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危険な出会い・アップライトピアノ編

  • 2010-11-29 (月) 0:45
  • 日常

予定よりずっと早く仕事が終わったので、その足で四条大宮へ。JEUGIAでピアノの椅子を買って帰る事にした。先日相手をして貰ったスタッフのNさんに、再び相手をお願いする事にする。

椅子のほうはほぼ即決で、普通のヤツを選んだ。13,000円程度。後から考えれば当たり前なのだが、これ、自分で組み立てるらしい。てっきりそのまんま箱に入れて持って帰るモンやと思い込んでいて、こりゃバイクじゃ積んで帰れんなあと思ってバスを使おうと思っていたのだが、十二分にバイクに積めるやんこれ。僕は阿呆だ。

で、椅子だけ買って帰るのも味気ないので、またちょっとピアノを触らせて貰った。若いのに営業が上手いスタッフのNさん、腹の探り合いと言うよりは、もう既に腹を丸出しで会話させて貰っている。そんなNさんの一押しアップライト、YAMAHA YUS5を触らせて貰った。

これ、凄い。とてもアップライトとは思えない。鍵盤の木がちょっと独特で手触り抜群。深さもあってタッチがすこぶる気持ち良い。更に、楽譜立ての部分やサイドに穴が開いていて、ちゃんと前から音が聞こえる。アップライト特有の篭もった感じが全く無いし、何より音が非常に立っている。ストライクゾーンド真ん中。音色には個人によって好みがあると思うが、僕にとってはこれや、と確信めいたものがあった。で、価格を見て後ずさる。希望小売価格120万。

他のアップライトやグランドも触らせて貰ったが、YUS5ほどグッと来るものが無かった。どちらかと言うと丸い印象の音色が多く、大人しい印象を受けるものがほとんどだ。YUS5は、ここにあるピアノのどれよりも攻撃的に映る。恐らく探せば攻撃的なグランドピアノも見つかるだろうが(ジャズバーのKAWAIのように)、そんなもん置くスペースも無いし、だいいち価格がヤバ過ぎる。いや、120万でも十分ヤバいのだが。ちょっと、頑張って貯金しようかな、と。

座り語心地も悪くない。

8kgほどのピアノ椅子を抱えてバスに乗り事務所へ。11年前、20kg近いクラビノーバを大阪日本橋から持ち帰った僕だが、今は8kgでもかなり堪える。つくづくバイクにしときゃ良かったと。帰ってすぐに組み立てを行ったのだが、この椅子、国産で、しかも浜松産じゃないか。素晴らしい。今の事務椅子より最低座高がやや高いが、慣れれば事務椅子としても使えそうな好感触。座禅も組める。

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