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鍛錬 Archive
お互い最初の一歩
同僚のTさんが、PCを本格的に教えて欲しいと言ってきてくれたので、本気で教える事にした。
Excel、Wordを仕事で触って、あとはネットでお店探しくらいは使えるかな…なんて人は多いと思う。この状況から脱却するには、やはり勉強をして、使い続ける他無い。ただ、勉強を始めようにも取っ掛かりが無く、ややこしい用語が多すぎて挫折する。かと言って巷のスクールに通っても、マニュアル通りにボタン押して、出来た、はいお仕舞いというのがほとんだ。
これを何とかしたいと思い、数年前からどうやってPCを教えるかを考え続けていた。ようやく形になってきた時に今回の申し出があったので、遠慮無くテストさせてもらおうと思っている。
- 出来る限り、実際の画面や資料を見せながら説明する
- マニアックな表現を極力避け、例え易いものに置き換える
- 絶対に詰め込まない、予備知識や余談は後で話す
- 疑問があったら、極力その場で解決する
- 全ての事柄が繋がっている事を意識してもらう
晩飯を挟んで2時間ほど授業をやってみたが、予想以上に手応えがあった。かなり嬉しい。今日はPCがどうやって動いているのかを勉強して貰ったので、次はインターネットの仕組みを話す予定。
セッション(6回目)
- 2009-03-03 (火)
- 鍛錬
お客さんとして、同僚のTさんを連れてのセッション。普段滅多に知人の前で弾かないので、度胸試しという部分もあった。結果は中の下。最低限演奏が崩れる事は無かったが、内容自体は終始無難で面白みが無く、リズムもボロボロだった。
ここの所頭がハッキリせず、手グセに頼りっぱなしの演奏が続いている。その場しのぎをずっと続けている感じ。必死に頭を回転させるのだが、なかなか言うことを聞いてくれず、酷い時は手が止まる。体調管理に気を配るのが解決への近道かもしれない。
それから左手が酷い。リズムは外す、コードは間違える。これに関しては単なる鍛錬不足、目をかけていなかった事のツケが回ってきただけの話だと思う。鍛え直す。
心を込めた写経の話
祖母が亡くなって3ヶ月、納骨の時期が近づいたので写経せよとの指令が出た。折角なのでやってみようと思ったが、普通に書くと2時間くらいかかるらしい。その話を按摩師Nにしたら、以下の様な案を提示された。
- 『デジタル写経』と銘打って、原本をスキャナで取り込んで印刷してはどうか
- 新聞の文字を切り抜いて並べ、個性豊かな写経に仕上げてはどうか
「心を込めて作って、納骨時にバレんかったらアリやと思う」とはどういう了見だ貴様。大体新聞の案は余計に時間がかかる上に、文字サイズもバラバラではないか。
結局普通にやってみて、キッカリ2時間で終了。お手本をなぞるだけなので案外綺麗に書けたが、自分の名前は当然なぞる部分も無く、まるで別人のようなものになった。ちょっと本当に見せられない位の落差。そういう意味では、按摩師Nの案と同じ意味合いに仕上がってしまった。
ともあれ、写経は結構面白い(目がチカチカしたが)。機会があれば、皆様も是非。
セッション(5回目)
怒りを表現力に変えられるかの実験を行う為にセッションへ。結果、力ばかりが先行して、無駄弾きが多いわ4バースでロストするわ散々だった。技術→腕力でねじ伏せるという流れはあると思うが、腕力でねじ伏せる所からスタートすると、次に何処へも進めない。
もっとも、このテンションでも冷静さを保っていられれば、それはそれで大きな表現力になると思う。大胆になれるし、思いがけないフレーズが発生する事もある。
セッション終盤になって、ようやく気持ちの整理がついてプレイ出来るようになった。冷静さを失うと、本当にロクな事にならない。
- 左手との会話を忘れない
- ハナからアクセルを踏み込まない
- ヤバいと思ったら前へ出ず、一度手を止める
雑談中、若いミュージシャンがとんでもない価格で買い叩かれている現実を知った。幾らなんでも一日800円なんてのは狂ってる。
セッション(4回目)
- 2009-02-17 (火)
- 鍛錬
今年4度目となるセッション。Y君とセッション出来るのもあと数日なので、特に真剣にやらせてもらった。
ギターとデュオでセッションすると、自分の演奏の良し悪しがハッキリ分かる。音域が同じなので、フレーズを弾き続けると一方が沈黙しなければならない。相槌が入れられないフレージングは、単なる独り言で喋り過ぎ。この辺りをしっかり把握出来ると、セッションにおける『会話』とは何かが分かってくる。また、ハッキリ音が聞き取れる為、自分のアラ探しには持ってこいなのだ。勿論これらはY君が上手くまとめてくれているから成立している訳であって、素人同士でやると多分どうにもならない。
この日は良くも無く悪くも無い内容だった。知らない曲でも積極的にセッション参加するようにしているが、土壇場での力を鍛えられるなど良い勉強になっている。慣れない調へ転調した時のスリルは強烈。
- 定番のフレーズでも、気持ちが入っていればOK(イヤイヤ弾いたらダメ)
- Y君のプレイは計算が先、その後に感情を入れる
今年最初のセッション
- 2009-01-22 (木)
- 鍛錬
ジャズバーからのお呼び出しもあり、今年最初のセッションへ。十分練習はしたのだが、寝不足で若干フラフラ。
平日なのに店は盛況していて、早速参加させてもらったが情けない出来。とにかく頭が回らない、フレーズが出てこない、テンションが上がらない。迷惑かけ放題。今日に関しては、覚悟が全く足りていなかったと言わざるを得ない。
この日はHP作成の打ち合わせがメインだったとは言え、これはマズい。やった事の無い曲に参加したり、精一杯出来る事をやってみた。Stella by Starlight難しい。
以下、楽器のウンチク話。
弾き始め
- 2009-01-02 (金)
- 鍛錬
今年初の練習。一通りダカダカ弾いて、その後はYouTubeでプロアマ問わず演奏動画を見て学んだ。
今まで、練習相手はメトロノームかマイナスワンCDだけだったが、これだけではどうにも盛り上がらないと気付いた。YouTubeで演奏を見ていると勉強になるし、テンションも上がる。時には自分が途中参戦する事も出来る。
自分の最大の敵は、『飽き』だと思う。
LucasZembrzuski – On green dolphin street
試しに張ってみる。ポーランドの人らしい。
今年最後のセッション
- 2008-12-30 (火)
- 鍛錬
十二分に練習をしてからジャズバーへ。2~3ヶ月振りのセッションに向かった。店内はプレイヤーで埋め尽くされており、延々とセッションを繰り返していた。久々なので聴いているだけでも相当テンションが上がる。
何度も書くようだが、本物のピアノはやっぱり良い。タッチも音もクラビノーバとは比べ物にならない。それだけでも楽しいのに今日は沢山のプレイヤーが居て、上手く盛り上げてくれる。この日2曲目に演奏したAutumn Leavesは過去最高の出来だった。ずっと何かが湧き出しっぱなしになって、勝手に全身が動くのに何故か制御出来る。感情剥き出しで演奏したのは初めて。何故これを録画しておかなかったのかと悔やまれる。
ただその後は考え過ぎでマンネリ化し、練習不足を露呈した形になった。ドラムのNさんにも流れがワンパターンになっている事を指摘された。結局この日は9曲ほどやらせてもらったが、今年一番楽しいセッションとなった。
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