はそういう決め方ではなく、環境や要望に合わせていくという形の中での『好み』になっている。こっちのほうが柔軟性があって、より良い所に落ち着けるという感じだろうか。ボンヤリしてるんだけども。
でも、今日仕事をしていて、久々に解り易い好みに再到達した。アクセサリのOさんからのオーダー、『青地に黄』。この組み合わせで最初にドキドキしたのは、小学校の頃だったと思う。当時は色相環なんて知識も無く、ただ手元のMSX2で気持ち良い色の組み合わせを探していた時に見つけた組み合わせ。そうそう、僕こういうのが好きやったんよね。ずっと忘れてた。解り易い気持ち良さって大切だ。
さようならIE6
- OS の世界シェア、Windows 7 が XP を超える(StatCounter調査)(Engadget日本版)
http://japanese.engadget.com/2011/10/15/os-windows-7-xp/
ようやく、ようやく、ようやくここまでやってきた。Win7のシェアがXPを抜いたという事は、もうIE6がレガシーだと言っても何ら問題は無いだろう。今までにも何度も書いてきたことだが、このIE6という不良品の為に、僕らWeb屋が一体どれほど苦しめられてきたか。Microsoft純正品でありながら、機能貧弱、悲惨なバグ、レイアウト崩壊、独自仕様など、あらゆる負の遺産を抱え尽くしている最悪のプレインストールソフト(IE5はもっと酷かったけど)。企業も出来るだけ早く、見限った方が良い。これ以上我慢したら、本当に時代に取り残される事になる。
何とかなる予定なんだけども
- 2011-10-16 (日)
- 日常

今月も半分を過ぎたが、仕事は山積している。一つずつクリアしていってはいるが、4つ残っている。更にはA君との打ち合わせも。あと散髪。スケジュール的には何とかなる筈なのだが、どんなイレギュラーが発生するか予測が付かない。無事に今月が終わってくれることを祈っていたら寝付けなくなった。漠然とした不安で一杯になる。何としても、11月3日に東京へ行くのだ。
続々・恐るべき愛・京都観光編
- 2011-10-15 (土)
- 日常

神奈川から定期的にご来店頂いている、塾講師のAさん。父親となって、再び京都の地へ。腕にはしっかりと、生後6か月の赤ちゃんが抱えられていた。
あの東日本大震災が起こった時、奥さんは臨月。職場から帰る手段が無くなってしまったAさんは、自転車で数時間かけて帰宅したそうだ。幸い奥さんは何とも無かったそうで、僕らも店の常連さんも胸をなで下ろしていた。4月に無事出産、すくすく育って6か月で8kgになったそうだ。オカンや常連さんが変わりばんこで抱かせて貰っていたのだが、「重い」と言っていた。
折角なので、写真を撮らせて貰う事に。少し遠目から、シャッタースピードを1/10にして連射。1枚くらいは当たるかなと思ったら、良い感じのものが幾つかあったので即補正、即プリントアウト。で、補正をしながら気が付いた。Aさんの表情が、無茶苦茶良い。普段から爽やかな笑顔をする方なのだが、この写真、多分これが『親』の笑顔なんだろうという表情だった。心の底から、良いなあと思える表情だ。
どうでも良いが、ウチの店に赤ちゃんや子供さんが来るたびに、オカンや常連さんから「まだか」と聞かれるのがもう辛くて辛くて旅に出たい。僕の周りは『凪』だ。
彼の名は予想外
- 2011-10-15 (土)
- 阿呆
多分想像の斜め上を行くんだろうなあと思ったら、本当に斜め上に行ってしまった。気の毒だが、色々出来る事もあると思うし、強く生きて欲しい。しかしこの名前、多分日本でも一人しか居ないだろうなあ。書いた時点で特定されると思うんだけども。
「あれ…」
- 2011-10-14 (金)
- 日常
GmailのチャットでA君と話しながら、Googleドキュメント上で年表を作っている。僕とA君の日記や資料をほじくり返しまくって、様々な出来事を時系列に並べまくっているのだが、そこで割ととんでもない事実を発見した。A君と僕が同時に発見して、「あれ…」と呟いて、僕はゾッとした。まあ、この話は本番当日まで控えておこう。
ついに我が家でマルチプレイ
- 2011-10-14 (金)
- 日常
夜中にスーパーのKがノートパソコンを抱えてやってきた。ついに来たるべき日が来たのだ、Minecraftのマルチプレイを始める時が。と言っても今月はかなり忙しいので、今日は触りだけやる事にした。最初はサーバの立て方がよく解らなかったのだが、下記の動画に救われた。無事に僕とスーパーのKが同じ世界へ入り込む。
過去にも『Diablo』等でマルチプレイは体験済みだが、こうやって向かい合って、それぞれの画面を見ながら会話しつつマルチプレイするのは初めてだ。同じ画面を見るのではなく、それぞれの画面を見ながらプレイするというのが思いの外面白い。微妙な歯痒さや思い掛けない出来事が良い感じに共有出来る。とても新鮮。協力して家を建ててたら、真後ろからクリーパーが来て同時に死んだ時は爆笑した。
それにしても、最初はおっかなびっくりだったKの操作がやたらキビキビしている。どうもここの所、毎日Minecraftをやっているそうだ。更には娘(4歳)まで気に入ったようで、「パパ、あそこに石炭ある」と画面を指さして喜ぶそうだ。これにはちょっと驚いた。画面構成が単純で、直感的な操作だからすぐに理解出来たのだろう。
親切な外国人の方が、わざわざ日本語でゲームのルールや基礎を教えてくれている。さあ、次は貴方の番だ。購入方法は、Minecraft Japan Wikiをご覧頂きたい。
スイスとフォントの関係
- 2011-10-13 (木)
- 日常
スイス人のお茶人Mさん来訪。ようやく自分のサイトが出来上がったので、チェックしてほしいとの事だった。MobileMe上でサイトを作ってあるのだが、どうやら様々な場所で『ヒラギノ明朝』を使っているらしく、Windowsで見てみると無残な結果になってしまった。「これは何で?」といった事を英語交じりの日本語で質問してくるMさん。そこで、WindowsとMacに基本的に入っているフォントの違いをお見せした。MS明朝を見た時のMさんの表情が。また、Windowsはブラウザ上でアンチエイリアスが効かないという事も説明。これ結構深刻な問題よなあ。
その後、2人していかにWindowsの標準フォントがイケていないかについて盛り上がった。『Helvetica』はスイス人のデザイナーが作ったなんて事も教えて貰う。まさか生粋のスイス人の方と、フォント話で盛り上がる日が来ようとはなあ。
無難に発表会
- 2011-10-12 (水)
- 鍛錬
朝来客、昼撮影、夕方撮影、そして夜はジャズバーの発表会。撮影が少し早目に終わったせいか、結局僕が一番乗りになってしまった。まだ時間があるという事で、少し練習をさせて貰う。一応朝の内に少しは練習したのだが、多分今までの発表会の中では一番練習出来ていない。不安はあるけど、もう開き直るしかないだろう。
それより何より、朝からずっと喋りっぱ+.撮影で脳をフル回転させ続けた結果、恐ろしく眠い。コーヒーを貰ったのだが、このままだと自分の出番の前に眠ってしまいそうだ。ますますピンチになってきた。まだ20時過ぎと言うのに。

僕の出番は9番目。21時を回った頃にやってきた。何とか目も覚めてきて、みんなの演奏でテンションも上がっている。さて、今日はどんなモンかいな…と思ってやってみたが、まあ無難に終わりました。演奏したのは『Alone Together』、一か所だけDに転調する以外は簡単な曲。事前にロクに練習出来なかったので、これくらいの難度のものしか出来なかった。
それでもやっぱりジャムセッションは楽しい。発表会後に、7人で『Fly me to the moon』をやったのだが、こっちのほうがよっぽど上手くノリノリで演奏出来た。みんな「練習だと出来るんやけど、本番やと出来ない」って言うんだけど、僕は逆で、練習で出来ない事が本番で出来る事が多い。それだけ、普段の練習では視野が狭くなってるって事なんだろう。やっぱり表に出にゃあねえ。次はもう少し難しい曲をやらねばと。
ところで、先日『ピアノの』という冠をはく奪されそうになったNさんだが、今回は何とか『On a clear day』を弾く事が出来た。テーマだけ。アドリブのほうは…と言う訳で、ピアノ(?)のNさんという冠に変更となった。おめでとうございます。
仲間に恵まれる
- 2011-10-12 (水)
- 日常
P社のTさんYさんとの別れ際に入電。アクセサリのOさんだ。今日は14時から外で撮影をするのだが、その電話かなと思って出てみたら「12時半に一緒に撮影素材受け取りに行く約束…」と言われて漏らしそうになった。メールを確認したら、うわあ確かにそう書いてある。幸い素材である花は輸送して貰える事になったそうで、冷や汗ダラダラ。ホントに申し訳ない、Oさん。
14時、撮影現場である『cafe independants(アンデパンダ)』に到着。平謝り。本日のモデルである元雑貨I社の営業Mさんも在席。平謝り。ホントに幸いな事に、何ら支障が無かったようで、すぐに撮影準備に取りかかる。ミスは仕事で取り返す。写真はアマチュアだけども。

今日の撮影は、Oさんとその仕事仲間でもある、お花屋さんとのコラボ商品が主役。そこにモデルさんであるMさんが入る形だ。こういう組み合わせで撮影するのは初めてで、加えて店内は地下でやや薄暗い。オートで撮影したらシャッタースピードが1/2秒とかになって焦る。一応三脚は持って来てるけど、アクセサリは揺れやすいのだ。結局マニュアルで1/10秒程度にして、後で底上げする事に。


撮影していてつくづく思い知らされたのは、Oさんのセンスだった。イメージが頭にしっかり描けているようで、一言二言で意図が理解出来る。僕はそこに少し提案を加える程度で、実に収まりの良い写真が次々に撮れていく。恐らく、僕一人ではこう上手くはいかないだろう。Oさんはディレクター向きなんだと思う。あと、「私は女優、私は女優…」と自分に言い聞かせているMさんが面白過ぎた。

続けざまに外へ飛び出し鴨川へ。花を抱えて三条商店街を歩くのはちょっと照れた。暗い場所から明るい場所に出たせいか、僕とOさんのテンションがおかしくなって、モデルのMさんをほったらかして自由なポーズを取り始める。余りにも自由過ぎるので、ここに掲載するのは見送ろうと思う。鴨川名物の等間隔カップルを尻目に、バシバシ撮影。後で見直してみたら、想像以上にここで撮った写真が良かった。
夕方になり、そのまま祇園の方へ移動。Oさんのコラボ仲間である花屋さんにお邪魔した。スタッフのKさんは僕と同い年だそうだ。やはり祇園らしく夜中12時まで営業されているとの事。近々改めて紹介させて頂こうと思う。
ここから一時的に僕が離脱、バーテンダーのKさん宅へお邪魔した。twitterなどのアカウント設定がおかしくなったとの事で、そのチェックに伺う。セットアップをしながら、先日の大怪我の件について話を伺った。右手の親指と人差し指の水かき辺りをスパッといってしまったそうだが、本人は痛みを感じる事も無く、それよりも驚きが勝っていたそうだ。それほど鋭い切れ方だったのだろう。幸いにして最新医療にて1週間という短い期間で復帰出来、本当に運が良かったと話されていた。

本日最後の撮影現場は、そんなKさんのお店だった。オープン前の時間に少しカウンターをお借りして撮影を行ったのだが、何とわざわざKさんが「写真が映える様に」とシャンパンを出して下さった。このシャンパンと独特の照明が、僕の実力以上の写真を撮らせる。何だこれ。自分で驚き、Oさんも驚き、Mさんも驚き、Kさんも驚いた。Kさんに至っては、「これ、お店の宣伝に使わせて貰えませんか?」と言う位気に入って頂けたようで、最早今日は誰の為に何をしにきたのか解らない位の盛り上がりに。
そうそう、こういうシーンが見たくて僕は独立したんだった。組織内ではどうしても出来なかった、様々な交流を通じた自由な創作活動。色んな人がそれぞれの持ち味を発揮して、面白い事やとんでもない事を成し遂げる。最高だ。僕は本当に仲間に恵まれている。
余談だが、この写真がプロのカメラマンさんに誉めて貰えたとKさんに教えて貰った。恐悦至極に存じます。
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