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時事 Archive

コミッショナーを退場処分に

ブチギレております。この加藤良三というどうしようもない何かにブチギレております。これが不祥事じゃなければ何が不祥事なのか。「ホームランを打てなくなったから引退する」と言った小久保に何と言うのか。メジャーの公式球とは似ても似つかない欠陥ボールを導入し、調整をミスしてHRを激減させ、挙句こっそり修正して知らぬ存ぜぬで責任逃れ。自分の知らない所で調整が行われていたのだとしたら、組織として破綻している。どう考えても一番責任が重いのはこのコミッショナーだろう。

サッカーおめでとうございます

夜に打ち合わせで出掛けた帰り道での事。バイクに乗って住宅街に入った所で絶叫が聞こえた。普段だったらギョッとするけども、今日は原因が何となく解る。サッカーやろうと。実際家に帰ってみたら、ロスタイムにPKでゴールして同点になったとか何とか。おーそれは凄い。ワールドカップ出場が決まったそうで、おめでとうございます。

しかし僕、サッカーにはとんと疎いのだ。野球の時はあんだけ歯を食いしばって観てたのに(井端の同点タイムリーで畳の上を転げまわった)、この温度差は何なんやろうと自分でも思う。メディアや番組での煽り方が気に入らんのかな。一番イヤなんはバレーボールなんやけども。

続・この法が本当に禁じようとしているものは何

各種業界から一斉に反対声明が出るという異常事態を巻き起こした『児童ポルノ禁止法改定案』の衆院提出。あちこちで大騒ぎになってるんだけれども、そもそも何でそんな騒ぎになってるん?というのを、僕が見た範囲でまとめてみた。あくまで僕が見た意見なので、その辺り宜しくお願いします。

まず最初に、被害者が実在しない絵や漫画、アニメなどの表現にまで踏み込んでいるという点。改定案の中に、『6 その他 (2)-1 児童ポルノに類する漫画等(漫画、アニメ、CG、疑似児童ポルノ等)と児童の権利を侵害する行為との関連性に関する調査研究(施行後3年を目途として勘案しつつ検討、その結果に基づく必要な措置)』という項目がある。参議院議員 山田太郎氏のブログ記事に掲載されているのでご覧頂きたい。

実際、こういった疑似的なもので性犯罪を誘発するのかどうか。上記のtweetと記事は、2010年6月にデンマーク国法務省が自国の性科学クリニックに依頼して調査した結果の日本語訳だ。結果は、『マンガ・アニメは性犯罪と因果関係が無い』というものだった。では何故、今回新たに調査研究がが行われるのだろうか?東京都の青少年育成条例改正案の時にも調査が行われ、因果関係が無いという結果が出たという話も聞いているのだが。

といった懸念を抱いている人も居るようだ。

次に、『児童ポルノ』の定義が極めて曖昧な点。あやふやな定義を恣意的に解釈する事で、幾らでもアウトのゾーンを増やせるよ、と。下の二つは極端な例のようだが、実際に海外であったお話だそうだ。また、先日ご紹介した『「嫌だから規制する」なのか──児童ポルノ禁止法改定案、その背後にあるもの(ITmedia News)』という記事にも書かれているけども、これは芸術でこれは児童ポルノ、ってどうやって線引きするのだろうか?研究目的の資料所持(医療や絵画など)と性的好奇心による所持を、どうやって見分けるのだろうか?

加えて、漫画やアニメなどでは年齢があってないものも多く、上記tweetのような話も出てきてしまう。こういったややこしい事案を、誰がどうやって公正にジャッジするのだろうか?それとも、『疑わしきは罰せよ』で業界に表現自粛を促そうとでも言うのだろうか?

更なる問題点として、『単純所持禁止』という点がある。これに関しては過去未来全てにおいて効力を発揮する訳で、例えば懐かしの『ハレンチ学園』や篠山紀信氏が撮影した宮沢りえ『Santa Fe』を所持していた場合はアウトの可能性が高い。何もこれだけではなく、こういった表現は古今東西様々なシーンで見受けられた訳で(『らんま1/2』や初期の『ドラゴンボール』なんかも危ない)、自分の記憶の中に無いものに関しても所持していれば当然アウトになる訳だ。

この法には『自己の性的好奇心を満たす目的での児童ポルノ所持等についての罰則は、本法施行日から1年間は適用しない』とも明記されていて、要は施行されたら1年以内に処分しろ、と。それも、誰かの手に渡る可能性がある処分法では違法なので、燃やしたりシュレッドしたりしろと言う事だそうだ。この行為を焚書(ふんしょ)と呼ぶ。歴史の教科書なんかで見かけた言葉だと思うが、まさか現代の日本で見る事になろうとは。

さて、これらの問題点がごちゃまぜになった時に、どういった事態が発生するか一度考えて頂きたい。冒頭で紹介した様々な業界からの反対声明には、この法がもたらさんとする何かに対する、強烈な懸念が込められているのだ。

こういう部分に関する懸念もある。勿論、筋の通った話であれば警察が動く事は当たり前だと思うんだけれども、今回のようなあやふやな法案の場合は、一歩間違えればとんでもない事がまかり通ってしまう可能性がある。また、遠隔操作ウィルス事件の冤罪のような事が起こる可能性は十二分にあるだろう。

今回の法を提出した議員に対する意見。今回の法案が、『児童ポルノ』という強烈なフレーズの力だけで、強引に押し通されているように見えるのは僕だけだろうか。今までに挙げてきたtweetと合わせて読めば、これが一体誰のための何の法案なのか疑問を持たざるを得なくなる。

こちらは今回の法案に関する様々な意見だ。また、以下の様に今回の件を『今まで好き勝手やって来たことに対する警鐘』として受け取っている人も居る。これはこれで正しい意見だと思う。何でもかんでもオッケー、というのはおかしな話なのだ。

僕自身としては、やはりこの法案には反対だ。あまりにもあやふやな点が多く、『児童ポルノ』という言葉が本来の枠を超えて首を締めに来る、というイメージしか持てない。正直、これはマズいやろという表現も幾つか見た事があるけれども、そう言った事を含めて上記の死に舞さんと同じくレーティングやゾーニング策定を先にすべきだと思っている。今のままでは誰も救われず、苦しむ人が無暗に増えるだけだろう。

締めくくりとして、この法案に対して反対活動をすべく赤松先生と共に奔走されている、ちばてつや先生(『あしたのジョー』作者)が描かれた『―と、ぼくは思います!!』をご紹介したい。

この法が本当に禁じようとしているものは何

突如舞い込んだ『児童ポルノ禁止法改定案』のニュースが、TLを一気に埋め尽くした。明確な判断基準が全く無い上に単純所持で捕まる可能性があるなど問題点が非常に多く、「児童ポルノとは名ばかり」「実態は恣意的な表現規制」「別件逮捕の足掛かり」という声ばかりが聞かれる本案件。詳しい解説や僕の見たtweetは、また明日まとめて掲載しようと思う。

僕のゴールデンウィークが始まりました

仕事も落ち着き、店も定休日を迎え、ついでに体調も回復して、ようやっと僕のゴールデンウィークが始まった。今日で終わってしまうような気もするけども、とにかくロクすっぽ表に出られなかったので、ここぞとばかりに散歩に出た。今年は高槻のジャズストにも行けんかったしなあ。辛いゴールデンウィークやった。

特にアテもなく、鴨川を南下する。そういや最近、激しく動く被写体撮ってないよな、とトンビに狙いを定めるも、数が多い。あまりに多過ぎて不安になってくる量だ。ゴールデンウィーク最終日で、人出も多いからなあ。今日は人(の持ってる食べ物)が襲われるシーンには出くわさなかったけども、かなり低い所飛んでて怖かった。

撮る。ISO200で200mm一杯にズームすると少々シャッターが遅くなるけども、それでもF5.6で1/1250秒だ。しっかり写る。これはPhotoshopで補助光入れてるけどね。スピードライトあったら更に綺麗に写るんかな。ちょくちょく僕と目が合ってる写真があって怖い。

沢山写真を撮って満足したので、念願の河原ゴロ寝を敢行。少し強い日差しと、時折吹く風がメチャクチャ気持ち良い。この季節限定かもしれないけれど、こんな近場にこんな贅沢があったとは。少しだけ寝させて貰った。いま光合成してる。葉緑素ないけど光合成してる。

散歩は2時間ちょっとで終了。もうちょっと遠出して、先日お邪魔したボードゲームのカフェ ミープルさんの所へお邪魔しようかとも思ったけど、帰りがいつになるか解らなくなりそうなので自重した。事務所に戻ると色々現実に引き戻されるけども、良いリフレッシュが出来ましてよ。暑くなる前に、またゴロ寝しにいこうと思う。

大人気ダイオウグソクムシ

絶食状態が5年目に突入したダイオウグソクムシを延々ニコ生配信するという、なかなか面白い試み。どれどれ、と覗きに行ったら、1秒も持たずに弾き出された(エコノミー会員なので、プレミアム会員が増えると弾き出される)。こないだのコマンドー祭りの時でも数分は持ったのに、どういう人気よこれは。みんな平日の昼間っから何やってんのよ。羨ましいわ。

春の変態祭り

いつもニュースはFirefoxからRSSを見て読んでるんだけども、今日の読売新聞おかしくないか。表示されてる内の半数が変態。意図的なのか偶然なのか。春は変な人が増えるなんて言うけど、もうちょっと落ち着こうみんな。

科学的証明って大事よ

  • 6ヶ月腐らないハッピーセットの謎氷解。あのサイズのバーガーはどれも腐らない!(ギズモード・ジャパン)
    http://www.gizmodo.jp/2010/11/_6.html

調べたのは、Serious EatsブログのJ. Kenji Lopez-Altさん。何がどうなってるのか科学的根拠もはっきりしないのにハッピーセットを敬遠する人たちにウンザリきて、腐らないのは分かったから、なぜ腐らないのよ?という部分をハッキリさせようぜ!…と、小さな実験を行いました。

ちょっと前に噂になってた、腐らないハッピーセットの検証をやった人が居た。それも数段詳しく。こういう所まで検証して、初めて『正しい情報』になる良い例だと思う。はてブのほうにも『魚をそのまま置いとけば腐るが、開いて干しとけば干物になるってことだな。』と実に解りやすいコメントが。他のコメントも参考になる。

聞いた事の無いアラーム

ぐっすり寝ている所に、iPhoneのアラームが鳴り響く。もう朝か…と目を覚ますも、何か音が違う気が。寝ぼけながらiPhoneを手に取ってみると、まだ5時じゃないっすか。と同時に、見慣れない文字が表示されていた。『緊急地震速報』、あーこれ先日テストしてたヤツね。ふーん…と思ったら小さな揺れが来た。久々に体感する地震。え、じゃあこれ本物か。布団に入ったままtwitterを立ち上げたら、淡路島で震度6って書いてある。ええええ。テレビを付ける。ええええ。

こういう時はテレビよりtwitterのほうが情報が早い。やっぱりみんな目を覚ましたようで、各地から揺れの状況などが伝わってくる。淡路島って事は、神戸はどうなんや…と思ったら、神戸在住の友人が震度4で大丈夫、と伝えてくれた。それ以上の事はまだ解らないし、これ以上起きてても逆に朝が辛くなるだけなので、続きは朝起きてから…と思ったけど寝付けない。眠いのに眠れない。色んな事がフラッシュバックする。

朝、出勤前に改めて被害状況を確認。取り敢えず死者は出ていないとの事、ちょっと安堵する。聞けば関東じゃ、緊急地震速報なんか聞き飽きたわ、というくらいに鳴り響きまくってるそうで、電車の中で一斉に鳴った事もあるとか。地震慣れしてない関西人やったら、小さいパニックが起こるかもしれんなと思った。

科学的証明の力

  • 福島県内でホールボディーカウンター(以下WBC(注1))を用いて三万人以上の体内セシウム量を測定し、チェルノブイリ事故で得られた知見に基づく予想よりも、内部被ばくが遙かに低いことを明らかにした。
  • 特に、2012年秋に三春町の小中学生全員を測定したところ、検出限界を超えた児童生徒は皆無であった。サンプリングバイアス(注2)が無い測定により福島の内部被ばくが低いことが示されたのは、これが初めてである。
  • 現在の福島県内の日常生活において、食品からの慢性的な放射性セシウム摂取が非常に低く抑えられていることが示された。

という、解りやすい結果から始まる、非常に信頼性の高い論文が発表された。素人の僕が読んでもよく理解出来る論文なので、是非皆さんもご一読願いたい。漠然とした不安や風評被害に悩まされていた福島の人たちにとって、この論文は大きな救いの手となるだろう。同時に、今まで適当な事を言ったり不安を煽ったりした人にとっては、致命傷とも言える論文になる筈だ。

ここに至るまで、様々な苦労があったと思います。今回の論文が突破口となり、様々な調査が進む事を心から願っています。科学的な証明で、風評被害を吹き飛ばし続けて下さい。

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