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日常 Archive

BitSummit MMXIV Media Dayの出会い

ここからは昨日の設営時と今日のメディアデイに出会ったゲーム・チームをご紹介。僕自身が熱心なレトロゲーマーなので、かなり偏りがありますがご了承を。このとんでもない腕章は、さとうさん( @Satohk1 )が用意してくれていました。出発2時間前に完成したそうです。貴重な時間を使って何してくれてるんですか。ちゃんとこれ付けて場内歩き回りましたよ。ああもう恥ずかスー。

まずはハチビッツ ファナティクスさん(C-07)の『1001 Spikes』。針山地獄とも言うべき迷宮内を突破していくアクションゲームで、エゲつないトラップ満載の死にゲーだ。本作はAban Hawkins & the 1000 SPIKESの続編なんだけども、導入部分が前作よりマイルドになっていて初心者でも安心。不安になるくらい安心。少し進んだらいつも通りなんだけども。

個人的な話で恐縮なんだけれども、作者のヲサ田サムさん( @wo60000 )は今回のBitSummitで絶対お会いしたい人の一人だった。だって、ハチビッツ ファナティクスさんですよ。僕らの学生時代からハイレベルなゲームネタ画像作ってる人ですよ。洞窟物語のウラガワにハイクオリティな絵を投稿してくれた人ですよ。あの『きよしの挑戦状』をツクール(!)で作った人ですよ。コンシューマ版洞窟物語と同じパブリッシャーという事で天谷君は何度も会った事があるらしいけど、どんだけ羨ましかったか。

昨日の設営中の話。たまたま近くで、1001 Spikesのポップを置いてあるブースを発見した。近づいて行くと、傍にいた男性から「ひょっとして、宮澤さんですか?」と声が。ヲサさんだった。おお、初めまして…って、何で僕のこと知ってるんですか!?「いや、カメラ持ってる背の高い人って聞いてたんで」と人懐っこい笑みを浮かべるヲサさん。「天谷君からも聞いてます、BumperBumpも遊ばせて貰ってますよ!」、ぎゃあ。あのヲサさんが、僕のゲームを遊んでる。もうこれ以上ない位に恐縮した。

聞けばヲサさん、本当は2人態勢で来る予定だったんだそうだけども、トラブルが発生して自分一人京都へやって来たそうだ。右も左も解らない状態との事だったので、出来る限りの情報をお教えしてサポートする事を約束する。3日間、頑張りましょう。

続いてはDot Warrior Gamesさん(B-01-b)の『BLOCK LEGEND』。レトロチックなアクションパズルRPGだ。現場では音まで聞こえなかったんだけれども、メチャクチャ良いチップチューンじゃないですかこれ。ゲームルールは単純明快、2つ以上くっついているブロックをタップして消す、これだけ。ただ、本作にはかなり色濃いRPG要素があり、レベルアップあり、買い物有り、モンスターとの戦闘有りで、どの場面でどのパネルを消すかの選択を迫られ続ける訳だ。

作者のAlivi Phuさん( @datponpon )はアメリカ出身で東京在住のソフトウェアエンジニアさん。「
日本のレトロゲームが大好きで、アメリカのゲームと日本のゲームを融合させたものを作りたかった」そうだ。BLOCK LEGENDは何と本日iOSにてリリース、Androidでも発売されているとの事。現在は英語表記のみなんだけども、「いずれは日本語でもリリースしたいですね、やっぱりドラクエみたいに平仮名だけが良いですか?」との拘りを見せたAliviさん。僕も平仮名オンリーが良いと思います。

この日、僕が触った中で一番グッと来たのがFunktronic labsさん(B-05)の『NOVA-111』。基本はターンベースのローグライクなんだけども、幾つかリアルタイムで動くキャラが居て、これらが絶妙のバランスで成り立っている。突如リアルタイム敵に囲まれ、急いで倒そうとしたらターンベースの強敵がハンパない勢いで肉薄というパニック具合はなかなかのもの。デザイン良し、音楽良し、世界観良し、ゲーム性良し。隙が無い。非常に良く練り込まれており、プレイしながら何度も唸らされた。現在もまだ作り続けているとの事で、リリースされたら間違いなく購入するゲームだ。

Funktronic labsさんは基本2人で、何人かのサポートメンバーが居るという小規模開発チームだ。全員京都在住の外国人だそうで、代表はEddie Leeさん( @eddietree )。そう、以前僕ら悪い大人が迷惑をかけてしまった、あのEddieさんだ。TGSにも参加されていたそうなんだけども、あの時にはお会いする事が出来なかった。まさかこんな形でお会いする事になろうとは。パンイチ腕章を見せ、謝りに謝る僕。Eddieさんもすぐ僕を解ってくれたらしく、「大丈夫よ、No problem!」と笑って許して下さった。他のメンバーさんにも腕章を見せ大笑い。ぼく汗びっしょり。おそろいのロゴ入り黄色Tシャツに黄色のハッピと、実にお祭り感たっぷりのチームです。

ひときわ異彩を放っていたのがRIKIさん(C-06)の『キラキラスターナイト』。以前動画で拝見した事があったんだけれども、まさか京都にまで来て頂けるとは。ご覧のとおり、ファミコン実機にオリジナルのROMが挿さっている(写真有難うございますtaigooooさん)。この時点でも若干ビビるのだが、ゲーム画面で更にビビる事に。僕が撮影したVineのビデオと、Youtubeに上げられている前バージョンのビデオ、大きく違う所があるんだけども解るだろうか。そう、地面を見てみると、今回のバージョンでは背景がラスタースクロールしているのだ。他にもスプライト64枚出して処理落ちしない(スプライトダブラーでは無かったそうです、失礼しました)、チラツキを最小限にまで抑え込むなど、見たことも無いような技術満載。どうなってんのこれ。

ハアハアしながら画面を見てたら、RIKIさん( @riki2riki )に声を掛けて頂いた。RIKIさん自身はプロの漫画家・イラストレーターで、ゲームが好きでチームを作り、こういった活動を続けられているそうだ(RIKIさんはグラフィック担当)。「ROM焼いたりもしたんですけど、これがなかなかコストがかかって…」なるほどガチですね。すぐ隣にはオリジナルハード(!)の格闘ゲームまで置いてある。これ、パッドMSXのやつじゃないですか!「いやー、このハードATARI規格なんですよ」爽やかな笑顔でサラッと言い放つRIKIさん。漫画家さん、ですよね…?

こちらはクアッドアローさんの『EF-12』。各地で話題をさらっている3D格闘MODだ。遊ぶだけでは無く、作る事も出来る非常にクオリティの高いソフトなんだけども、キャラコンテストを行ったら何故かカオス(かつハイクオリティ)なキャラばかりが集まる稀有(?)なソフトでもある。これが無料だって言うんだから恐ろしい。今回BitSummitでは、メッチャ強いボスキャラを3体引き連れて、『俺たちを倒してみろキャンペーン』を行っていた。これがまたアツくてですね。僕も事前にテストプレーヤーとして参加させて貰ってました。

ブースのほうにはクアッドアローの代表である小野口さん( @EF12project )と、悪い大人たちの縁で繋がったコッペリアさん( @doll_coppelia )が仁王立ちしていた。かつてPLAYISMさんの2周年パーティーで、足を使ってLa-Mulanaをクリアした、あのコッペリアさんである。新しい足コントローラを携えて、遠く石川からやって来たのだ。上記の寿司と彼のプレイは大いに耳目を集め、EF-12界隈は常に盛況だった。このあと彼とも対戦をしたんだけれども、その話はまた後日に。

そして現れましたMaruchuさん一派(B-04)。名古屋のHSPレジェンドMaruchuさん( @Maruchu )、ゲームジャマーのくるくるさん( @mkd214 )たちが集まっているテーブルだ。それぞれ先日開催されたGlobal Game Jam(通称GGJ・初顔合わせの人同士が48時間で1つのゲームを作る全世界同時開催のイベント)で作ったゲーム『TRIRIS』『Janken Tag!』を持ち込んでいる。同じくGGJに参加していた久野裕介さん( @YusukeHisano )、Hiroshi Ogawaさん( @hiropon808 )、matsudasuさん( @matsudasu )も一緒に参戦。すぐ隣のテーブルには樹さんが居られるんだけども、彼の紹介は後日しっかりさせて頂く。ここのメンバーとは、何かと色んな場所で顔を合わせているよなあ。

パズルゲーム大好きのMaruchuさん、イチオシはと聞くと「『EXITRIS』ですね、一番気に入ってます!」との事。さんざん『ぐっすんおよよ』と言われたそうな。あちらと違い、こちらはバンバン振り続けるブロックをマウスで並べるちょっとユニークなゲームだ。隣のテーブルのくるくるさんは会期中に結婚式があるそうで、「今日は正装で来ました!」とスマホ版JumpGun片手に良い笑顔。うむ、会場内で一番ジェントルマンに見える。

写真を撮影したのに掲載し損ねていたノベクタクルさん(A-10)、大変申し訳ございませんでした。ブースでは開発に4年の歳月を費やした珠玉のビジュアルノベル『ファタモルガーナの館』の英語版デモやノベルスフィア版デモを初公開。日本語版の売上を全てローカライズに回しているとの話だったけども、来ましたかついに!サミエルさんがしきりに「ファタモルはもっと評価されるべき」と言ってたけど、世界デビューすれば一気に…

代表であり、『レイトン教授VS逆転裁判』のゲームデザインも手掛けた縹けいかさん( @hanadakeika )とはPLAYISM2周年の時にお会いしてたんだけども、なかなかちゃんとお話する機会が無かったので良い機会になった。「よく間違われるんですが私はシナリオライターで、絵は彼なんですよ」と靄太郎さん( @moyataro3 )を紹介して頂く。更に劇中歌を歌われているがおさん( @GaoAquila )まで居られ、「普段みんなバラバラの所で引き籠ってるから、これだけ集まるのはレアなんです」と縹さん。チームの皆さんはみな『この世は腐った水の底』Tシャツを着用していた。何となく『水曜どうでしょう』を思い出しますねと話すとバカ受けしてくれた皆さん。スイマセン要らんこと言いました。

今日は体力が尽きたのでここまで。少し見てはロビーで休憩、少し見てはロビーで休憩を繰り返し、何とか最後まで参加出来たけども、taigooooさんに支えられる形で帰宅、21時には床に就き、泥のように眠った。今日回れなかった分は、明日から一気に取り戻す。

BitSummit MMXIV Media Dayの安堵

大袈裟でも何でもなく、起き上がるのがやっとの状態。取り敢えずPANDAさんに入電、相当ヤバいけど何とかして顔出しますとだけ伝える。幸い僕以外のメンバーはみな元気だった。じゃあ一体何で僕だけ。何にせよ、僕が居ない=カメラマンが居ない(PANDAさんはカメラを持ってきていない)という事になってしまうので、這うようにして家を出る。液体以外を口にすると吐くという極限状態。ポカリスエットとウィダーinゼリーだけ購入して、開場ギリギリで何とか会場へ到達した。何もしていないのに、息が切れる。

パスを貰って中へ足を踏み入れると、そこは薄暗いクラブのような、しかしそれでいてゲームの熱気溢れる空間になっていた。各ブースやテーブルは全てスポットで照らされ、スモークのようなものが焚かれている。遠方に居るまゆまろを撮影したら、ハッキリ写り込む程度にスモーキーだ。この記事の画像は全て明るめだけれども、これはフラッシュとPhotoshopの力です。ホントはもっと薄暗いです。

驚いたのは各チームが用意したポップやディスプレイの力強さだった。巨大なモニターを複数持ち込んだり、ポップスタンドも巨大な吊り下げ等を用意していたりと企業ブース顔負け。特に感心したのが上記写真の飛翔システムさん(A-04-b)。「何だよ、何処もかしこもガチ過ぎんじゃねえか!」と狼狽するPANDAさん。

いやはやこれは予想外だった。右も左も、新作や最新バージョンのゲームが溢れかえっているじゃないか。地元から、関東から、地方から、海外から。大手と言われるチームも、個人のチームも、持てる力を全てここにぶつけているのが解る。出展者も遊ぶ側も、みんな目を爛々とさせている。どんどんお客さんが入ってくるけども、通路は十分な広さがありふさがる事はない。いける、今年のBitSummitはいける。あちこち歩き回り安堵した僕は、一旦ロビーへ出てベンチに座り込み、そのまま動けなくなってしまった。

恐らく国内最大の、インディー開発者たちのお祭りであるBitSummit。初めての開催となった昨年は、運営側も参加者も勝手が解らず、また会場のレイアウト等に難があったために全体的に消化不良のまま終わってしまった。だからこそ今回は、という思いを持っていた人も多かっただろう。僕もその一人で、宿情報を流したり場内地図を作ったり、出来る事は何でも手伝わせて貰った。蓋を開けてみるまでは不安だったけれども、運営の皆さんの努力と参加している皆さんの情熱で会場は凄い盛り上がりになっている。良かった。本当に良かった。

BitSummit MMXIV 前夜祭

ついに明日からBitSummitだ。今まさに、沢山のゲーム開発者たちが京都入りを果たしているのだろう。勿論我らがNIGOROさんも京都へやってきた。「取材を受けるので場所を貸して下さい」との事で、店のテーブルを一つ貸してゆっくりしてもらう事に。取材内容についてはじき公開されると思うのでここでは触れないが、何だろう、危険な言葉ばっかり飛び交ってたのは気のせいか。どういう記事に仕上がるんだろうか。

そうそう、ならむらさん( @naramura )に会った瞬間に例のアレを詰問されました。目を合わせられませんでした。

無事取材も終わり、さあボチボチみやこめっせに資材を運びますかという段階でPANDAさん( @shoji_nakamura )が声を上げる。「duplexさん、取材受けてるのに頭モサモサ過ぎ」、ここでまさかの散髪タイムに突入、近場の安い散髪屋に駆け込んで貰った。以下、劇的ビフォアアフター。

何だこれ。折角だからご紹介いたしますと、左からNIGOROのボスであるならむらさん(ディレクター・グラフィッカー・サウンド)、長老のduplexさん(プログラマー)、武闘派のサミエルさん( @Samieru_NIGORO プログラマー・サウンド)の愉快な3匹です。この愉快な人らがLa-Mulana2作ってます。余談だけれどもduplexさんは九州からの来訪で、上着も無しにこのクソ寒い京都をウロウロしていたそうで。あまりに気の毒なので、会期中は僕の上着を貸す事に。

資材を積み込み、いざみやこめっせ。道中La-Mulana2の裏話がポンポン飛び出す。「どうしてみんなニーズヘッグを倒そうとするかねえ…」と話すならむらさん。「確かあれ、ダメージは通るけど倒せないって設定じゃなかった?」「いや、あれ俺が倒せるように変更したんですよ」、こちらサミエルさん。「それでか!ヘタに倒せるようにしたから、余計に苦しむ人が増えたと」、車内が悪い笑いに包まれる。「登場シーンでビビらせて逃げて貰うって狙いだったんだけども、ウチのプレーヤーみんな毒されてて、あれくらいじゃ逃げないみたいで」、ゲラゲラ笑い続ける僕ら。

程無くみやこめっせへ。事前に分かっていた事だけれども、場内はかなり広い。テーブルの数も多いし、ステージもデカい。この時点で去年のBitSummitとは比べ物にならない規模なんだけども、明後日以降はこれが更に倍になるんだから恐ろしい。導線も確保できているようだし、準備されている機材やスタッフも十分のようだ。これで取り敢えずの心配はなくなった。

今回NIGOROスタッフはかなり数が多く、社長のPANDAさん、ならむらさん、duplexさん、サミエルさん、ニュージーランド(!?)から訳者のSさん、明日から参戦する千葉のデザイナーさとうさん( @Satohk1 )、神奈川の技術屋であり我々悪い大人の長であるtaigooooさん( @taigoooo )、そこに僕が加わった総勢8名。大所帯である。更にはいつもお世話になっているPLAYISMさんや、PSVita版La-Mulanaでお世話になっているピグミースタジオさんなど、関わっている人たちを上げると恐ろしい数になる。上記の写真は、スタッフ一同による内職作業の様子。一つ一つ心を込めて、皆さまにお届けいたします。作業してるのはオッサンばっかりですけど。

設営作業も終わり、居合わせた皆さんで近場へ飲みに行く事となった。一旦NIGOROさんのホテルへ荷物を置きに戻り、店へ向かおうとした矢先にEF-12の小野口さん( @EF12project 通称・覇王)と遭遇。まさか同じ宿やったとは。折角なので一緒に飲みに行く事に。かくして、デベロッパー・パブリッシャー・メディア・開発支援会社など、何が何だか解らない組み合わせによる13名の飲み会がスタートした。

で、最初の話題が何って、僕のパンイチ話ですよ。このメンツで、何でパンピーの僕の話になるんですかね。まあならむらさんが「彼がパンイチマンです」って焚きつけたからなんですけども。「ああ知ってる知ってる、TL上でよく見かけるよね」何で知ってるんですかW社のAさん。「どうせならここのメンツで立派なパンイチマンを作り上げてですね」やめて下さいならむらさん。「素体ならすぐ用意出来ます」やめて下さい覇王。「パンツ部分はパーティクルで作って、ダッシュとかすると慣性で置いて行かれる形で」「エフェクト部分はウチのソフト使って下さい」「最終的にはUnity上で動かせるようにすれば良いですか?」ちょっとまって何言ってんのこの人ら。初対面の、パンピーですってば。違いますパンツピープルじゃないです。

ゲーム開発者はロクに飯を食わない話。日頃カロリーメイトばっかりの覇王と、ぼんち揚げばっかりのサミエルさんの殴り合いが始まった。「カロリーメイトは栄養バランス食なんだよ!?」「何言ってんすか、ぼんち揚げは米で出来んですよ、日本人の主食の米!」「ぐ…確かに3D化した場合、面白みがあるのはぼんち揚げ…」あ、覇王変な方向に走った。まあ僕に言わせれば、ちゃんと毎食普通のご飯食べましょうよと。「何だぁ!?カロリーメイトディスってんのか!」覇王やめて下さい。

突如覇王がクエスチョン。最近僕らの間で流行っている『ゲーム画面トリミングクイズ』なんだけども、「このパンイチマンは古いゲームならどんなトリミングでも当てる変態なのよ」と酷い紹介をしてくれた。しかしこれ何だ…パッと見では解らず、皆で回して検討し合う。歴戦の兵が集まってるんだから、誰か一人くらい…「ヒント、これ知らなかったら業界干されるくらいに有名なゲームです」、あ、これ森と道か。ゼビウスですか。「変態!」、失礼な!

第2問。が、これは流石に瞬殺ですわな。回し見て貰ったら結構な数の人が解ったみたいで僕も一安心。ほら、僕だけじゃないんですって。僕普通なんですって。と、ここでtwitter経由で見知らぬ外国の方から答えが飛んできて全員噴飯。後で解ったんだけども、フランス人ゲーム記者のアンさんだったのねこれ。

会はさらに暴走。たまたま近くで飲んでいるというC社のIさんを呼び出し、「おうパン買ってこいよ」などの傍若無人大会が始まる。一応念の為に言うておきますけど冗談ですからね。てか、Iさん既に酔っぱらって足元おぼついてないですけど大丈夫ですか。「いやあ大丈夫です、それより今日は僕いろいろ(ry」、あ、ヤバい雰囲気になってきた。会場大盛り上がり。「よし録音だ!」と嬉しそうな覇王。やめてあげて下さい。インディー界隈こんなんばっかりか。「大体インディーなんて怪しげなモンやってる連中にマトモなヤツなんて」ならむらさんが言うと説得力が。

散々ぱら酷い殴り合いをして、ようやく解散という事に。全員すでに打ちあがった感があるんだけども、残念なことに本番は明日からです。大人しく帰って寝ましょう。京都人が僕しか居ないということ最寄駅やホテルまでみんなを誘導して、僕も終バスに乗って帰還。用事を済ませて布団に入り、さあ目が覚めたらBitSummitだとワクワクしながら目を閉じた。

が、そのワクワクはものの数分で吹き飛ぶ事になる。布団を飛び出し、洗面にもたれ掛り、何度も何度も吐き続ける僕。まさかの食中毒だった。その日結局、一睡もする事は敵わず、全てを吐き終えた頃には朝を迎えていた。

悪い大人の名刺制作祭

突如TL上で始まった名刺制作祭。BitSummitに参加するコッペリアさん( @doll_coppelia )が名刺を持っていないという所から始まり、周囲の人が凄い早さで案や素材を提供、僕が一気に仕上げるというコンビネーションだった。いやあ、出来る人が集まると早いわ。僕が一番チンタラしてたんだけれども、それでも時間内にしっかり組み上がって入稿まで行っちゃうんだから大したモンです。こういう作業、楽しいわ。

炎のゲーム月間

ついに始まった炎の一週間、と思ったら一週間どころか10日もあったんだけどね。どっちかというと、ゲーム月間か。さあ、体力の続く限り頑張るぞ。

進化する庵

スイスのお茶人Mさんの庵で撮影大会。薄暗い庵の中で、スピードライトがこれまでにないくらいに活躍した。あんまり良かったので余計に撮影してデータ量を増やす事に。選んでもらいやすくなったのは良い事やけれどね。

今日もまた、僕の知らない茶道の世界を教えて貰う。茶釜はというものは鉄で出来ており、素手で触ると錆びてしまう。なのでこのような『環(釜環)』という輪っかを使って持ち運びするのだそうだ。てっきり熱で熱いからこういうのを使うんやと思ってたら、まさか錆対策やったとは。また、写真を撮り損ねて大変悔しかったんだけども、使用していない炉を保護したり炭火を長持ちさせたりする為のテント『助炭(じょたん)』が非常にクールだった。画像を見て貰えればよく解る通り、秘密基地と言わんばかりの組み上がりだ。真ん中の穴は、吊窯などを使用する際のもの兼空気穴のようだ。なるほど。

上記のアイテムは茶道の定番なんだけれども、Mさんは元建築士という事もあって何でもセルフビルドする(そもそもこの庵自体がセルフビルドなんだけども)。このお正月の間に、茶器などを仕舞える三段スライド戸棚やミニ水屋を押入れや戸棚の中(!)に作り上げていた。家の大家さんでもある大工さんに木を譲って貰い作ったとの事。これもまた撮影を忘れていて大変悔しい。気になる方、是非一緒にお茶を頂きに行きませんか。良い庵ですよ。

撮影の合間に珈琲、紅茶、抹茶、緑茶と頂いてしまい、ちゃぽんちゃぽんになりながら撮影終了。気に入って頂ければ幸いです。

公的私的の急ぎ作業

BitSummit絡みの作業でメチャクチャ忙しい。出来るだけ待ち時間を無くそうと頑張るんだけども、時節柄店のほうも忙しい訳で事務所と店を行ったり来たり。30分やっては戻り、30分やっては戻り、ようやっとモノを仕上げて落ち着いた。が、今度は自分のほうの作業をやらなければならない。そう、これである。

読んだまんま見たまんま。先日軽く触れていたんだけども、ちゃんとした告知として出してみた。勝手企画だけども。背景に使ったのは、以前の撮影旅行で食った鳥取イカスミカレーだ。遊びで撮影した写真でも、こうしてどこかで出番があったりするんだから捨てられない。結果、僕のHDDは日々悲鳴をあげ続ける訳で。そろそろ2Tのもヤバいかな…

あのワンダータワーまでもが

今日、あのナムコワンダータワー京都店が、閉店した。

1996年。京都府下で最も地価の高いと言われる四条河原町に、突如地上6階地下1階の巨大なアミューズメント施設が現れた。あのナムコが京都にやって来る。大阪でも神戸でもなく、地元京都。僕らは色めきたった。オープン間もなく友人たちと訪れたその施設は、何処の施設にも負けないくらい立派で素晴らしい所だった。プリクラやプライズ(UFOキャッチャー等)も充実しており、老若男女みんなが楽しめる場所として、そして四条河原町の新しい待ち合わせ場所として長く賑わい続けた。いや、先日訪れた際も賑わっていた。その、ワンダータワーが。

ゲーセンを取り巻く環境が、日々厳しくなっているのは知っている。街の至る所にあった小さなゲーセンは軒並み閉店し、中規模施設であっても相当苦しい話を聞いている。だが、まさかワンダータワークラスの巨大施設までもが無くなるとは思わなかった。これも時代なんだろうか。

ワンダータワーの跡地には、H&Mが入るそうだ。京都の顔だったゲーセンがまた一つ、消えていく。

24時間戦いました

依頼が来たのが昨日の14時、公開されたのが今日の14時。きっちり24時間、布団に入ったのは午前6時半の事でございます。以前ノリで場内地図なら作りますよ、なんて言ったのがホントになるとは。根性で頑張りました。

これは一般入場日のほう。プレスデーのほうも僕が作りました。一応26時くらいには仕上がってたんだけれども、細かい修正やらチェックやらやってたら夜が明けてまして。目が覚めてからリストの差し替えがあったりしまして。タフな作業となりました。皆様お疲れ様でございました。

で、久々に3時間睡眠なんて無茶(僕は7時間寝ないとおかしくなる)をやらかして、朝から銀行やら社会保険事務所やら仕事の電話やら受けてたんだけども、自分自身が上手くコントロール出来ない。寝不足の時は凄まじく機嫌が悪くなるんだけども、今日はそれだけでなくてやたら笑ったり恐ろしく穏やかになったりとコロコロ変わっていく。そんな自分を俯瞰で見ている自分が居て、ああこれ面白いな、と笑ったりして。傍から見てたら気持ち悪かったやろうなあ。

マップの公開も終わり、特に問題も無くみんなが活用しているのを確認して、ようやく肩の荷が下りた。さあ、それじゃ寝ようかなと思ったその矢先。全く予期せぬところから、全く予期しないものが飛んできた。

ああああああ、ああああああああああああ

果たして僕とPLAYISMさんは、BitSummitでどういう事になってしまうのでしょうか。

残り、24時間

今年最初のヤマがやって来た。締め切りはまさかの明日。何とかする。

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