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日常 Archive

ジングルが完成

入力にクセがある。

色々いじくり回している内に、ステージクリアっぽいジングルが完成。ゲームの元ネタがバンドものという事で、曲もバンドっぽくしてみたが、A社長から「もっとポップでキュートなんを」と言われボツに。それでも数年振りに曲が完成したという事が嬉しくて仕方ない。前に作曲やってた時は、こんなに楽しくなかったよなあ。折角なので、以下にボツになったジングルを掲載してみる。すぐ下にある、小型プレーヤーでご試聴いただきたい。ものの10秒ほどの曲なので。

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今度は香里園へ

京阪電鉄侮りがたし。

新しい仕事の打ち合わせで香里園へ。何か最近、枚方方面ばっかり顔を出している気がする。駅でP社のTさんと待ち合わせをし、そのまま依頼主の会社へ。

今日お邪魔したのは、主にハードウェアの導入やセッティングを行っている会社のようだ。それに伴い、ちょくちょくWeb関係の仕事も依頼されるのだとか。セキュリティがしっかりしているようで、至る所にカメラなどが設置されているのが印象深い。しばらくして、P社のTさんの酒飲み友達とも言えるN社のFさん、Tさんが登場。

ここからは真面目な仕事の話だ。僕のスキルと、先方の依頼内容とを突き合わせて話し込む。動的サイトならばP社のTさんの出番なのだが、今回の案件は僕だけで何とかなりそうな感じだ。が、聞けば設計以外で色々と苦労している部分があるらしい。色々話を伺ったが、前職時代に似た事柄で辛酸をなめまくった事を思い出した。N社のお二人と、憂鬱な気分を共有する。

打ち合わせ後、P社のTさんとスタバへ。仕事に対する姿勢について色々話をした。何かここ数年で、どんどん人間としての丸さが無くなってきている気がするんですよねえ、結構ハッキリ言ったり、厳しい意見をぶつけたりもしますし…といった話をすると、「それは自分自身の考えが固まってきて、芯が出来たからじゃないですか」と。若い頃は経験不足もあって、何かと必要以上に謙遜してしまうものだが、それが無くなってきた、という事なのだろうか。だとしたら、今の姿こそが『普通』なのかもしれない。

改めて振り返ってみて、この2年ほどで経験した全ての事柄は、僕を大きく変えたと思う。スタンスも、考え方も、戦い方も、30歳の頃とは比べものにならないくらい、『攻め』に切り替わった。前職に留まったままだったら、きっと愚痴ばっかり言って色んな事にも気付かなかっただろう。独立して、色んな人と仕事が出来て、本当に良かったと思う。

落ち込んだ時の対処法(3)

ちゃんと動いた。

作曲。A社長からの依頼。実に5年振りにシンセ Roland XV-5080を引っ張り出してきて、フリーのシーケンサ『Domino』を導入。驚いた事に、XV-5080の使い方を身体が覚えていた。これだけブランクがあったのに、何一つ迷わず作業が出来ている事が不思議でならない。ピアノの修行もあってか、昔より格段に作曲レベルが上がっている(マシになっている)。もう少しピアノが上手くなったら、またちょこちょこ始めようかなあ、作曲。

落ち込んだ時の対処法(2)

河原町今出川。

外出。散歩がてら、無香空間などを買い込む。銀行で両替もしてきた。料理の本などを読んでちょっと勉強。平日の昼間から大男が銀行で料理の本を読んでいるというのは、結構シュールかもしれない。

お使いも頼まれたので、バイクでノンビリ行ってきた。散歩もそうだが、外に出るとそれだけでちょっと気分が楽になる。こんな些細な事で喜びを感じるという事は、知らず抑圧された日々を送っていたのだろうか。出先で前々職でお世話になったT社長と2年振りの再会。まさかここで会うとは。

落ち込んだ時の対処法(1)

メンテナンス性良し。

マウスの掃除。こういうチマチマした作業は嫌いではない。サンワサプライのイオシリーズを愛用しているのだが、最近チャタリングが酷いので意を決してバラす事に。ネジ1個だけのお手軽解体だった。中から出て来たのは、小指の爪くらいのサイズのホコリ玉。これ、どうやって入り込んだんだ。それともちょっとずつホコリを取り込んで成長したのか。

しっかりダスターで拭いて、綺麗に元通りにしたが、今の所チャタリングは直る気配が無い。寿命か。

大チョンボで丸一日潰れる

ヘルメットを落として破損し、頂きものの松茸を腐らせ、エアコンの領収書を紛失(後に発見)した。だが、今日やらかした大チョンボはそんなものでは無かった。たった数分のミスで、文字通り丸一日棒に振ってしまったのだ。もう本当に情けなくて情けなくて。自分の阿呆さ加減に心底嫌気が差した。何の為に昨日全ての用事を済ませたのかと。

見慣れぬ番号

お土産はイスラエル発のチョコレート、Max Brenner。

夜に見慣れぬ番号から着信。出てみたら、ニューヨークへ出張している役者のYさんだった。唐突過ぎて驚いたが、「今近所に居ます」と言われて更に驚いた。どうやら休暇を取って、京都へ帰ってきているそうだ。折角なので遊びに来て貰った。

Yさんがアメリカへ旅立って半年。何となく1年くらいかなあと思っていたのだが、そんなものらしい。という事は、まだ1年半あるんやねえみたいな話をしていたら、「ひょっとしたら延長するかもしれません」と。向こうの職場でも普段は日本語ばっかりらしく、意外と楽だという話も聞かせて貰った。

苦労している事と言えば、治療費がバカ高いとか。歯医者の治療で、神経を抜くのに数十万かかるなんて話を聞いて卒倒。どうやら保険の適用範囲が日本と異なるらしいのだが、それにしても…ただ、治療はごく少ない回数で済むらしいので、そういう意味ではちょっとは納得出来る価格、だろうか。

危険な出会い・アップライトピアノ編

予定よりずっと早く仕事が終わったので、その足で四条大宮へ。JEUGIAでピアノの椅子を買って帰る事にした。先日相手をして貰ったスタッフのNさんに、再び相手をお願いする事にする。

椅子のほうはほぼ即決で、普通のヤツを選んだ。13,000円程度。後から考えれば当たり前なのだが、これ、自分で組み立てるらしい。てっきりそのまんま箱に入れて持って帰るモンやと思い込んでいて、こりゃバイクじゃ積んで帰れんなあと思ってバスを使おうと思っていたのだが、十二分にバイクに積めるやんこれ。僕は阿呆だ。

で、椅子だけ買って帰るのも味気ないので、またちょっとピアノを触らせて貰った。若いのに営業が上手いスタッフのNさん、腹の探り合いと言うよりは、もう既に腹を丸出しで会話させて貰っている。そんなNさんの一押しアップライト、YAMAHA YUS5を触らせて貰った。

これ、凄い。とてもアップライトとは思えない。鍵盤の木がちょっと独特で手触り抜群。深さもあってタッチがすこぶる気持ち良い。更に、楽譜立ての部分やサイドに穴が開いていて、ちゃんと前から音が聞こえる。アップライト特有の篭もった感じが全く無いし、何より音が非常に立っている。ストライクゾーンド真ん中。音色には個人によって好みがあると思うが、僕にとってはこれや、と確信めいたものがあった。で、価格を見て後ずさる。希望小売価格120万。

他のアップライトやグランドも触らせて貰ったが、YUS5ほどグッと来るものが無かった。どちらかと言うと丸い印象の音色が多く、大人しい印象を受けるものがほとんどだ。YUS5は、ここにあるピアノのどれよりも攻撃的に映る。恐らく探せば攻撃的なグランドピアノも見つかるだろうが(ジャズバーのKAWAIのように)、そんなもん置くスペースも無いし、だいいち価格がヤバ過ぎる。いや、120万でも十分ヤバいのだが。ちょっと、頑張って貯金しようかな、と。

座り語心地も悪くない。

8kgほどのピアノ椅子を抱えてバスに乗り事務所へ。11年前、20kg近いクラビノーバを大阪日本橋から持ち帰った僕だが、今は8kgでもかなり堪える。つくづくバイクにしときゃ良かったと。帰ってすぐに組み立てを行ったのだが、この椅子、国産で、しかも浜松産じゃないか。素晴らしい。今の事務椅子より最低座高がやや高いが、慣れれば事務椅子としても使えそうな好感触。座禅も組める。

京田辺アドベンチャー

誰も居ない片町線。

打ち合わせで京田辺市へ。京都に33年も住んでいながら、正直、一度も行った事が無い場所だ。地下鉄→近鉄→JR片町線と乗り継ぎ、やってきたのは藤阪駅。ここで先日枚方でお会いしたO社長(今はCEOになったそうだ)に迎えに来て貰う事になっていたのだが、電話をすると「申し訳無いけどタクシーで来て貰える?」との事だった。

言っちゃなんですが田舎。でも隣の駅は新興住宅街。

全く知らない土地。方角すら解らず、手元にあるのは新会社の住所のみ。おまけにこの駅、どうやら利用客がかなり少ないらしく、タクシー乗り場はおろか、目の前の交差点は柵で囲まれており、タクシーを止める事すら難しい。というか、タクシーが見当たらない。そもそも需要が無いのか気付かれないのか、どの車も猛スピードで走っている。とにかく情報が欲しいので、携帯からGoogleMapで住所を打ち込み、周辺地図を引っ張り出した上で近くにいる人に聞き込みをしてみた。何かアドベンチャーゲームみたいじゃないか。

幸い話しかけた人は親切で、色んな事を教えてくれた。「この駅の一つ手前か向こうの駅なら、タクシー乗り場やバスがあるんですよー、ここ、ホントに何も無い駅なんです」と。うおおどうすりゃ良いのか。どうやら新会社は山のド真ん中にあるらしいのだが、そっち方面へ向かう車は絶望的に少ない。タクシーを拾える可能性があるのは、やはりこの交差点のみか。柵から身を乗り出しながら、10分以上待っただろうか、ようやく空車のタクシーを発見。救助船を見つけた遭難者の様な身振りで必死にアピールをし、柵の無い場所までダッシュしてようやくタクシーゲット。

さて、ここからが問題だ。GoogleMapと住所だけが頼り、果たしてこれでどこまで行けるのか…と思ったら、このタクシー、カーナビがついてるじゃないか。有難い、ここいらのタクシーはカーナビ付いてるんですねと聞いたら、「いやあ、もう一人のドライバーが個人で付けたもんなんです」と。これをラッキーと言わずして何をラッキーと言うのか。慣れない手つきでカーナビを操作して貰い、目的地が判明。当たり前だが、携帯のGoogleMapよりずっと解りやすい。

が、目的地に近づくにつれ目標とする建物などが無くなり、車内は不安に包まれる。岐路に差し掛かる度、多分こっちじゃないかなあ、みたいな感じで細い道を進む事数分。運転手さんが新会社の看板を発見。やった、辿り着いた。we can do it.

とてもデカい。

で、往復2時間半で肝心の打ち合わせは30分ほどで終了。だが、大きな収穫のあった30分だった。職場も大人の子供心をくすぐりまくる所で、見ているだけでも全然飽きない。何より、スケールが違い過ぎる。来年が楽しみだ。

やたら可愛いトンネル。

帰り道、携帯でメールの返信に勤しんでいたら片町線で乗り過ごした。気付いた時には同志社前駅。降りて気がづいた。ここ、単線だったのか。

予想だにしない来客

喫茶店の手伝いをしていると、突然添乗員のような人が駆け込んできて、「すいません緊急なんです、お手洗い借りられますか!?」と聞いてきた。かなり切迫しているようだったので、すぐにトイレの場所を教えた。どうやらツアー客の一人が、突然激しい腹痛を訴えたらしい。

聞けば日帰りのバスツアーらしく、店の外に出たら大型観光バスがでんと停車していて圧倒された。何でも香川から来たそうだが、複数のツアー客が混在しているそうで、時間の遅れはかなり致命的らしい。かなり落ち着きのない添乗員さん。「スイマセン、下剤とかありますか?」と聞かれたが、残念ながらウチは喫茶店で下剤は常備していない。

その後、20分強で無事お客さんは危機を脱出。顔色もかなり良くなって安心したが、さてはてツアーの方はどうなったのやら。致命的な事になっていなければ良いのだが。

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