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「お忘れ物はございませんか?」

  • 2011-11-02 (水) 0:35
  • 日常

20時16分の新幹線で東京へ。その時間ギリギリまで、仕事をしていた。これが実にマズかった。ギリギリまでやり過ぎたのだ。気が付いたら、地下鉄ではもう間に合わない時間。急いで事務所を飛び出して、滅多に使わないタクシーを停めた。スイマセン、20分で京都駅まで行けますかね?

「ええっ、20分ですか!?うーん…信号のタイミングが良くて、ギリギリ20分…」と運転手さん。次の瞬間には、勢い良くスタートしてくれていた。「恐らく、20時10分くらいに着けるかな…」と、信号のタイミングを考えながらルートを決めていく。ツイてる、この人慣れてる。「でも、新幹線の切符って1回は時間変更出来る筈ですよ?」との言葉でかなり救われた。でも、どうせならちゃんと乗りたい。他の時間だと、座れるかどうかも微妙だし。

「そう言えばお客さん、忘れ物とかされてませんか?こういう時って、案外忘れものするんですよ…」と言われて、ポケットをまさぐる。真っ青になった。あるべきはずの場所に、携帯が無い。思わず呻く。が、腰を浮かしたら尻の下から携帯が出て来た。脂汗も出て来た。

結果、ホントに20時10分に到着した。うおお、プロ中のプロだ。少し前でメーターを停めて貰った上に100円以下をまけて貰いそうになったので、慌ててちゃんと払った。ホントはチップ的なものも出したかったのだが、予算が無い。お礼を言って、急ぎ新幹線のホームへ。まだ余裕があったので、少し写真を撮ってから到着した新幹線に乗り込んだ。カバンを空けてみる。ノートPCの電源ケーブルを忘れた事に気が付いた。

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