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技術 Archive
38×40ピクセルの視覚
- 最新式「人工眼」が成功、歩き回るほどにも視力回復(AFPBB News)
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2774385/6435677
ちょっと前にも電気的な人口眼ってニュースになっていた気がするが、かなり精度が上がってきているようだ。38×40ピクセルというと、ピクセル数だけで言えばデスクトップにあるアイコンよりも少ない事が、何も見えないのから比べれば圧倒的に有力な情報源となるだろう。それにしても、機械と脳が繋がるというのは、いつの時代になってもドキドキするものだ。好奇心と畏怖が混ざった、複雑なドキドキだ。
足跡から特定に至るとは限らない
- 【尖閣ビデオ流出】ネットカフェ投稿で海保「想定外だ」(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101110/crm1011101048016-n1.htm
全くの想定外って、あんた…バレずに投稿すると考えたら、大勢の人間が一度にPCを使える場所に持ち込むか、野良AP(セキュリティ対策がされていない一般回線、使うと違法)を使うに決まってるだろう。何重にも串(proxy)を通すという手もあるが、そっちよりもずっとバレにくいだろうし。本当に免許制にしたらどうだ、官庁でのネット利用に関して。ぬる過ぎる。
止められないインターネット
- 「時代が1つ変わってしまった」──ネットで既存メディアを飛び越えた「尖閣ビデオ流出」 (ITmedia News)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1011/08/news015.html
個人が自由に情報を発信できる時代になり、バイアスやフィルタがかからないという理由でメディアを通さずやり取りをする人が、ここ数年で激増した。古くはメルマガに始まり、ブログ、SNS、Twitter、Youtubeなどの動画サービスなど。ありとあらゆる情報発信サービスが無料で使える時代。個人が国家を打ち負かす時代。個人的には大歓迎だ。情報操作を行ってきた機関にとっては『目の上のたんこぶ』以外の何物でも無いだろうが、これこそが正常な世の中なんじゃないのか。情報は鵜呑みにするものではない。反芻して理解するものだ。
尖閣ダダ漏れ
- 尖閣映像流出事件まとめwiki
http://w.livedoor.jp/senkaku_youtube_/
先日、Twitterで技術屋のI君と「映像漏れたりしてなあ」と話してたら、もう漏れた。それもYoutubeを通じて全世界に漏れた。日本のインターネット界始まって以来の大事件だ。いやー、個人の力で簡単に国家って足元救われるんすね。傑作だ。このどうしようもない政党がどう責任取るつもりなのか、もう今から楽しみで楽しみで。素人が現場の意見を聞かずに強権を振りかざすからこうなったんじゃないのかと。口蹄疫の、事業仕訳の、普天間の、全てのツケが回って来たといった印象だ。もう誰からも信頼されていないのだろう。
改めて映像を見た上で、限定公開された映像を見た政治家の反応一覧を見ると、とても愉快な気持ちになれますよ。次の選挙の参考にして頂ければと。政治家の嘘がすぐ解る、良い時代になりました。まあ、ちゃんと責任取って下さいね。ちゃんと。
で、だ。こんな簡単に国家機密が世に流れ出るってのは、PCやインターネットとは何ぞやと言う事を理解していない人間が多いという事だ。古くはライブドアの偽メール問題から始まり、どうもお偉いさんはネットに対する認識が甘過ぎる。で、何かと規制規制と声を上げる訳だが。ロクすっぽ中身を理解していない道具で重要書類を扱うな。自分の無能を道具のせいにするな。無免許運転で人を撥ねてから「車は危ないから乗るな」と叫んでるのと同じで、はなはだ迷惑だ。
自然なリアルさを持つロボット
- ついに「不気味の谷」を越えた?日本の最新人型ロボットに話題騒然(ひろぶろ)
http://www.hiroburo.com/archives/51184510.html
これは凄い。中途半端にリアルだとかえって違和感や恐怖感を感じるという『不気味の谷』を越えたロボットが現れた。ところどころ違和感を感じるが、本当に良く出来ている。どえらい時代が間もなく訪れようとしているのだろうか。
ノートPCは恥ずかしい?
- 「ノートPCは恥ずかしい」そんな時代がやって来る? (Slashdot.JP)
http://slashdot.jp/mobile/article.pl?sid=10/10/30/0613215
ソフトバンクの孫社長が、「極論だが、ノートPCやNetbookを持ち歩くのが恥ずかしい、そんな時代が来る」と語ったそうだが、それに対するスラド民のコメントがこちら。
何を持っているから恥ずかしいとか、誇らしいとか、そういう発想自体が恥ずかしい。
「ノートPCを持ち歩くのは恥ずかしい、Netbookは隠さなければならない、極論だが、そんな時代が来る」というのは、すなはち、「iPadを持ち歩くのは恥ずかしい、iPadは隠さなければならない、極論だが、そんな時代が来ている」という現状を物語っているのです。
至言。ノートPCが不要になる頃には、恐らくスマートフォンも全く違うものに取って代わられているだろう。
ロボットの『掴む』技術
- なんでも掴めるドラえもん風ロボハンド Jamming Gripper(engadget japan)
http://japanese.engadget.com/2010/10/28/jamming-gripper/
とても簡単な機構でなんでも掴めてしまうロボハンド。なるほどなあ、こういうやり方もあるのか。ロボットに物を持たせるというのは本当に難しく、長い間大きなテーマとして存在していたと聞くが(小学校の頃に読んだ学研の別冊にも書いてあった)、これはひょっとしたらいけるんじゃないか。ドラえもんもビックリだ。
棋士vsコンピュータの裏側
- 4種の将棋ソフトを組み合わせた「あから2010」女流王将を下す。歴史的対戦棋譜を動画で再現してみた(4Gamer.net)
http://www.4gamer.net/games/035/G003529/20101012075/ - ハートキャッチあから?!(俺の邪悪なメモ)
http://d.hatena.ne.jp/tsumiyama/20101013/p1
Xeon169台、676コアの化け物に4種の将棋ソフトを交えて合議させた、超スーパー将棋ワークステーション、とも言うべきだろうか。とんでもないスペックじゃないかこれ。ここまでやって、それでも人間と互角に近いってのも驚きだ。棋士に、何より将棋の奥深さに。
「まるで人間と指しているようだった」というコメントが出た程の『あから2010』。東京大学大学院情報理工学系研究科長、萩谷 昌己氏の挨拶がまた素晴らしい。以下に引用する。これは名言じゃなかろうか。
太古の昔から日本人は自然界のあらゆる事物に人格を見出す民族であり続けています。日本人は機械に対しても寛容であり、機械に人格を感じることさえ普通のことです。このことは、かなたの小惑星から戻って来た人工衛星(人工惑星)に強い愛着を持つことからもよく理解できます。私は、このイベントは決して人間対機械という構図で捉えるべきではなく、今日というこの日は、機械が機械として人間の世界で認められた画期的な日として、歴史に刻まれると思っています。これから、長年に亘って、将棋の世界は、人間が人間として、機械が機械として、入り乱れて戦うという次のステージに入るのではないでしょうか。そのような歴史的な日に立ち会うことができて大変幸せです。人間である清水女流王将にも、機械であるあから2010にも、真剣勝負を期待しております。
さて、次なる対戦相手は誰になるのだろうか。楽しみだ。
サイトエクスプローラーが消える
P社のNさんとSkypeでSEOについて話していたのだが、紹介しようとしたYahoo! サイトエクスプローラーが近日中に終了、とか書かれてて思いっきり取り乱した。Yahooの検索エンジン(YST)にWebサイトを覚えて貰うのに愛用していたのに何故、と思ったが、そういや検索エンジンのシステムをGoogleに切り替えるとかいうニュースを聞いていたので、嗚呼それかと。焦って損した。
女流王将がPCに負けた
- 将棋ソフトが初勝利 清水市代・女流王将を下す(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/culture/igo/101011/igo1010111937000-n1.htm
うわあー。人間負けた。ついに負けた。春頃から楽しみにしていた対局だったが、まさか負けるとは思わなかった。ついにここまで来てしまったか将棋ソフト。記事を読んでみると、どうやら中盤に勝負に出た人間側が制限時間を使い果たしてしまい、一気に苦しくなったようだ。制限時間で言えば、PCのほうがずっと有利だろう。このまま勝ち進むと、羽生さんが出てくる事態にもなるそうだ。見たいような、見たくないような。
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