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日常 Archive

洞窟物語のウラガワのウラガワ・三次会編

イベント終了が17時半、そのまま近場の居酒屋へ移動して18時。かくして三次会に集まったのは、NIGOROのPANDAさん、ならむらさん、サミエルさん、開発室Pixelの天谷君、naoさん、ナオクさん、僕の7名。朝からあれだけ頑張ってるのに、みんな疲れが見えない。打ち上げが楽しみ過ぎるのか、それともただのランナーズハイか。いよいよ宴が始まる。乾杯。

始まってすぐ、「うわ!」とPANDAさんが叫んだ。twitterで今日の反応を見ようとしていたら、Googleトレンドに『洞窟物語』の文字が。動揺する我々。ニコ生の視聴者数も12,000を超えたって言うし、一体何が起こってるんだ。だんだん怖くなってきた。

そう言えば二次会でも話題になっていたのが、このホワイトボード。「この点線が、NIGOROと開発室Pixelの越えられない壁」とならむらさん。全員噴飯。ホントにハッキリと二人を表している絵だと思う。天谷君とならむらさんは好対照だ。多分、普通に会話してるだけで漫才になる。

以下、ダイジェストになり切らないダイジェストでどうぞ。酒が入り、なおかつ全体の半数以上がMSXユーザなので、会話の内容がどんどん狂っていきます。僕の記憶もかなり怪しいです。ご了承を。

  • サミエルさん「From Dustのセーブデータはどういう技術で管理してるんかをnaoさんに話してみたら、naoさんが既にシミュレートしてた」
  • PANDAさん「何か僕とタイロンに『ボロス』ってコメントが付いてたんだけど」 天谷君「どっちが2Pカラー?」
  • 天谷君「(イベント直前のお客さんの行列を見て)知らない人が一杯いる!みんな僕より背が高い!怖い!」
  • PANDAさん「任天堂は白くて広い」 天谷君「僕、する事無くて、ずっとロビーで絵描いてた」
  • ならむらさん・サミエルさん「何で『社長が訊く』でMSXが出てこんのよ、社長はMSX畑出身やろ、ウチに訊け!」
  • PANDAさん「DSをポケットから出すの失敗して、逆に良かったね」 天谷君「僕、スティーブ・ジョブスのプレゼン、見た事無くて…」
  • PANDAさん「NIGOROでは、ネタを作った人間が吹き替えもやる」 天谷君「僕もいかちゃんの吹き替えやってる」
  • ならむらさん「バトルフィーバー」

  • ならむらさん・サミエルさん「LA-MULANAはMuSICAで音作った」
  • ならむらさん「LA-MULANAの攻略本を作る為に、古本でAll about namco IIを買ってきた」
  • ならむらさん「目指したのは、スターフォース攻略本の胡散臭さ、特にゴーデスとかの説明のノリ」
  • ならむらさん「ナイコン族時代、街の電気屋でFOR~NEXTとBEEPで時限ブザー作って、新手のピンポンダッシュを…」
  • ならむらさん・サミエルさん「1ライン2色でどうにかやりくりをして…」
  • サミエルさん「MSXで一番イカレた色使いしてたのはT&Eとコナミ、縦のグラデーションの使い方が異常」
  • ならむらさん「草原のパターンに紫とか赤とか、普通考えられないような事をしてマイルドさを出して…」
  • 天谷君「何でそんな手間な事するの?」 ならむらさん・サミエルさん「MSXだから」
  • サミエルさん「ハイドライド3はMSX1版が至高、MSX2版は動作ノロいわスクロールが切り替えやわ…」
  • ならむらさん「心の師匠は山下章」
  • サミエルさん「小6くらいの時って、クラスでディーヴァのハード派閥争いしたよね?」

やっぱり全体的におかしい。特にならむらさんとサミエルさんが。僕がポロッと出すMSXネタを、少なく見積もっても3倍くらいにして返してくる。偽スクリーン4の話で盛り上がれるとか、どうかしてるぞこのメンバー。上記のダイジェスト以外にも、濃過ぎる話やヤバ過ぎる話がてんこ盛り。いやいや、『日本のインディーズゲーム業界』とか、マジメな話も結構あったんですけどね。あと、この時『何故LA-MULANAはカレーなのか』という理由を知ってしまいました。身を隠した方が良いかもしれない。

流石に終電がヤバいという時間になってきて、残念ながらここでお開きに。恐ろしい事に4時間近くノンストップで喋っていた。今日一体、何時間喋ってるんだ僕ら。それでも一向に疲れが見えないというのは、やっぱりみんなゲームが好きなんだなあと。誰かの家とかで打ち上げをやらなくて良かった。このメンツだと、ヘタすると明け方まで喋ってる。

帰り道、良い感じの吹き抜けフロアを見たサミエルさんが「あそこに敵を配置して、こうトラップを…」という職業病を発揮し、天谷君がならむらさんのマンガ通りやらかし、良いオチが付いた所で解散。こうして面白いオッサン達の夢の様な一日は、終わってしまった。

これにてイベントレポートは終了です。皆さんのおかげで最高の一日になりました。また是非、皆さんとお会いしたいと腹の底から願っております。長文乱筆にも関わらず最後まで読んで頂き、本当に有難うございました。

宴の後

とにかく宿を探して荷物を置こう、と地図を広げて歩き出した。が、道が見当たらない。ガード下から川を渡ってすぐそこ、という事らしいのだが、それらしき道が何処にも。おかしいなと思いながら、迂回しようとワンブロック位重い荷物を抱えて歩くも、それらしき姿は確認出来ず。何処にあるんよヴィアイン秋葉原。駅からすぐって書いてあったのに、もう20分近く彷徨ってるぞ。ふと地図を見直すと、秋葉原のガード下から真っ直ぐ道が伸びている。どうやらここへ行けばOKらしい。

ガード下を2往復したくらいで気が付いた。シャッターとシャッターの間に、細い細い路地がある。ちょっと待て。本当にここか。これどう見てもファイナルファイトやぞ、向こうからナイフ持ったお兄さんとか出てくる暗さと狭さやぞ。ただでさえ両手が塞がってるのに、ホンマにこんな所進んで大丈夫か。

腹を括って進んでみると、そこには良い感じの景色が待っていた。さっきまでの恐怖感はどこへやら、カメラを取り出してバシャバシャ撮り始める。そこへ女性が通りがかった。多分、今はこの女性の方が相当ビビってるんやろうなあ。申し訳無い。

橋を降りて、改めて後ろを振り返る。『神田ふれあい橋』、きっと昼間はそうなんだろう。昼間は。夜のこの雰囲気、どうよ。ふれあってますか。

程無く宿は見つかった。とても綺麗で過ごしやすい感じだが、何故か1フロアごとに名前が付いている。それも、全部フォントの名前。Futura、Helveticaなんて普通の人が見ても気付かんだろうな。僕の止まった8FはOptimaだった。良いなあOptima、MacのOSXじゃ標準装備なんよなあ。欲しいよなあ。

さて、これにて今日はお疲れ様でした…というにはまだ早い。未だに興奮が冷めていないのだ。このままベッドに入っても、確実に寝られない。適当に整理だけして、カメラを手にホテルを飛び出した。向かうは真夜中の秋葉原だ。

結論から言うと、収穫はほとんど無かった。話には聞いていたけども、ホントに眠るのが早いなこの街。やっていたのはネカフェやメイド喫茶&コスプレ酒場とかくらいで、後はAKBの劇場にやたら沢山の若者が居たくらいか。実は僕、AKBの事は48人居るくらいしか知らない(もっと多いとも聞いた)。やっぱ来るなら、土日の昼間なのかなあ。

そのまま宿へ戻り、久々に湯船につかり、2時間ちょっとしか持たないPCで必死に日記を書いて就寝…出来なかった。やっぱりまだ、興奮は冷めていなかったのだ。携帯片手にずっとtwitterを眺めていて、気が付いたら眠っていた。僕の11月3日は、こうしてようやく終わりを告げた。

新幹線地獄と晴美天国

新幹線に飛び乗ってから気付く。暑い。尋常じゃなく暑い。革のジャケットを着ていたのだが、思いっきり汗が噴き出してきた。ちょっと待て、今日11月よな。これ冷房の要る暑さだぞ。脱ぎたいのだが、隣の席が近過ぎてジャケットを脱ぐスペースが確保出来ない。とにかく時間を潰そうとしたが、ACアダプタを忘れた為にノートPCのバッテリーを惜しんで何も出来ない。せめて景色でも見て気を紛らわせようとしたが、窓の外は漆黒で何の楽しみも無い。折角の新幹線なのに、何でこんな地獄を味合わなければならない。誰だ夜の新幹線なんて新鮮で楽しそうなんて思った馬鹿は。

隣の女性は名古屋にて席を立った。ようやっとジャケットを脱ぐ。頂きもののサンドイッチを頬張り、とにかく早く東京についてくれと祈る。残された娯楽は携帯くらいのモンだ。不安定な電波の中で、必死にtweetを続ける。どんどん情けない気分になってくる。こんなテンションで明日を迎えて大丈夫か。

22時半、東京到着。いつもなら何らか感慨深くホームに佇んだりするのだが、今回は『一秒でも早く宿で休みたい』という気持ちで一杯だった。恐ろしく重たいカバンを抱えて、目指すは晴美グランドホテル。埋立地のど真ん中にある、古くからあるホテルらしい。携帯片手に移動を重ね、ようやくやってきた勝どき駅。少し歩いたそこは、海だった。

うおー、何じゃこれ。こんなん京都では絶対見られん光景だ。疲れも忘れて荷物をほっぽり出し、Nikon D7000を抜き出してバシャバシャ撮影。通行人に怪訝な顔をされても知るかそんなもん。嗚呼畜生、三脚持って来れば良かった、もっと良い写真が沢山取れたのに。いやチェックインの時間もそろそろヤバい。泣く泣く小走りでホテルへ向かう。

1泊4,000円、一人なのにツインの部屋。そういうプランなのだが、無駄に広くてもてあます。部屋自体はやや古めかしいが、快適さには問題無し。それより疲れた、とにかく疲れた。PCをバッテリー起動、ネットに繋いで最少時間でブログを書いてお休みなさい。明日は8時起床の予定だ。

「お忘れ物はございませんか?」

20時16分の新幹線で東京へ。その時間ギリギリまで、仕事をしていた。これが実にマズかった。ギリギリまでやり過ぎたのだ。気が付いたら、地下鉄ではもう間に合わない時間。急いで事務所を飛び出して、滅多に使わないタクシーを停めた。スイマセン、20分で京都駅まで行けますかね?

「ええっ、20分ですか!?うーん…信号のタイミングが良くて、ギリギリ20分…」と運転手さん。次の瞬間には、勢い良くスタートしてくれていた。「恐らく、20時10分くらいに着けるかな…」と、信号のタイミングを考えながらルートを決めていく。ツイてる、この人慣れてる。「でも、新幹線の切符って1回は時間変更出来る筈ですよ?」との言葉でかなり救われた。でも、どうせならちゃんと乗りたい。他の時間だと、座れるかどうかも微妙だし。

「そう言えばお客さん、忘れ物とかされてませんか?こういう時って、案外忘れものするんですよ…」と言われて、ポケットをまさぐる。真っ青になった。あるべきはずの場所に、携帯が無い。思わず呻く。が、腰を浮かしたら尻の下から携帯が出て来た。脂汗も出て来た。

結果、ホントに20時10分に到着した。うおお、プロ中のプロだ。少し前でメーターを停めて貰った上に100円以下をまけて貰いそうになったので、慌ててちゃんと払った。ホントはチップ的なものも出したかったのだが、予算が無い。お礼を言って、急ぎ新幹線のホームへ。まだ余裕があったので、少し写真を撮ってから到着した新幹線に乗り込んだ。カバンを空けてみる。ノートPCの電源ケーブルを忘れた事に気が付いた。

悲しい知らせ

東京旅行二日目に会う予定だった、テネシーのRからメールが来た。スケジュールでも送ってくれたんかな、と思って読み始めた瞬間、頭を抱えた。言葉が出て来ない。どう声をかければ良いのか解らない。とにかく今は、自分の身体が一番大事だから、ゆっくり休んでほしい。

東京では仕事を忘れたい

今年の10月は、何をやってもとことん真っ直ぐ進まない。悉く想定外の事態が起こり、半泣きで収拾に追われる。そんな日々がずっと続いた上に疲れが溜まって、とうとう体調がおかしくなった。明日からの喫茶店ギャラリーの準備で、アクセサリのOさんや染織のTさん達が来ていたのだが、挨拶するのがやっとの状態。それでも仕事はこなさなければならない。今日頑張らなければ、東京で仕事をする事になってしまうのだ。

一つ目の仕事のバグが取れない為、先に二つ目の仕事を片付ける。こちらは幸いそれほど難しくない作業だったので、可能な限り早く終わらせた。チェックがしやすかった事も幸いした。ノートPCを畳んで、近場の内科へ飛び込む。診断結果は、「解らん」だった。過労と逆流性食道炎の組み合わせやと思うけど、眩暈と寒気が解らない、熱や風邪では無いようだし…と。物凄い不安なんですけど。とにかく胃腸薬を貰ってすぐ事務所へ帰還。

23時半になって、ようやく一番キツかったSSLのバグを取る事が出来た。単純に、JSの指定でhttpsがhttpになっていただけの事だった。ただ、ドメインを変える前まではこれでちゃんと通っていた筈なのだが…とにかく問題無く完全動作したので良しとする。東京がハッキリ見えた。

3人でタイトロープ

今日は10月の最終日。本来ならば、4つの仕事の締切日だった。色々あって、そのうち3つは延期。予定通り残ったのは、染織のTさんのネットショップだった。

今回、タイトロープを渡っていたのは僕だけではない。染織のTさんも、お手伝いのSさんも同じように渡っていた。このうち、誰か一人がコケていただけでも、今日の締切には間に合わなかっただろう。特にSさんの作業スピードには目を見張るものがあり、データ入力から様々なチェックまで、八面六臂の大活躍だった。

メインのサイトからリンクボタンを付けて完成。丁度日付が変わった頃に、予定通りリリースが出来た。お疲れ様、みんなよく頑張りました。

口ばかり動くオカン

仕事の合間を縫って、オカンの見舞いに行ってきた。手術がまだなので、未だベッドに括りつけられた状態なのだが、明らかに肌の色が良くなってきている。健康そのもののようだ。身体は動かせないのだが、口はよく動くのでやたら要望が飛んできた。というか、身体が動かない分、余計に口が動いている気がする。いつもにも増して冗談の量が多い。あと、動くベッドで遊んではいけません。

極限

朝起きて、さあ東京の為に今日も頑張るかと思った瞬間、眩暈と寒気が来た。何だこれ。椅子に座ってても目が回る。断続的に吐き気が。どうやら疲れが出たらしい。無理して頑張ってきた反動が来たか。ともあれ、食って寝れば治ると信じたいのだが、今日のはちょっとヤバい気がする。取り敢えず正露丸。山積してる仕事だけでもヤバいのに、今ここで倒れたら、ホントに何のために今月頑張ってきたのか解らなくなる。

真似出来ない仕事量

一日マスター2日目。やはり慣れない仕事か、朝からエラい疲れがたまっていた。有難いのか有難く無いのか、14時までは誰も来店が無く、ノートPCで仕事を続けていた。

が、14時を過ぎたら一気に常連さんが。ひいひい言いながら珈琲やら紅茶やらを淹れて対応する。昨日と違って、一時にお客さんが集中(と言っても数人だけど)する事が多く、エラい慌てる。それほど粗相はしなかったものの、閉店後はフラフラで畳の上に突っ伏した。動けない。でも、今日はこの後会合が有る。妙な吐き気もあったので、正露丸パワーで乗り切る事にした。手に匂いが付いた。

いやいや、これの倍以上の仕事を毎日やってるとは、オカン大したモンだわ。

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