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音楽 Archive

乗車権 BUMP OF CHICKEN

紹介しようかどうか迷ったのだが、やはり紹介する。何を躊躇ったのかというと、歌詞に心を思いっきりエグられるのだ。イントロ無しの6拍子からスタートし、音やコード進行もひたすらに暗い。そのくせキャッチーでカッコ良く、頭に残る。聴けば聴く程不安になっていくのに
止められない。正直、心が弱っている人は聴かない方が良いかも知れない。だが、名曲だ。

Diabloという名の悪魔

この曲を聴いてすぐ身体が反応した人は、恐らく一度廃人になりかけたか、もしくは未だ廃人になったままでは無いだろうか。

僕が一番最初に手をつけ、そしてこれが最後となったネットゲーム、『Diablo』。今でこそメジャーになった、大人数オンラインRPGの先駆けとも言うべきもので、僕らが学生時代の時に発売され世界的大ヒットとなったゲームだ。発売元はアメリカで、表記や説明、セリフも全て英語。そのハードルの高さと、いかにも洋ゲーらしい陰惨かつ美しい世界、ランダム性の高いダンジョン、レアアイテム蒐集の楽しさ、そして何よりゲーム自体の完成度と面白さが、僕らを一瞬で虜にした。

だが、このゲームの一番恐ろしい所は、ネットを使って友人と一緒に戦えるという未知の面白さだった。誰かの家まで遊びに行かなくても、ネットさえあればすぐに同じ世界で遊べる。それは、当時としては革命的な出来事だった。予め参戦時間を決め、みんなで同じ世界に集まってダンジョンを攻略する。パーティを組んで膨大な数の敵と対峙する。気を抜いたら一発で殺されるという絶妙のゲームバランスが、面白さを一層際立たせた。

気が付けば、クラスメイトの大半はDiabloにハマっているという異常事態に発展。ADSLや常時接続なんて無かった時代、テレホーダイを使って毎夜毎夜パーティを組んではダンジョンに潜り、アイテム交換を行い、新人育成をし、酷い時には明け方まで戦った。また、全く知らない世界へ飛び込み、何処の誰とも知らない外国人と即席パーティを組んで戦った事もあった。つたない英語でチャットを行い、必死にダンジョンを攻略する。「昨日ガイジン助けてん」「俺なんかPK(PlayerKiller、つまり仲間を殺してアイテムを略奪する行為)に根こそぎやられたわ」なんて会話も教室でしょっちゅう行われていた。それ位、Daibloというゲームは面白かったのだ。

この曲は、Diabloをスタートさせて一番最初に聴く事が出来る、町のテーマソングだ。

この曲が勝手に頭で流れ始めるまでになった頃、僕はふと恐怖に包まれた。この、終わりの見えないゲームに費やした時間を振り返ったのだ。学校から出された課題も疎かになりがちで、テレホーダイ以外の時間にもDiabloをするようになり、電話代が跳ね上がったのも正気に戻らせた一因ではある。Diabloにハマった人間の一部は、桁違いに自由度が高い『Ultima Online』などのネットゲームにも手を出した。僕が『ネトゲ廃人(ネットゲーム廃人)』という言葉を知ったのは、その頃だ。幸い、友人でネトゲ廃人にまで進行した人間は居なかった(中毒レベルは居た)。

僕にとってDiabloは、まさに悪魔の如き両面を持つゲームだったと言える。もう一歩足を出していたら、ハマり込む僕の性格上、戻って来れなかった可能性が高い。ネットゲームは、本当に面白いのだ。だからこそもう手を出すまい、そう決めた。

問題が一つ。只今絶賛開発中のDiabloIIIが、死ぬ程面白そうなのだ。

Squarepusherをピアノで

【追記】嗚呼削除されてる。著作権関係か。勿体無い。

色んな曲を一瞬で耳コピして、アレンジして、アドリブまで弾き倒している。アプローチがジャズっぽいと思ったら、やっぱりプロのジャズピアニストだった。特にグッと来たのがSquarepusher。>>132を参照。こんなもんピアノでどう弾くんじゃと思っていたが、ドリルンベースが見事にジャズに化けた。ソロでこれだけ弾けるという事は、結構名の知れた人ではないのかと思う。

ついでなので、原曲のSquarepusher Themeも置いておく。学生時代に聴きまくった名曲だ。ベースラインが無茶苦茶気持ち良い。是非大音量で、ベースを一杯一杯効かせてお聴き頂きたい。僕の青春はテクノで一杯だ。

ドラゴンズ朝市

マズい、変な曲にハマった。ずっとループから抜け出せない。ドアラの映像も相まって、恐ろしい程の中毒性を放っている。名古屋市民でなくて良かった。危うく毎週このスーパーに行く所だ。

スネ夫が自慢話をするときに流れている曲(フル)

ネットニュースで見つけてから、ずっとこの曲がループしている。

個人的にはこの曲が毎回流れていた時代のドラえもんが一番好きだった。今ではちょっとヤバいくらいの表現もあったりしたし、シニカルさもあって本当に面白かったと思う。曲もこの時代が一番味があった。

改めてこの曲を聴くと、バックで流れている音がアナログシンセだという事に気付かされた。意外に構成がゴージャスなのだ。ドラえもんという作品は、色んなものに恵まれた奇跡の作品だと思う。

この曲繋がりで、『藤子・F・不二夫大全集』なるものが最近発刊された事を知った。正直ちょっと欲しい。

Tommy Emmanuel / J.Shimabukuro: While My Guitar Gently Weeps

セッションでの不甲斐無さを戒めようと動画探しをしていて見つけた、超ビッグネーム2人の演奏。これぞ『音楽』という感じだ。それに比べて、自分の演奏は至らない所だらけで独りよがりだなあと思わされた。猛省する。

Tommy Emmanuelは秋に大阪へ来るそうだ。折角なのでライブを見に行こうかと思っている。

Stanley Jordan plays "Autumn Leaves"

たまたまニコニコ動画でBGMを探していた時に発見。Stanley Jordanの名は知っていたけど、こんな変人だったとは…上手く説明が出来ないので、良ければ冒頭だけでも見て頂きたい。

Ella Fitzgerald – Round Midnight

Tさんこと、竹村さんに捧ぐ。

Brand New World – GTS feat. MELODIE SEXTON

その昔(今もシリーズは続いているが)、Beatmaniaというゲームがあった。リズムやタイミングに合わせてボタンを押す事で『音』を出すという『音ゲー』の代表作だ。丁度学生時代にこのゲームが発表され、毎日ゲーセンに足を運んではリズムを刻んでいた。ここから僕はダンスミュージックに傾倒していったのだが、その中で出会った曲の一つがこれ。もっともゲーム中ではかなりアレンジして短くなっていたが、それでもインパクトは抜群だった。

当時、ゲーム中で使用される曲はがほとんどがメーカーオリジナルだったのだが、これは版権モノ、つまり本当に発売されていた曲で、そういった意味でも衝撃だった。サビの歌声聴きたさに、何度も200円投入していた当時を思い出す(勿論メーカーオリジナルの曲も大好きだった)。

ここから僕は、ドラムンベースやガバに手を出して、ジャズに出会うまで頭を振り続ける事になる。

スズキといすゞ

  • スズキ アルトCM

  • いすゞ エルフCM

どちらも一昔前のCMだが、未だに忘れられない素晴らしさ。特に歌が。アルトはジワっとくるし、エルフは泣けてくる。どちらもロングバージョンがあるのだが、何故だかこの短いバージョンのほうが心に響く。30秒で出来る表現、とても奥が深い。

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